福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
生活相談℡0776-27-3800かshouju_suzuki@yahoo.co.jp

夜は寝ません、歩き続けるんです…

2009-04-27 11:49:33 | Weblog
●27日(月)
 最近、ホームレスの問題や、派遣切りで住居を失った方の相談など、生活相談が引っ切り無しにつづく。一つ一つを同時並行でこなしていくのだが、正直僕のキャパシティを超えてきている^^;なんとか進められる分だけ一歩一歩進めたいところだが、なにぶん相談内容が「明日、食べるためのお金もない…」などの切迫したものが多く「マイペースに…」なんていってられない状況だ。

 先週末は、橋の下で暮らすホームレスの方が入院が必要なほど病状が悪化していたため、市の地域福祉課と連携しながら入院にやっとこぎつけたなど七転八倒があったが、一番たいへんなのは40代女性の方の事例だ。

 この女性は12月末に県外の製造業の工場で派遣切りにあった。その後、寮費をどんどん吊り上げられていき、仕事もないのにとても寮費が支払えなくなり追い出された。その後、「福井県なら芦原温泉がある。旅館の住み込みの仕事があるのではないか?」と一縷の望みを胸に福井駅にたどり着いた。ハローワークに駆け込んで「なんでもいいから仕事をください!」と何社も面接を受けるがまったくダメ。結局、所持金も底をつき食べるにも事欠くことに…。寝るところもない。路上で寝ようかと思ったこともあったが女性には危なくて寝れない…。
 生活状況を聞こうと僕が
「食べるものは?夜はどこに泊まっていたの?」と質問すると
「夜は寝ません、歩き続けるんです…」
 …昼間に公共施設のベンチなどで仮眠を取り、夜は空腹をおして夜通し歩き続ける…。

 深刻なんてレベルではない。人間らしく生きる権利が根底から壊しつくされている。
 頼れる身よりもないが住所もない。だから生活保護の申請をしても保護費の支給も期待できない…。あまりに厳しい状況である。

 彼女ひとりで生活再建することは事実上不可能だ。彼女の知り合いが日本共産党の福井県委員会の事務所に電話をかけ、僕が駆けつけることに。大きな仕事が舞い込んできた。

 派遣切りされた方々を見ていると強く感じる。「派遣切り」のやり方はまさしく「人間をモノのように使い捨てる」やり方である。許せない、いや許すわけにはいかない!

 経済危機の中で恐ろしいことが起きている。しかも、こんなことが恐ろしい速度で広がっている…。

 この間、いっしょに生活再建のためにがんばってきた人々とともに、この矛盾を正せる力を大きくしたい。そう思いながら日本共産党の議員としての想いを新たにする。

●11日、子どもと保育署名活動 ●12日、ホームレスの方の引越しではじまる

2009-04-13 10:59:16 | Weblog
また、また、また…久しぶりの更新です。11日(土)と12日(日)の2日分をのせときます。

子どもといっしょに署名活動
●11日(土)
午前中は街頭宣伝、「がんばれよー」のあたたかい応援もいただきました^^☆

 お昼からはアオッサ前で保育署名行動。写真のとおり子どもと一緒に集めました。むすめのあかりは、お外に連れて行ってくれるということで喜んで付き合ってくれています^^☆。天気が良かったこともあって、(子どもが一緒のせいもあってか)いつもよりたくさん署名が集まりました。「子ども達のことまで民営化するのはやめてほしいです。がんばってください!」と率直な応援もありました^^☆

 夕方から、地域で訪問活動。ここでも「今年は選挙だね、がんばって!」と^^

 夜、20時過ぎから生活相談。生活の状況からみて、生活保護の申請が必要な状況だった。月曜日になったら生活保護の申請の手続きに一緒に行くことを約束。

●12日(日)
昨日も忙しかったが、この日も忙しかった。まず、午前中は、ホームレスの方の引越しの手伝い。市の福祉住宅に住んでいた方が今度、民間のアパートに引っ越すことになったため、そのお手伝い。友達の一人が手伝いに駆けつけてくれたのでかなり助かった☆
ホームレスの方も「ありがとうなぁ」と喜んでくれた。

お昼は一休みして事務仕事。

夕方、僕の住んでいる東安居地域が地域ぐるみでとりくんでいる「菜の花フェスタ」に参加。河原に咲いた菜の花が本当にきれいだ。祭りの途中、いろんな地域の人と話をしたが「花がきれいなのは今の季節だけだが、河原の草取りや根が張り過ぎないようにするための刈り取りなど、きれいに咲かせるためには年間を通しての手入れが大変なんです。でもきれいに咲いて、地域の人が喜んでくれるのが嬉しい」と苦労と喜びを語ってくれたのが印象的だった。
そう思うと、いっそうきれいだ。携帯電話のカメラではそのきれいさがなかなか伝わらないのがさみしい^^;

夜は生活相談の日取りを打ち合わせるなど、また事務仕事。久しぶりにビールを飲んでから寝ました…。

朝宣伝に始まり福井大学入学生にビラをまき、生活支援と、会議と…

2009-04-08 18:59:59 | Weblog
また、忙しさにかまけて、日記行進が…
●8日(水)
 議会が終わったので、議会報告も兼ねての朝宣伝に立つ。7:30~8:30の一時間。水曜日なので元月見の診療所の道路脇をお借りして、宣伝。途中、子どもの保育園の父母や、友達が通り、手を振ってくれたり、やさしいパッシングを受けたり。また、それ以外の人も「がんばれ」と言わんばかりにガッツポーズしていく人。また、高校生の女の子から「がんばってください!」とエールももらった^^☆

午前中:今日は、福井大学の入学式の日、学生の方々にも政治に関心をもってもらいたいということで「入学おめでとう!」と声をかけながらチラシをまく。なかなか地道な活動だが、この地道な活動を積み重ねるのが大事^^;
 その後、会議

 お昼ごはんを食べる合間に、生活相談の方とこれからどうやって生活を立て直していくのかの話し合い。生活相談の多くが、一度の相談で解決することが難しい。特に、以前ブログでも紹介したホームレスの方などは、最近ようやく身分証明書が作れたところだ。繰り返し相談する中で、一歩一歩、生活再建の糸口をつかんでいく。気の長い作業だが、こういう活動の一つ一つが僕の宝となっていく。

 さて、午後からまた会議。

 夕方、国会議員の小池晃参議院議員の事務所に電話。派遣切りにあい、寮からも追い出されようとしている方が雇用促進住宅に入居しようとハローワークで相談したら「家賃など2か月分[7万6000円]を払ってください。」と言われた。寮を追い出され、ホームレスになるかどうかというほど生活に困っている方が7万円ものお金を用意できるわけもない。正直に「そんなに払えません」と言うと、「安い利率で借金するか」「市や県の住宅に行ってください」と言われたという…。
「なんちゅう、対応じゃい!」ということで小池さんの事務所に電話。日本共産党は気軽に国会議員の事務所に電話できるのがいい^^
 厚生労働省にすぐに交渉してくれて。「厚生労働省も、そのような対応はよくない。個別の事案を報告してくれれば指導する」とのことだった。時間にして20分ほどで返答がきた。
 「国民の声を国政に届ける」が日本共産党のモットーの一つだがいくらなんでも早い…さしもの僕もビックリ(><)

 さて、今日の夜は、また会議。今日も帰りは遅くなりそうだ…。