福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
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ふんとう日記4月28日

2007-04-28 22:56:55 | Weblog
●4月28日(土)
 昨日、市役所の各課に当選のあいさつに行きました。みなさんに「新人です。お世話になります」とあいさつすると「お手柔らかに」「お世話になります」「先生(西村きみこ市議)がいるから大丈夫」などといろんな反応が返ってくる。
 特に印象深かったのは土木課へのあいさつ。あいさつもあったが、地域訪問したときに市民の方から要望があったことを伝えると。課長が「今からすぐに、聞き取り調査に行かせます!おい、ちょっと誰か行けるヤツいるか!?今すぐ行って聞いて来い!」と時代劇のキップのいいおやっさんのような課長と職員とのやりとり。呼ばれた職員が足早に現地へ走っていった。…なんでこんなやりとりを書くかというと、市民の要望に即座に応えようと、がんばる職員も多い事を知って欲しいから。市民からは、なかなか働き振りが見えない市役所職員。しかしまじめに「市民のため」をモットーにがんばっている職員さんも多い。そんな一節だなぁと思って書きました。小泉元総理のころから公務員を削減するという法案が通り、職員の数は減らされる一方。しかし職員の数が減れば減るほど市民へのキメ細やかな対応ができなくなることも事実。「改革」の名前に騙されて「本当は何が狙いか?」を見失うことが多いが。削減されてしまう職員の中には「市民のため」とがんばってきた職員もいることを忘れてほしくないなと、この時ふと感じた。

 「改革」の名前に騙されると言えば、「郵政民営化」がその代名詞と思う。民営化された日本郵政の経営のトップは西川善文氏(全国銀行協会の前会長・三井住友銀行前頭取)。「なぜ郵便局のトップが銀行の専門家なのか?」と聞かれれば「そういえば、なんでだろう?」と疑問を感じる方も多いのではないだろうか?。本当に民営化したかったのは「郵便局」ではなく「郵便貯金」。「郵便局に預けられている貯金を民間に売り渡したかった」が事の「真相」といったら言い過ぎだろうか?その郵便貯金の中には高齢者の方々の生活を支える年金もある…。

 夕方、日が沈む頃、道路の補修を依頼されたお家に訪問し、どうだったかを聞いてみた。「今日、市役所の人が来てね、すぐ直すって約束してくれましたよ。また何かあったら言ってくれってまで言ってましたよ」と嬉しそうに話す様子を見てから次のあいさつに向かう。
 あの人の嬉しそうな顔を見たあとだと、「公務員改革って本当に必要なのかな?」と疑問符が自然と浮かんでくる。…いや「改革のやり方」が間違ってるんだな「きっと」…。