福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
生活相談℡0776-27-3800かshouju_suzuki@yahoo.co.jp

市長辞任、生活相談、議会改革と

2007-10-30 21:52:42 | Weblog
●10月30日(火)
 今日は福井テレビなどにも流れていた通り、坂川市長の辞任を議会で承認しました。6月議会、9月議会と見ていたが、月日を経るごとに痩せていく市長を見ていて、いつかこの日が来ると思っていたが、とうとう来たかという感じです。「これからは、ゆっくり休んでください」と声をかけて握手。

 その後、市役所職員に市政の気になることの説明を受けてからお昼ごはん。

 お昼からは生活相談。「家賃が高くて、生活が大変」という60代女性の相談でした。福井に引っ越してきて2年になるが、頼る人もいなくて困っていたという。
 「よしっ!じゃあ、今からいっしょに不動産屋へ行って、物件を見て回りましょう!」といっしょに不動産屋さんへGO!物件を何軒か見てまわった。3軒目の物件が家賃も安く、間取りも広めで気に入った様子。「敷金・礼金のこともあるので、県外に住む妹とも相談してみます」とのことでした。
 帰り際に「ひとりで生きていくこが、こんなに大変とは思いませんでした」と女性はもらした。
 お年寄りのアパート暮らしは僕たちでは思いもつかない苦労がある。一軒家ならそうでもないが、アパートだと自治会や町内会のお誘いも少ない。世間づきあいがどうしても希薄になり、必然的に「頼れる人がいない」という状況になる。免許や車がないので不動産屋さんを回るのはとてもじゃないが難しすぎる。

 生活相談をしていて感じるのは「僕の知っていた(つもり)の福井市の人々の暮らしが、まったく違うものに見えてきた」

 「見えてなかったんだなぁ、いろんなものが…」

 夕方、16時からの議会運営委員会を傍聴。政務調査費についての議論が一歩前進!
 福井市議会議員は議員報酬(給料)の他に、調査活動のために毎月15万円もらっています、もちろん税金です。この政務調査費を「何に使ったのか?」がわかるように、「領収書の添付を義務づけ」「領収書の公開」の方向で議論が進みました!
 私たち日本共産党議員団は一貫して「政務調査費は税金なんだから、何領収書を公開して、『何に使ったのかわかるようにする』のは当然!」と訴えてきました。他会派は「そんな必要はない」という議員すらいたとか^^; しかし、何はともあれ、市民の声を届けて議会改革に一歩!

 明日も生活保護について説明して欲しいという相談が…

 「いのちとくらしを守る」そのためにがんばる!と選挙の時、みなさんと約束した。約束を守るため日々がんばりま~す!

中央党学校から帰ってきました

2007-10-27 21:30:33 | Weblog
●10月27日(土)
 8日間にわたる日本共産党中央党学校が終わった。党の歴史からはじまり、科学的社会主義、綱領や党活動についてと、そ講義は多岐にわたった。そして、夜はお酒を飲みながらの交流会。他県の方々と、日ごろの悩みを聞いてもらったり、活動のアドバイスをもらったりと、ほんとうに有意義な8日間だった。

 写真は同じ部屋だった、佐賀県北波多村の元村議の山口勝弘さん。山口さんは日本で初めて北波多村で30人学級を実現した日本共産党の村議。20代の僕とも、気さくに会話ができるウイットとジョークに富んだナイスガイでした^^☆写真のポーズは山口さんのアイデア。

 彼の切り開いた30人学級は、いまや全国に広がっています。しかし、子供のためになるとわかっている施策でも、初めての自治体では実現にはいろんな苦労があったそうです。

 山口さんの話によれば、30人学級の請願署名は、たった1週間で村の半分の人数の署名が集まったそうだ。予算がもしつかなければ、「あれだけの署名を集めても、村政は変わらないのか」と村民が落胆と失望するのではないかと危惧した山口さんは「あれだけの署名ば見たら、体が震えたとよ。寝袋をもって村長室の前に泊り込んで、村長ば、おがみたおしたろうと思たもんね」

 ユニークだが、ひたむきな情熱を秘めた山口さんの佐賀弁が耳に残る。

 さぁ、学んだことを実践していくのはこれからだー><!

コスモス広苑にて☆一息^^

2007-10-15 18:59:21 | Weblog
 久しぶりに「休み」をとった。
江上町の近くのコスモス広苑に家族で出かけた。
写真はカミさんが撮ってくれた。娘のあかりは風に揺れるコスモスに興味津々。どうもゆらゆら動くものに心惹かれるらしい。

 久しぶりの家族サービス。楽しかったぁ^^☆


 生まれてはじめてコスモスのお花畑を見て上機嫌のあかり


 あかりと比べるとさらに大きく見えるお化けかぼちゃ^^

死せる孔明、生ける仲達を奔らす…か!?

2007-10-12 18:00:21 | Weblog
●10月13日(金)
 日記の題名は、三国志が好きな方は一発でわかると思います。わからない方の為に少しだけ説明を…。
 中国が魏・呉・蜀の三国に分かれていた時代の逸話です。魏と蜀が五丈原という場所で戦をしました。蜀はこの戦の途中に軍師の諸葛亮(孔明)が病死します。しかたなく蜀の軍勢が退却しようとしたとき、魏の軍師の司馬懿(仲達)が逃げる蜀軍を追撃します。ところが!死んだはずの孔明らしき姿(死体を椅子に座らせたとか、そっくりな人形を作ったとか言われています)が現れたとたん、仲達がおどろいて追撃をやめてしまったというお話をあらわした言葉です。
 どうして、こんな言葉を思い出したかというと…
 長かった数字とのたたかいの決算特別委員会の中の一節からです。

 僕が「保険証の取り上げ」について質問すると、保険年金課長は「福井県からも、小学校入学前のお子さんがいる世帯からの保険証の取り上げは、十分配慮するようにという指導がきている」「小学校入学前のお子さんがいる世帯が、市役所に相談に来ていただき、支払いが困難とわかれば、国保税の滞納があっても保険証を公布したい」という趣旨の答弁!これは保険証の取り上げについてずっと追求してきた僕や日本共産党議員団にとっては大きな一歩!

 この一歩の要因の一つとなった「福井県からの指導」は、前回4月の選挙で落選してしまった「さとう正雄」前県議が議会の中で取り上げたことを県が具体的に市町村を指導した結果です。

 さとうさんは、去年の12月議会で
 「就学前の子育て世帯において、資格証明書が発行され、事実上医療を受けることができない状況に置かれている場合には、県として強く指導して、保険証の交付を求めるべきだと考えますが、明確な答弁を求めます。」と質問。その質問が今や、西村きみ子議員や僕の質問とが合わさって、福井市の福祉行政を確かに動かした…。

 残念ながら、さとうさんは前回の選挙では落選してしまったが、落選した後も、「県民の暮らしの声を県政に届けてきた質問の力」がこんなところで垣間見えようとは…
 「おらぬ県議、福井市政を動かす」というところか…

 「市民や県民の声」を市政・県政の政治の場である議会に届ける。そんな質問が行政を動かす「確かな力」となることを実感した瞬間だった。

 ほんの「少しの変化」だけど「確かな変化」だ。
    「政治は変わる・変えられる」
    「変えよっさ!のっ!」

数字との格闘と、生活相談と、議会報告と、

2007-10-05 10:23:42 | Weblog
●10月3日(木)
 朝は、10月10日から行われる決算委員会の資料に目を通す。見てわかるでしょうか?数字と文字の羅列…(アタマが痛いよぉ^^;)おかしな数字、あやしい項目は、市役所の職員さんにより詳しく説明をしてもらう。一日何度も同じ職員さんに電話することもある(タダでさえ忙しいのにゴメンなさい^^;)
 でも、丁寧に説明してもらえるのでありがとっすm(><)m

 お昼からは、多重債務者の生活相談の方を弁護士さんのとこに連れて行った…自己破産の決心がつかず、前にも後ろにも進めない状況。
 「自己破産」、人生の一大決心だろうと思う。第三者として見ていて「自己破産しちゃった方が楽になるだろうに…」と思うが、本人が決心しなければ周りはそれ以上のことはできない。
 もし、このブログを見て、借金などに困っている方がいたら
  shouju_suzuki@yahoo.co.jpにメールください。サラ金の過払い請求や自己破産や民事再生など、法律を使えば解決できる問題をそのままにして、返済に苦しんでいる人が多いことを市議になって実感しています。一人で悩まず、まずお話を聞かせていただくだけでもいいので、お気軽に><!
 また、福井市の方なら、フェニックス・プラザ1階の消費者センターで親身に相談にのってくれます。

 また、市役所に帰ってアタマを悩ませる^^;

 夜は、19:00~地域の支部の方が主催してくれた議会報告会。地域の方は、選挙のときも僕の当選のために「汗」と「涙」を流してくれた人たち。そんな方々に「市議会の報告」ができるのはちょっと感動☆
 応援してくれた人たちに「くらしを応援する」方向に福井市政を動かしていくことで、お返ししていきたい。
 信号機のこと、下水道のこと、その他にも生活保護のことなど質問や相談も出てきた。さぁ、こんな声も市政に届けなければ><!

 家に着いたのは、夜の21時過ぎ。その後ちょっと調べ物をしてから寝ました^^;