福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
生活相談℡0776-27-3800かshouju_suzuki@yahoo.co.jp

東北ボランティアから帰ってきました

2011-08-26 17:38:48 | Weblog
●8月26日(金)
 今日は■午前中:しんぶん赤旗配達・集金
    ■午後:生活相談と事務仕事
    ■夕方は会合 という一日です。

 さて、22日~25日の東北岩手県へのボランティア活動の告です。
 一言で言うと「まだまだ救援活動が必要な状況」でした。
 今回だけでなくまた、いかなければとの想いを強くしました。

 写真とともに被災地の状況を報告していきます。
◆釜石市
 まず釜石市は町の中に建物が持ちこたえたものも多かったため、単純にガレキを撤去していけばよいということにならず町部にかなり瓦礫が残っていました。

釜石市を歩く、僕達ボランティアスタッフ


津波に持ちこたえた家の中にはガレキがいっぱいの建物も多い


傾いたままの家


厚みが1cmはある鉄柱も折れて転がっている。津波の威力の凄まじさ


地震で地盤沈下が起きており、潮が満ちていないときでも道路や漁港は海に沈んでいる。


津波で海岸に打ち上げられたパナマ船籍の巨大な船。最近ようやく撤去のメドが立ったらしい。

◆大槌町
 
 大槌町を高台から見下ろした。町の中心部の多くが津波でさらわれてしまった。


 大槌町大量のガレキの山


電気が来ないため地元のガソリンスタンドは足でペダルをこいで給油。

◆ボランティア活動「青空市場」

 仮設住宅で行った無料のフリーマーケット「青空市場」。食料品のところには列ができるほどでした。
 日本共産党が、仮設住宅ごとに行っている救援物資の無料のフリーマーケット「青空市場」はどこでも喜ばれます。
 避難所を出て仮設住宅にうつると「個人の生活」となってしまい、被災者であっても援物資を受けとることができなくなるなど、行政やボランティアの支援が十分に受けれなくなるという矛盾が生まれているからです。このような深刻な実態に対応しようと、日本共産党では「仮設住宅を訪問しアンケートで必要なものを聞いて届ける」「仮設住宅で無料のフリーマーケットを開く」などの活動を主に行っています。
 被災者の方々から「本当に助かる」との声を何度も聞いて胸が熱くなりました。

◆福島第一原発の20km地点

岩手からの帰りに福島第一原発へよりました。20km地点で道路は封鎖されていました。道路封鎖には全国から警察官が集まっており、この写真の封鎖地点は大阪府警の方たちが24時間、交代で封鎖しているそうです。「ごくろうさまです」と声をかけると「ありがとうございます」と。
 周辺は子どもが避難し、それにともなって若いお父さんお母さんも多くが避難したため、住んでいるのは高齢者ばかりに。そして田んぼや畑も作れない。途中の道のりもさみしさが漂っていました。
 途中みかけた住人の方は「とにかく、まず原発事故を収束して欲しい」と切実に訴えていました。

明日から岩手県へボランティアに

2011-08-21 21:16:20 | Weblog
●8月21日(日)
 明日から岩手県へボランティア活動に出発します。
 22日~25日の日程で行ってきます。
 子どもの通っているゆきんこ共同保育園の父母や保育士さんたちが救援物資を託してくれました。また、日本共産党の中でも「東北に持ってってくれ!」と多くの救援物資が集まりました。みなさんの想いを胸にがんばってきます!

原発で政府交渉 あかりと一緒に終戦記念日の街頭宣伝

2011-08-15 20:58:27 | Weblog
●8月15日(火)
 また、日記の更新が抜け抜けになってしまいましたが、この間サラ金の問題の解決が2件、生活保護の申請が1件、議会報告などのビラづくりと忙しい日々はあいも変わらずです^^;

 写真は、10日(水)に経済産業省、総務省、原子力保安委、原子力安全委員会などに原発問題での申し入れを行った様子です。原発の危険から地域住民の安全を守るべく、原発の撤退を求める声を届け、この間のずさんな安全点検と、電力会社に甘い管理体制を見直すことなどを届け厳しい交渉をしてきました。
 感じたのは原子力保安委の職員が「地震への不安」に対して福島事故以前の指標を持ち出してきて「安全です」と断言したり、福島の事故が十分に検証されていない段階でのストレステストと原発再稼働に対してすすめて行こうとする立場をあらわにしたことだった。
 議論は平行線…決着は世論と政治を変えることによって着けるということですね。

 さて、写真2枚目は今日の午前中、さとう正雄県議といっしょに終戦記念日の街頭宣伝の様子。
 今日はカミさんが仕事なので子どもも街宣につれていきました。さとうさんとも顔見知りなので宣伝中は、意外に嬉しそうにすごしていたあかりちゃん。
 僕も「一人の親として、娘に憲法9条を守りたくしてあげたい」と訴えるとあかりは自分のことを言っているとわかるらしく、そのフレーズにさしかかるとひときわ「ニコっ」と笑顔^^

東北ボランティア募集のお知らせ

2011-08-04 22:38:12 | Weblog
●8月4日(木)
 昨日、今日と朝から生活相談とその事務的しごとに追われていました。

 さて、今日のブログはお知らせです

◆震災ボランティアを募集します◆
 日本共産党福井県委員会は東日本大震災の支援ボランティアを募集しています。

 8月22日(月)~25日(木)の4日間の日程で岩手県にボランティアに行きます。

■ボランティア活動の内容
 ○岩手県の仮設住宅の訪問、アンケート活動、無料フリーマーケット
 ○ボランティア物資を集め現地へ届ける活動
 ○ガレキの撤去、ドロ出し などなど・・・

■日程(予定)
 22日(月)移動日【12時間の運転で岩手県遠野市へ】
 23日(火)ボランティア活動
 24日(水)ボランティア活動
 25日(木)移動日【12時間かけて福井に帰る】 です。

「東北の状況を見て私も何かしたかった」という方がいましたら私に連絡をお願いします。
■申し込み連絡先
 鈴木しょうじゅ 電話  0776-27-1380(日本共産党北越地区委員会)
         メール shouju_suzuki@yahoo.co.jp
         ※電話の連絡の場合は「鈴木しょうじゅのボランティア募集ブログを見て電話しました」と電話に出た人に伝えてください。
         ※メールでの申し込みの方は「氏名、住所、電話番号などの連絡先、年齢」を明記してください。
■〆切8月15日(月)までに申し込みをお願いします。【現地での宿泊場所の確保、ボランティア保険の加入などの手続きなどが必要ですので〆切は厳守していただくようお願いします】

■ボランティア活動の詳細や必要な準備は?
●現地ではどんな活動をするのでしょうか?
○党としては、仮設住宅などを訪問し、アンケートをとって、無料のフリーマーケットを行いながら生活費必需品を届ける活動を行っています。
○「ガレキの撤去」や「ドロ出し」などの活動に参加したい方は現地で、現地の社会福協議会に登録して行うようにします。

●現地で求められている必要な物資はどんなものでしょうか?
○食料品
 米、野菜、缶詰など
○生活必需品
 -夏物衣料、肌着、タオルケット、洗剤、石けん、ティッシュ、トイレットペーパー、エプロンなど
 ※ボランティアに行く車にのせていくので物資の提供をお願いします。
 物資の提供先:日本共産党福井県委員会事務所 【住所】福井市文京2丁目5-9
                       【電話】0776-27-3800

●現地での宿泊、飲食などはどうなりますか?
○宿泊
 日本共産党遠野市委員会の宿泊所で泊まります。
 ※宿泊費は無料ですが、相部屋となります(男女の部屋は別々です)。
○飲食
 食事は現地の食堂やコンビニが営業しているので各自で調達することとなります。
○入浴、洗濯
 入浴は遠野市の銭湯を利用します。洗濯はコインランドリーを利用してください。

●持ち物について
○健康保険証、マスク、各自の常備品など
○身軽な服装

●参加者はみなボランティア保険に加入します【加入料は720円(来年3月まで有効)】

●参加費、宿泊費は無料ですが、現地での食費などなどは自分で支払うこととなります。

ボランティアの参加を望む方は下記の連絡先に
 鈴木しょうじゅ 電話  0776-27-1380(日本共産党北越地区委員会)
         メール shouju_suzuki@yahoo.co.jp
         ※電話の連絡の場合は「鈴木しょうじゅの震災ボランティア募集のブログを見て電話しました」と電話に出た人に伝えてください。
         ※メールでの申し込みの方は「氏名、住所、電話番号などの連絡先、年齢」を明記してください。
         ※〆切 8月10日(水)(〆切厳守でお願いします)

勝山市議選が 「あっけなく」 終わりました…

2011-08-03 20:49:20 | Weblog
●8月3日(水)
 勝山市議選の選対責任者の一人として勝山に泊まり込みでがんばっていましたが、「無投票」であっけなく終わってしまいました。

 「落ちるかもしれない選挙に出るより、福井に働きに出た方がよっぽどいい…。若いもんはそう考えたって仕方ないさ」
 …勝山市を歩いていて聞いた60代の市民の声です。

 勝山市は約8000世帯ほどですが、議員定数は16人で、選挙に勝ち抜こうとすれば最低でも700票をとらねばなりません。
 実際のところ、勝山市内で700票以上を集められる候補者は数が限られ、勝山市議の年間の手取りは300万円を切るかどうかという程度です。

 やる前から勝負は見えている。勝ち残ったとしても生活は楽にはならない…

 土建業界とつながっていて仕事を呼び込むか、年金などで生計が維持できる候補者でない限り、勝山市議として立候補をする意義を見出すことが非常に困難であることは誰の目にも明らかです…

 今回、当選した16人の勝山市議会議員の全てが市民から投票で選ばれて当選した方々ではありません。
 日本共産党の2人を含めて、皆全て、「立候補届を出したから市議会議員になれたのです」

 それは「市民が議員という権力者を選ぶ」という民主主義の基本である「選挙」すら成立しなかったということです。

 小さな自治体では議員定数を減らしすぎると「選挙」すら成立しなくなる。

 「議員定数の削減」が「民主主義を壊していく」瞬間を見せつけられた思いがしました。

 「市民が議員を選ぶ権利」をないがしろにする。それが議員定数削減の行きつく姿です。

 「ムダを削減」と言いながら、本当に削り取られるのは「市民が議員を選ぶ」という「民主主義の土台」です。

 「議員定数の削減」を許さないことは「民主主義」をまもることです。