福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
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若手議員の会…今回も荒れました。僕はそれが「いいこと」だと思うのです

2011-05-31 01:41:15 | Weblog
●5月29日に鯖江でやった若手議員の会、やっぱり今回も荒れました。
 「荒れた」と言っても、私たち議員に対して市民の方から「必死な思いをぶつけていただいた」と感じています。
 だから、僕はこの会に参加する時「早く荒れないかなー」とひそかに待ってるんです^^;
 でも、そういう必死な想いをぶつけられることが本当にありがたい。そういうぶつかり合いがあることがこの会のいいとこです。

 他の議員も口々に「荒れないわけないんだよね。荒れなかったらおかしいよ…」と^^
 
 毎回、この会は「台本なし」でやるため収拾のつかない質問や、立場によっては「答えにくい」質問が飛んできます。やっぱりそれがいいんですよ☆

 いろんな立場の人がいるのですが、その後の反省会(要するに飲み会)では自民党の大野市議、山崎さん(あの自民党の大御所の息子さんです)とも握手してしまいました(あっはっは><☆)人間立場は違えどわかり合えることはあるものです^^☆

僕が応えた質問の中で「原発」と「新幹線」についての一節を紹介します。

●原発政策について
■原発を自然エネルギーへと切り替える財源はどこにあるか
 これは私たち日本共産党の吉井衆議院議員がよく言っていますが、電源開発の為のお金を私たちは日ごろ払っている電気料金の中から払っています。毎年3500億円もあります。これが今は原発開発以外にはほとんどまわらなくなってます。これを自然エネルギー転換の方向に使えば財源は生まれます。

■原発政策を政治家として考える上で
 原発政策を考える上で2つの現実を直視する必要があると考えています。
 1つは原発は事故が起きてしまうと本当に取り返しがつかないということです。福島第一原発の事故を見ればそれは明らかです。20~30㎞圏内にいつ帰れるかわからないという状況です。30㎞という円は非常に広く、いくつもの自治体がすっぽり入りこんでしまう。原発の事故はいくつもの自治体が自治体ごとなくなってしまいかねない深刻なものです。
 そしてもう一つ直視せねばならないのは、その深刻な事故の可能性を0%にはできないということなのです。人間は失敗をする生き物です。そして私たちの想定を超えた自然災害が起こる可能性も否定できない。原発の事故を防ぎきることは現時点では不可能なのです。
 この2つの現実を直視すれば政治家が選べる選択肢は実は限られているはずなのです。しかし、日本政治の現状は地域にカネをばらまき、政治家にカネをばらまき、行政と電力会社が癒着して「本当は選んではならない選択肢を選び続けてきた」この現実が脱原発の出発点なのです。私たち日本共産党は、まず今ある原発に事故を起こさせない、厳しいチェック体制を作り上げる。そしてそれと一体にして原発をゼロにする期間を決めた計画を政治の責任で作り上げるべきだと考えています。

●新幹線について
 金沢で新幹線(開発)は止めるべきです。そもそも福井県が出している北陸新幹線で2時間50分で東京にたどり着くというのは事実上難しいのです。県の想定では新幹線が止まる駅は3つか4つだけになっていますが、金沢、新潟、長野、富山、埼玉を差し置いて福井に停車するのか疑問です。県が出している経済効果の試算も2時間50分が基本に想定されているのでその根拠が崩れています。
 そしてもうひとつは莫大な財政負担です。5400億円と言われる建設費に加え、在来線の第3セクター化でJRの線路、土地、建物、電車を買い、そして新たに人も雇わなけらばならない。その上、莫大な建設費とその第3セクター化の費用のために何十年もかかって借金返済で県の財政はひっ迫する。それは何十年と県民サービスを切り下げることにつながる。そこまでして経済効果があるかどうかもわからない新幹線が必要か。新幹線が進まない本当の理由は「県民のみなさんが賢明だから」だ。

 会場の方から「原発と新幹線の質問の答えは理路整然としていてよかった」と僕には過ぎるお褒めの言葉をいただいたので、記憶を頼りにその時語った内容をブログにアップしました^^☆

若手議員の会、またやりますよ~☆

2011-05-27 08:43:28 | Weblog
●5月27日(金)
 以前、ブログにも載せたことがある、福井県内の40歳以下の若手の議員(党派問わず)でまたシンポジウムをやります。
 党派を問わず、参加してガチンコで質問も受け付けるというなかなか挑戦的なこの企画です。
 お互い議員同士忙しいので台本をつくって各議員に都合がいいようにつくりこむ余裕などないため、結果「マジでガチンコ」な企画に仕上がっており、厳しい質問も議員が受けざるを得なくなる…という非常にオモろい企画となります^^;☆

 みなさん、ゼヒご参加を!☆!

今回の日程と場所は…
●と き:5月29日(日)15:00~(17:30終了予定)

●ところ:鯖江市 響陽会館 東ホール

●参加料:無料

●参加予定議員(年齢順)
 ◆山崎俊樹(大野市議) ◆石川修(鯖江市議)
 ◆河合永充(永平寺町議)◆兼井大(大野市議)
 ◆松坂隆司(美浜町議) ◆南北ちとせ(坂井市議)
 ◆藤田諭(福井市議)  ◆塩谷雄一(福井市議)
 ◆前川和治(敦賀市議) ◆鈴木正樹(福井市議)オイラです
 ◆中村綾菜(福井市議)

 今回、初当選の議員さんも増えておもしろくなりそうです☆
「ガチンコかい!オモしろくなるようにしてやるゼ!」と言う方の参加ももとろんOK!
「率直に、政治家を目指す人たちの意見を聞いてみたい」と言う方ももちろん!
 ゼヒ、ゼヒいろいろな方のご参加をお待ちしております!

5月臨時議会、「議長の選挙で(毎年)モめる」福井市議会

2011-05-25 08:35:40 | Weblog
●5月24日(火)
 選挙が終わってはじめての議会が昨日にありました。昨日は議長の選挙をおこなう議会だったのですが、まず、各会派の代表者会議が10時から予定されていたのに1時間以上遅れてはじまり、普通なら16時前には終わっていてもいいはずの議会日程が終わったのは20時過ぎになってようやく終わる始末…^^;
 なぜこんなに遅れたかというと福井市議会の中で「議長を誰にするかでモめた」からです。
 議長は他のどの議員よりも「いち早く市政の情報をつかむことができる」「議会の権限を掌握できる」「名誉欲」などから議長になりたがる人が多いのですが、実は「毎年」この「議長を誰にするか」で「福井市議会はモめる」のです。

 日本共産党を除いた福井の市議会議員は、福井市内のホテルに泊まり込みで議長を誰にするのかを決める話しあいをしていますが、それでも議会当日の日程は大幅に遅れます。
 それにつきあわされる議会事務局の職員や市長や部長からは「大の大人が、みっともない、いいかげんにしてくれよ…」という声が聞こえてきそうです。議会の一員として「本当に申し訳ない…」

 本来、「議長を誰にするかという話しあい」は「市民に明らかにするために議事録をとった上で議会全体で決めるべき」です。それを「ホテルで泊まり込んで議論する」からモめるのです。

 「なぜ、市民に明らかになる場所で議長を誰にするかを話しあえないのか」その理由は明らかではないでしょうか。
 「市民の代表者として恥ずかしいと思わないか」と私は問いたい。

 今回、①議長選挙にむかって「新政会と志成会」が合併、②議長選挙が終わって「市民クラブ」から2人が離脱する事態になるなど例年以上にモめることとなった議長選挙でした。

 この議長選挙にともなって必ずあるのが「議長選挙の前」と「議長選挙の後」に政治的会派が合併したり分裂したりします。「政治的会派」というものは「政策や理念の集団」であるはずが「議長をとる」という政局のためにいとも簡単にくっついたり離れたりします…。

 「あなたたちは、何のために政治的会派をつくっているのか」
 …毎年、この議長の選挙でその本性がまざまざと見えてしまうのが切ないところです。

 毎年、私たち日本共産党は議長に西村きみ子議員を副議長に鈴木しょうじゅか白紙で投票することにしていました。しかし、今回は他の会派への投票協力を行いました。
 そうしなければただでさえ民主的な運営がないがしろにされている福井市議会で、さらに横暴な議会運営が行われる可能性が否定できなかったからです。

 福井の市議会では以前、ある市議会議員が市役所幹部や職員に圧力をかけたことによりその職員が自殺に追い込まれたのではないか…という事件も起きました。議長選挙にまつわる黒い噂も多くあります。そのような時代をくぐりながら今の福井市議会があります。

 このような議会を「市民に本当に開かれた議会へ」と一歩一歩進めていくため私たちは努力し続けねばなりません。

 それは市民の一票で選ばれた私たちの「最低限の責務」です。

「今日付けしんぶん赤旗、主張」より「3000万円は何に使った?」

2011-05-13 09:26:53 | Weblog
●5月13日(金)
 今日は昨日、3件も生活相談の電話がかかってきてその対処に追われる日となってしまいました。まずは今からしんぶん赤旗日曜版の配達集金に行ってまいります。

 出かける前に日記更新。

 日記の内容は5月13日、今日付けのしんぶん赤旗日刊紙の主張より。
 主張の内容は内閣官房「機密費」について。

 ※「機密費」内閣官房長官が取り仕切る、政府がその使途を公開しない使途不明金。昨年度は民主党政権化で「12億3000万円」(自民党政権下と同水準)が支出されている。

主張の記事によれば「東日本大震災直後の3月17日に3000万円の機密費」の支出があったという。震災直後の支出について「どうして使途を公開できないのか」と尋ねられ、枝野官房長官は「被災者のみなさんを支援する観点でまさに効果的に使わせていただいている」と答えた。
 …本当に被災者の方々のために使ったなら「なぜ公開できないのか…」
 …本当に被災者の為に使っているなら公開できるはずでは…という単純な疑問を抱いてしまう。

 しかし、年間12億円以上もの税金をいったい何に使っているのやら…^^;
 みんなが苦しいこのときにこういう不正は許しがたいモノです!

「今日付けしんぶん赤旗、主張」より「3000万円は何に使った?」

2011-05-13 09:26:53 | Weblog
●5月13日(金)
 今日は昨日、3件も生活相談の電話がかかってきてその対処に追われる日となってしまいました。まずは今からしんぶん赤旗日曜版の配達集金に行ってまいります。

 出かける前に日記更新。

 日記の内容は5月13日、今日付けのしんぶん赤旗日刊紙の主張より。
 主張の内容は内閣官房「機密費」について。

 ※「機密費」内閣官房長官が取り仕切る、政府がその使途を公開しない使途不明金。昨年度は民主党政権化で「12億3000万円」(自民党政権下と同水準)が支出されている。

主張の記事によれば「東日本大震災直後の3月17日に3000万円の機密費」の支出があったという。震災直後の支出について「どうして使途を公開できないのか」と尋ねられ、枝野官房長官は「被災者のみなさんを支援する観点でまさに効果的に使わせていただいている」と答えた。
 …本当に被災者の方々のために使ったなら「なぜ公開できないのか…」
 …本当に被災者の為に使っているなら公開できるはずでは…という単純な疑問を抱いてしまう。

 しかし、年間12億円以上もの税金をいったい何に使っているのやら…^^;
 みんなが苦しいこのときにこういう不正は許しがたいモノです!

選挙が終わってからも、さっそく生活相談のGW

2011-05-04 09:02:02 | Weblog
●5月4日(水)
 選挙が終わって、1週間が過ぎました。少しほっとできるかと思いきや、なかなかそうはいきません^^;

 まず、選挙でお世話になった方々へのごあいさつ。これは多分5月一杯かかります。

 そして、選挙期間中に待っていてもらった「生活相談」をどんどんかたずけていかねばなりません。4月25日にサラ金の相談に乗った方の過払い額を計算したら約300万円も利息を払いすぎている計算に…^^;おとといの2日に弁護士につないだのですが相談者から「ありがとう、ありがとう…」と。「ごめんね、選挙がなけりゃもっと早く解決できてたんだけど…」
 借金の相談はもう一件残ってます。こっちも急がなきゃ^^;

 そんなこんなのGWはあっという間に過ぎていきます。