●5月29日に鯖江でやった若手議員の会、やっぱり今回も荒れました。
「荒れた」と言っても、私たち議員に対して市民の方から「必死な思いをぶつけていただいた」と感じています。
だから、僕はこの会に参加する時「早く荒れないかなー」とひそかに待ってるんです^^;
でも、そういう必死な想いをぶつけられることが本当にありがたい。そういうぶつかり合いがあることがこの会のいいとこです。
他の議員も口々に「荒れないわけないんだよね。荒れなかったらおかしいよ…」と^^
毎回、この会は「台本なし」でやるため収拾のつかない質問や、立場によっては「答えにくい」質問が飛んできます。やっぱりそれがいいんですよ☆
いろんな立場の人がいるのですが、その後の反省会(要するに飲み会)では自民党の大野市議、山崎さん(あの自民党の大御所の息子さんです)とも握手してしまいました(あっはっは><☆)人間立場は違えどわかり合えることはあるものです^^☆
僕が応えた質問の中で「原発」と「新幹線」についての一節を紹介します。
●原発政策について
■原発を自然エネルギーへと切り替える財源はどこにあるか
これは私たち日本共産党の吉井衆議院議員がよく言っていますが、電源開発の為のお金を私たちは日ごろ払っている電気料金の中から払っています。毎年3500億円もあります。これが今は原発開発以外にはほとんどまわらなくなってます。これを自然エネルギー転換の方向に使えば財源は生まれます。
■原発政策を政治家として考える上で
原発政策を考える上で2つの現実を直視する必要があると考えています。
1つは原発は事故が起きてしまうと本当に取り返しがつかないということです。福島第一原発の事故を見ればそれは明らかです。20~30㎞圏内にいつ帰れるかわからないという状況です。30㎞という円は非常に広く、いくつもの自治体がすっぽり入りこんでしまう。原発の事故はいくつもの自治体が自治体ごとなくなってしまいかねない深刻なものです。
そしてもう一つ直視せねばならないのは、その深刻な事故の可能性を0%にはできないということなのです。人間は失敗をする生き物です。そして私たちの想定を超えた自然災害が起こる可能性も否定できない。原発の事故を防ぎきることは現時点では不可能なのです。
この2つの現実を直視すれば政治家が選べる選択肢は実は限られているはずなのです。しかし、日本政治の現状は地域にカネをばらまき、政治家にカネをばらまき、行政と電力会社が癒着して「本当は選んではならない選択肢を選び続けてきた」この現実が脱原発の出発点なのです。私たち日本共産党は、まず今ある原発に事故を起こさせない、厳しいチェック体制を作り上げる。そしてそれと一体にして原発をゼロにする期間を決めた計画を政治の責任で作り上げるべきだと考えています。
●新幹線について
金沢で新幹線(開発)は止めるべきです。そもそも福井県が出している北陸新幹線で2時間50分で東京にたどり着くというのは事実上難しいのです。県の想定では新幹線が止まる駅は3つか4つだけになっていますが、金沢、新潟、長野、富山、埼玉を差し置いて福井に停車するのか疑問です。県が出している経済効果の試算も2時間50分が基本に想定されているのでその根拠が崩れています。
そしてもうひとつは莫大な財政負担です。5400億円と言われる建設費に加え、在来線の第3セクター化でJRの線路、土地、建物、電車を買い、そして新たに人も雇わなけらばならない。その上、莫大な建設費とその第3セクター化の費用のために何十年もかかって借金返済で県の財政はひっ迫する。それは何十年と県民サービスを切り下げることにつながる。そこまでして経済効果があるかどうかもわからない新幹線が必要か。新幹線が進まない本当の理由は「県民のみなさんが賢明だから」だ。
会場の方から「原発と新幹線の質問の答えは理路整然としていてよかった」と僕には過ぎるお褒めの言葉をいただいたので、記憶を頼りにその時語った内容をブログにアップしました^^☆
「荒れた」と言っても、私たち議員に対して市民の方から「必死な思いをぶつけていただいた」と感じています。
だから、僕はこの会に参加する時「早く荒れないかなー」とひそかに待ってるんです^^;
でも、そういう必死な想いをぶつけられることが本当にありがたい。そういうぶつかり合いがあることがこの会のいいとこです。
他の議員も口々に「荒れないわけないんだよね。荒れなかったらおかしいよ…」と^^
毎回、この会は「台本なし」でやるため収拾のつかない質問や、立場によっては「答えにくい」質問が飛んできます。やっぱりそれがいいんですよ☆
いろんな立場の人がいるのですが、その後の反省会(要するに飲み会)では自民党の大野市議、山崎さん(あの自民党の大御所の息子さんです)とも握手してしまいました(あっはっは><☆)人間立場は違えどわかり合えることはあるものです^^☆
僕が応えた質問の中で「原発」と「新幹線」についての一節を紹介します。
●原発政策について
■原発を自然エネルギーへと切り替える財源はどこにあるか
これは私たち日本共産党の吉井衆議院議員がよく言っていますが、電源開発の為のお金を私たちは日ごろ払っている電気料金の中から払っています。毎年3500億円もあります。これが今は原発開発以外にはほとんどまわらなくなってます。これを自然エネルギー転換の方向に使えば財源は生まれます。
■原発政策を政治家として考える上で
原発政策を考える上で2つの現実を直視する必要があると考えています。
1つは原発は事故が起きてしまうと本当に取り返しがつかないということです。福島第一原発の事故を見ればそれは明らかです。20~30㎞圏内にいつ帰れるかわからないという状況です。30㎞という円は非常に広く、いくつもの自治体がすっぽり入りこんでしまう。原発の事故はいくつもの自治体が自治体ごとなくなってしまいかねない深刻なものです。
そしてもう一つ直視せねばならないのは、その深刻な事故の可能性を0%にはできないということなのです。人間は失敗をする生き物です。そして私たちの想定を超えた自然災害が起こる可能性も否定できない。原発の事故を防ぎきることは現時点では不可能なのです。
この2つの現実を直視すれば政治家が選べる選択肢は実は限られているはずなのです。しかし、日本政治の現状は地域にカネをばらまき、政治家にカネをばらまき、行政と電力会社が癒着して「本当は選んではならない選択肢を選び続けてきた」この現実が脱原発の出発点なのです。私たち日本共産党は、まず今ある原発に事故を起こさせない、厳しいチェック体制を作り上げる。そしてそれと一体にして原発をゼロにする期間を決めた計画を政治の責任で作り上げるべきだと考えています。
●新幹線について
金沢で新幹線(開発)は止めるべきです。そもそも福井県が出している北陸新幹線で2時間50分で東京にたどり着くというのは事実上難しいのです。県の想定では新幹線が止まる駅は3つか4つだけになっていますが、金沢、新潟、長野、富山、埼玉を差し置いて福井に停車するのか疑問です。県が出している経済効果の試算も2時間50分が基本に想定されているのでその根拠が崩れています。
そしてもうひとつは莫大な財政負担です。5400億円と言われる建設費に加え、在来線の第3セクター化でJRの線路、土地、建物、電車を買い、そして新たに人も雇わなけらばならない。その上、莫大な建設費とその第3セクター化の費用のために何十年もかかって借金返済で県の財政はひっ迫する。それは何十年と県民サービスを切り下げることにつながる。そこまでして経済効果があるかどうかもわからない新幹線が必要か。新幹線が進まない本当の理由は「県民のみなさんが賢明だから」だ。
会場の方から「原発と新幹線の質問の答えは理路整然としていてよかった」と僕には過ぎるお褒めの言葉をいただいたので、記憶を頼りにその時語った内容をブログにアップしました^^☆