福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
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「日本共産党に入りたい」

2008-12-29 12:27:43 | Weblog
 この一週間で、僕の知っている人が、何人も入党してくれた。

 「びっくり!」

 その中の一節を紹介。

 長い間、しんぶん赤旗を読み続け、選挙のたびに「共産党がんばれ!」と応援してきてくれた70代の夫婦が2人そろって入党してくれた。

 このご主人に以前、入党をお薦めすると「それだけは、勘弁してくれ…」と断られた。
 「共産党にはできるだけ力をかしたいと思っているし、なんでも言ってくれ。でも入党だけはできないんだ…」と苦しそうに訴えた。
 実は10歳以上年上の父親代わりだったお兄さんが戦時中、シベリア抑留でつらい目にあい、生前「共産党にだけは入るな」というのが口癖だったという。お兄さんが死んだ後、「共産党にだけは入るな」という口癖は「父親代わりの兄の遺言」になった。
 「しかし、近所の日本共産党の市議会議員の仕事ぶりを見ていると誠実で、間違っていない。こういう人は、共産党であっても応援したいと思って共産党を応援してきた。」
 「これからも応援したいと思うが、兄の遺言を守ってやりたい、入党だけは…」と丁重に入党を断り続けてきた方だった。

 そんな方が入党してくれたきかけは、12月21日の日本共産党演説会での市田忠義参議院議員の訴えだった。

 市田さんは演説の中で「あなたの良さを、自分だけのものにしないで、社会や歴史を進歩と平和の方向に一歩でも、二歩でも進めるために生かしていただく、それが日本共産党に入党する意味だと思うんです。…ぜひ、私たちと同じ仲間に加わっていただいて、ごいっしょに歴史を前に進める主体的な人生を送っていただきたい」と訴えた。その言葉が身にしみたという。

 「自分は兄の遺言を守りつづけて、もう70歳を超えてしまった。残りの人生は、私の生きたいように生きていきたいと思った。」と入党申請書に名前を書いてくれた。奥さんも「私も書くわ」と笑顔でサイン。

 「社会の平和と進歩のために、一緒に生きてほしい」
 そんな率直な訴えが、亡くなったお兄さんの遺言を振り切らせた。

 「僕もがんばるから、アンタもがんばれよ!」といつもより一段と硬い握手を交わして笑顔でお宅を後にした。

 この、お金がモノをいう社会のなかでも、こんな人たちの集団があって、そしてその人たちが本気で政治を変えたいと国会で、地方議会でがんばっている。

 「日本共産党はこんな組織です。」
 こんな組織だから若い僕でもがんばれます^^