十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

今朝、庭にチョウトンボが・・・

2018年06月13日 | 日記
 今朝、庭を歩いているとチョウトンボが・・・
 実は地面に落ちていました。拾い上げてみると、生きていました。羽化した後、うまく飛べずに落ちていたのでしょうか?


ツバキの葉にのせてあげました


 称念寺には、本堂の前に堀があります。防火用水として昔からあるものだそうです。戦前の物資のなかった時代に、周囲をコンクリートで囲む工事をしているのですが、竹筋を使ったものなんだそうです。



堀の中には、極楽浄土に咲く蓮(白花)と睡蓮を植えています

 毎年この時期になると、この堀からたくさんのトンボが羽化して、境内を飛び回ります。チョウトンボもそうだと思います。自然がいっぱいの称念寺です。

北門地蔵

2018年06月12日 | 境内
 称念寺の北側に、お地蔵さまが祀られています。昔から「北門地蔵」と呼ばれています。十河城の北門の辺りにあったので、この名前がついています。


夕方、犬(クゥー)の散歩中に写真を撮りました


砂岩で造られたお地蔵様なので、小さなお堂に入っています

 砂岩は、花崗岩に比べると柔らかいので、雨に打たれるとだんだんと崩れてしまうそうです。このお地蔵様は、近所のおばあさんがいつもお世話をしてくれています。「前掛け」も、そのおばあさんが毎年新調してくれています。


お地蔵様の横に説明板をつけています

 これは、十河城にも関係があるので、今度記事に詳しく書きたいと思います。


クゥーの散歩で、最後に山門前で写真を撮りました

 山門の前に、高松市教育員会(高松市史跡)の十河城跡の看板があります。

義祖母の17回忌法要

2018年06月09日 | 法要
 6月9日、義祖母の17回忌法要(法事)を執り行いました。私が家内と結婚して寺に入ることになった時に、大変喜んでくれ、大切にしていただきました。子どもたちも可愛がってもらいました。共に暮らしたのは数年でしたが、その温かい人柄は記憶に残っています。
 90歳を超えて大きな手術をし、そのわずか数か月後に亡くなりました。平成13年6月9日のことです。
 今日は、法類の住職を導師に迎え、住職と副住職3人で三部経を勤めました。祖母の兄弟関係等の親類を迎え、共に念仏をして亡き祖母の菩提を願いました。

 法要後の会食では、なかなか集まることのない親類の方々といろいろな話をしました。当然、義祖母のことも話題に上がり、知らなかった義祖母の一面も知ることができました。大変お世話になった義祖母に感謝するとともに、僧侶としてさらに精進しなければと、改めて思うことができました。


3座目の「仏説 阿弥陀経」は木魚で読ませていただきました

 三部経の場合、阿弥陀経も通常は切割笏(きりかいしゃく)に合わせ、かなり速いスピードで読みます。この速さだと、修行した僧侶でないと合わせて読むことが難しいのです。しかし、木魚で合わせると、寺族は「阿弥陀経」や続いての「三尊礼」は時々読んでいるので、一緒に読むことができました。僧侶のお経を聴くだけでなく、参加型の法要が今後は必要だと思っています。


法類の住職が導師です


10人のお参りがあっても本堂だと広々していますね

 住職が膝を悪くして正座ができなくなったことをきっかけに全ていす席にしています。

見ごろを迎えたアジサイたち

2018年06月08日 | 花の寺
 称念寺境内のアジサイが見ごろです。梅雨の時期、アジサイの花はその美しさを増すような気がしませんか?いくつかのアジサイの花の写真を、午前中に撮ってみました。光が不足気味(腕も?)できれいにとれていません。


近年、あちらこちらの庭で見るヤハズアジサイ


〇〇アジサイ 花火のようです

 かなり前に、父の日のプレゼントで住職に鉢植えのものを贈ったものらしいです。


塀の内側のガクアジサイです


薬師堂前のガクアジサイです


これも種類は分かりません

 称念寺の境内には、20株ぐらいのアジサイが植えられています。梅雨の時期、庭を散歩しながらアジサイの花を見ると心が和みます。




菩提樹の花が咲き始めました

2018年06月07日 | 花の寺
 ブログを始めて第一回目の記事は、境内に植えられている菩提樹の花の紹介です。かなり前に、住職がどこかで苗を頂いて、境内の片隅に植えていたものです。年々成長し、ここ数年前から花を咲かせ始めました。


白壁の外から見えます


下から見上げます

 ズームしてみました。


花は薄黄色です あまり目立ちません

 仏教を開かれたお釈迦様は、この菩提樹の下で瞑想され、悟りを開かれたということです。