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食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

ヨーグルトで体の中からしっとり

2013-09-13 | 体を潤す
今日のテーマは「ヨーグルト」です。
塩麹、しょうゆ麹に次ぐ万能調味料として密かなブームになっているという「塩ヨーグルト」を作ってみました。

通常ヨーグルト1パックに塩小さじ1/2の割合だそうですが、うちの小さなサイズのコーヒーフィルターに合わせて、ヨーグルト250g、塩小さじ1/4と半分の量にしました。
コーヒーフィルターをセットして、ヨーグルトをフィルターに入れます。


このままラップをかけて6~8時間置きます。室内の気温が高い時は冷蔵庫に入れましょう。
そして7時間後の状態。ホエイ(乳清)が結構下に落ちています。


水切りしたヨーグルトとホエイ。フワフワのクリームチーズのようです。


ヨーグルトは塩を混ぜ、それぞれ保存容器に移して出来上がり。


賞味期限は元のヨーグルトと同じです。
冷蔵庫で保存し、パックに記載されている日付を目安に早めに使い切ります。

漢方ではヨーグルトは、体に栄養と潤いを与え肺を元気にする、腸を潤して便秘を改善する働きがあるとされています。

秋晴れの日は気持ちいいですが、鼻から乾いた空気が入り込み肺が弱りやすくなります。
肺が乾燥で弱ると、口が渇いて空咳が出るだけでなく、皮膚の乾燥やかゆみの症状が現れたり、便秘になったりします。
体を潤すヨーグルトの力を借りて予防しましょう☆

塩ヨーグルト、美味しいです。
何も知らずに出されたら「これ何チーズですか?」と聞いてしまいそう。さっぱり系のチーズの感覚。
酸味の奥にこっくりとした脂肪分が感じられます。

チーズより低カロリーだからうれしいですね!ヨーグルトが原料でコスパもいいし(b^ー゜)♪

トマトに添えて、オリーブオイルとこしょう少々をかけていただきました。


これでバジルがあればカプレーゼ風になるんですがなかったもので…(^ ^:)

ホエイ(乳清)には良質なタンパク質がたっぷり含まれていて、疲労回復や不眠に効果が期待できます。
こちらは蜂蜜を入れてソーダ割りに。今夜もよく眠れそうです。

漬物やお肉料理にも使ってみようかな☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘・酸/肺・肝・脾

効能
体に栄養と潤いを与え肺を元気にする
腸を潤して便秘を改善する

腎機能アップと喘息に栗

2013-09-12 | 気力・体力アップ
今日のテーマは秋の味覚「」です。

炭水化物を多く含む高カロリー食品で、糖の代謝を助けるビタミンB1・B2、ナイアシンも含み、効率よくエネルギーを補給できます。
ビタミンCや高血圧予防にいいカリウムも、比較的多く含まれています。
栗のビタミンCはでんぷん質に含まれているため、加熱しても損失が少なく、免疫力アップや美容効果も。

漢方では、消化機能を整えて下痢を止める、腎機能をアップして足腰のだるさや頻尿を改善する、血行をよくする、などの働きがあるといわれています。
腎機能をアップすると空気を深く吸い込めるようになるので、喘息や咳にも用いられます。
体を温める性質なので、冷えのきつい生理痛の時にも食べてみてください。

喘息や生理痛にもいいというのは結構意外ですよね!?
今回はおうちで手軽にできるゆで栗を作ってみました。


作り方
(1)栗は洗って水に半日ほど浸しておき、ザルに上げる。
(2)鍋に栗とたっぷりの新しい水を注ぎ、1%ぐらいの塩分になるように塩を入れ、中火にかける。
(3)沸騰したらお鍋の中の栗が少し踊るくらいの弱火にして40分ほどゆで、火から外してあら熱が取れるまで放置。

調理前に水に浸しておくと、栗の中に虫がいた場合に追い出すことができます。
水につけたままあら熱を取ると、栗がしっとり仕上がります。
包丁で縦半分に切ってスプーンで食べてください。
ゆで栗は冷蔵庫で2~3日保存できます。日にちが経つほど味は落ちて来るので、食べきれない分は冷凍し、食べる時に自然解凍してください。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/脾・胃・腎

効能
消化機能を整えて下痢を止める
腎機能をアップして足腰のだるさを改善する
血行をよくして血の滞りから発生した出血を止める

7年後も元気に美しく

2013-09-11 | 漢方・薬膳
7年後に東京オリンピックが決まったので、『7』つながりで漢方的エイジングのお話を…
漢方では、女性の体は「7の倍数で変化する」と考えられています。
養○酒のCMなんかでおなじみの言葉ですね。

7歳  乳歯が抜けて歯が生え変わり始める頃
14歳 だいたいこの前後に初潮
21歳 身長が伸び切り、女性としての成熟期に入る
28歳 身体機能や性機能のピーク
35歳 肌や髪が衰え始め、生理周期や経血量が変化し始める。プレ更年期
42歳 白髪が気になり始め、生理周期や経血量が急速に変化していく。更年期へ
49歳 閉経が近づく。更年期


ある年齢を境に一気に変わるのではなく、ゆるやかに変化していきます。
でも、暴飲暴食や睡眠不足でエネルギーを消耗する生活を続けていると、老化を早めてしまうことになります。
まだまだ元気なはずの30代前半で、更年期に似た症状が出てくるなんてことも(´・ω・`)

ましてそれまでの無理や体のひずみを引きずったまま更年期を迎えると、更年期特有のいろんな不調が現れやすくなってしまいます。
更年期を楽~に過ごすためには、30代のプレ更年期から食事や生活を見直して準備を始めるのが大切です。
ケアしておけば、老化の速度をゆっくりにすることができるんです。

ちなみに男性は8の倍数で体が変化します。
8歳、16歳、24歳、32歳、40歳、48歳、56歳、64歳…
女性でいうところの35歳は、男性では40歳です。

あなたや、あなたの大切な人は、いま何歳ですか?

もちろん、始めるのに遅すぎることも、早すぎることもありません。
変えたいな、と思った時がスタートです。

今でこそ元気な私ですが、不摂生がたたったのか30代半ばにして、自律神経が乱れたり慢性的な疲れが取れない時期もありました。
ゆるやかなエイジングの波に乗れるようになったのは漢方と薬膳のおかげです。

「薬膳って敷居が高い、難しそう」とおっしゃる方もいますが、実はとっても身近な存在。
ふだん食べている食材のことや体のことを少し知るだけで、誰でも簡単に取り入れられる健康ツールです。
そして自分だけでなく、周りの人たちもHappyにしてくれます。

「むくみやすい」と悩む友人に「コーンサラダなんていいんじゃない?」なんてアドバイスしたり。
「疲れやすいし食欲もなくて」という同僚に「とろろを意識して食べてみたら?」と教えたり。
「最近よく咳が出るんだよね、風邪引いたかな?」というご主人に「喉を潤すから咳が止まるのよ」と梨を出してあげたり。

7年後の2020年も元気に美しく。
あなたやあなたの大切な人をHappyにするはじめの一歩、一緒に踏み出しませんか?



『作って食べて潤う秋の薬膳』

秋に起こる体と心の変化・出やすい症状について学んだ後は、おススメ食材を使ったお料理4~5品を実際に作っていただきます。
自宅でも簡単に作れるレシピがほとんどです!
見て、触れて、味わって、食べ物のパワーを感じるひとときを。


日時 :9/23(祝) 11:00~15:00
参加費:4,000円(テキスト代・材料費込み)
〆切 :9/16(祝)までに、「メッセージを送る」からお申し込みください。



『はじめての薬膳&気功体験』

入門編をかじってみませんか?食材の性質、味と働き、色と体の関係についてお話しします。
知れば食べることがますます楽しくなり、ついつい周りの人にも教えたくなっちゃいます。
簡単にできる気功体験付き。体も心も解放する時間をお過ごしください。


日時 9/28(土)14:00~17:00
参加費:3,000円(テキスト代込み、お茶・お菓子付き)
〆切 :9/23(祝)までに、「メッセージを送る」からお申し込みください。



9月キャンペーン実施中お友達と一緒のお申込みで、ご本人もお友達も10%off
いずれも定員は4名、最少催行人数2名、女性限定とさせていただきます。

参加を希望される方は、以下を「メッセージを送る」にコピー&ペーストしてご記入いただき、お申し込みください。
折り返しメールにてご連絡いたします。

件名:『参加を希望されるテーマ』
本文:
1.お名前(フルネーム、ふりがな)
2.ご住所
3.お電話番号(当日連絡が取れる携帯番号)
4.メールアドレス

※時間は調整できますのでお問い合せください。
※開催テーマは入れ替え可能な場合もありますので、お気軽にご相談ください。

ワークショップについてはこちらもご覧ください。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ

潤いが欲しい時は豚肉

2013-09-10 | 体を潤す
カラッとした秋晴れ!気持ちいいけど乾燥が気になる、という今日は体を潤す「豚肉」がテーマです。

疲労回復や滋養強壮に効果的なビタミンB1がたっぷり。鶏肉の約6倍、牛肉の約8倍も含まれているそうです。
疲れのもとになる乳酸が体内に溜まるのを防ぎます。

また神経や筋肉の働きをよくする作用もあり、イライラや肩こり解消に効果があります。
ビタミンA・B2・Eもバランスよく含まれているので、細胞の若さが保たれ、健康な体を作ります。美肌効果も☆

漢方では、水または津液(体に必要な水分)、血、精(生命活動のエネルギー源)を補い、臓腑を滋養し、潤いを与え乾燥を防ぐ働きがあるとされています。
熱がこもり乾燥して起こる症状(やたら喉が渇いて水をたくさん飲む、空咳、便秘)や母乳不足、病気の回復期などに用いられます。
たくさん汗をかく夏やスポーツの後にも摂りたい食材です。

体を冷やす/温めるを気にせずに使える、中間の平の性質です。

もものブロック肉が手に入ったので、シンプルなゆで豚を作ってみました。


味噌・蜂蜜・マスタード・みりんを混ぜた甘みそをつけていただきました(*´艸`)

長ねぎ、しょうがと共に圧力鍋に入れてひたひたに水を注ぎ、高圧で15分。
火を止めたらあら熱が取れるまで自然放置。
静かに蓋を開け、表面に浮いた脂をすくい取ります。
すくい取った脂は冷蔵庫で冷やし固めて炒め脂のラードに、残った煮汁は美味しいスープに、無駄なく使えます。

ゆでたお肉をしっとりやわらかく仕上げたい時は、あら熱がとれるまで煮汁につけて冷ますと美味しくできますよ(^ ^)
薬膳では望む効果に合う調理方法も重視しています。
しっとりお肉のゆで豚でお肌うるるんです☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘・鹹/脾・肺・腎

効能
体に栄養と潤いを与え乾燥を防ぐ


心の養生・秋

2013-09-09 | 心の養生
週末のぐずついたお天気をやり過ごしたら、ずいぶん秋らしい気候になってきました。
今日はココロ目線で秋の養生に触れてみたいと思います。

夏から秋に移り変わる今の時期、心を静かにして神経を休めるというのを意識してみてください。

夏は外に出れば汗だくに、室内に入ればエアコンで冷え冷えと、温度変化にだいぶエネルギーを使っています。
知らず知らずのうちに気温差で自律神経も不安定になりがちです。

また、暑さに負けず元気に動き回っていた人や、エアコンを我慢して過ごしていた人は特に、全身が興奮状態です。
気候が秋に変わっても体はすぐに秋仕様にはならないので、体がついていかず心もお疲れ気味に。

何となくカッカとしているなと感じたら、食材の力を借りて神経を休めてください。
体の熱を冷ます食べもの
ほかにレタス、白菜、りんご、キウイなど

また、体はもともと弱アルカリ性で、ストレスにより酸性に傾いてしまうので、アルカリ性の食べ物を摂り入れるのもアリです。
海苔、昆布、わかめなどの海藻類、梅干し

秋は感傷的になりやすい季節ですよね…
漢方でこれは、肺と憂・悲という感情に関連していると考えています。
秋に弱りがちな肺がもの悲しさや寂しさを生じやすくして、落ち込んだり、やる気が出なかったりするのです。

また、「鶏のように早く寝て早く起きる」とよいともいわれています。
早寝早起きすると肺の気が養われます。秋の夜長の夜更かしはほどほどに、ということなんですね。

最後に、心が不安定な時の、外では恥ずかしいけどおうちでなら簡単にできる方法を。
手足や頭を思いっきりブラブラさせながら「わーっ!」とか「出たーっ!」と叫んでみてください。
軽くジャンプしたり、ノリノリの音楽をかけながらもいいです。

そのうち、そんなことをしている自分がちょっとおかしくなって笑えてきます。
笑えたら大成功。窓を開けてモヤモヤの気を外に出しましょう。笑顔で「さようなら~ありがとう~」と手を振ります。
私も心がザワザワしたり落ち込んだ時によくやってます☆
誰も見てないから思いっきりどうぞ!意外とスッキリしますよ(^_-)

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ

食べ過ぎたらフォローすればいい

2013-09-08 | 消化を助ける
昨夜は久しぶりに会う友人たちと楽しくお食事☆
メニューは

串揚げ

でした(*´艸`)
美味しくて美味しくてフルコースでいただいちゃいました。

薬膳をお伝えする者らしからぬ食事では…(´・ω・`)

ふだんから食べ物に気を配っているつもりの私ですが、あまり体によくないものと分かっていても、ついつい食べてしまう時はあります。
我慢するとストレスが溜まりますから。

どうしても食べたい時は食べて、後からフォローすればいいと思います。
(もちろん、病気でお医者さまから止められている場合は控えます。)

体を熱くするものを食べ過ぎたら、体の熱を冷ますものを摂る。水をたっぷり飲むのも有効です。
体を冷やすものをたくさん食べたら、体を温めるものを摂る。しょうが紅茶なんていいですね。

昨日の帰宅後はいつもの倍の水を飲み、今朝も多めに飲みました。
起きた時胃が熱く感じたので、朝ご飯は生のトマトを丸かじり。

揚げ物は体を熱くし乾燥させます。揚げ物を食べた時は水をたっぷり飲んでください。
そして水を飲み過ぎてむくみを感じたら、とうもろこしや豆類、うり系の野菜を食べて利尿しましょう。

とはいえ、体は1日2日のことには寛大でも、連日連夜の無理は許してくれません。
暴飲暴食を続けると、脾の働きが弱り、栄養分や水分がうまく全身に運ばれなくなります。
すると、胃痛・吐き気・消化不良・食欲不振・下痢などの消化器系の不調だけでなく、疲れて気力がわかない、むくみなどの症状が現れ、免疫力も低下してしまいます。

暴飲暴食の後は、1日胃を休めてあげましょう☆
本当に食べ過ぎたなと思ったら、1~2食は水や野菜ジュースだけにするのも手です。
ふつうの食事を再開する時は、お粥などの消化のいいものをゆっくりよく噛んで食べてください。

ちなみに、漢方ではお肉を食べ過ぎた後には山査子(サンザシ)がいいといわれています。
四角くて細長い砂糖菓子の山査子はたまに見かけますが、甘過ぎて胃に負担がかかってしまうので、実を乾燥させたものがおすすめです。


中華街で買いました 匂いだけで唾が出る酸っぱさ


とても酸っぱい山査子ですが、プーアール茶や烏龍茶とブレンドすると美味しく飲めます。肉の消化を助けてくれます。
また、体を温めて血流をよくし、血の滞りを取り除く働きがあるので、生理痛の時にも飲んでみてください。
胃への刺激が気になる人は、なつめも一緒にブレンドするといいですよ。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
山査子
性味/帰経
温、酸・甘/脾・胃・肝

効能
胃に停滞する食べ物を取り除き、消化促進する
血流をよくして血の滞りを取り除く

みょうがでリラックスして胃も元気に

2013-09-07 | 発散する
今日のテーマは「みょうが」です。

あの独特の香りは精油成分のアルファピネンというもので、針葉樹にも含まれています。
リラックス効果、発汗作用、血行促進、食欲増進、消化促進といった効果があります。

漢方では、発汗作用により体表にある病気の原因(寒気など)を取り除く、寒けを散らして体を温める、体に害を与える物質を排除し固まりを消す、気の巡りをよくして脾の働きを活発にする、などの働きがあるとされています。
カゼの予防や初期の寒気、生理痛、口内炎、食欲不振などに用いられます。

ワークショップで「秋は体の乾燥を防ぐために薬味は控えめに」とお話ししていますが、秋でも台風や長雨の湿度が高い時期にはむしろ摂りたい食材です。
発散作用が溜まった湿を飛ばして気の流れをよくしてくれます。
シソにも同じ働きがあります。

みょうがも一度に使いきれず保存が難しい野菜。
パックに入れたままだと、中の花になる部分が溶けてきてしまうんです。
少し日にちの経ったみょうがを切った時、ブヨっとした茶色いものが出てきて気持ち悪!と思ったことありませんか?アレです(^ ^;)
色々試した結果、ひとつずつラップに包んで野菜室に入れておくと1週間ぐらいもつことが分かりました。

それでも使いきれなそう…という時は、甘酢漬けを作っています。
縦2つもしくは4つに割り、味をしみ込みやすくするために根元の部分に切り込みを入れます。
軽く塩もみして少し放置。
タッパに入れ、上から砂糖を少々ふり、すし酢と水を2:1で割ったものをひたひたになるまでかけて、冷蔵庫へ。
翌日から食べられますが、2~3日漬けてからの方が味が染みていて好みです☆

漬かるほどにきれいなピンク色になります。
みょうがのエキスがしみ出たほんのりピンクの甘酢は、ほかの酢の物に。
色を活かして山芋やれんこん、大根などの白い野菜と。


一晩つけたもの。はじかみしょうがの代わりに焼き魚に添えて

気候や自分の体の声を聞きながら必要なものを食べていきましょう。
その必要なものを選ぶヒントを日々お伝えして、みなさんと元気を分かち合いたいなと思っています☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、辛/肺・大腸・膀胱

効能
発汗作用により体表にある病気の原因(寒気など)を取り除く
寒さを取り除き体を温める
体に害を与える物質を取り除き、固まりを散らして消す
気の巡りをよくして脾の働きを活発にする

はと麦でむくみにサヨナラ&美肌

2013-09-06 | むくみを取る
昨日とおとといの雨、かなり降りましたね(・・)
天候のせいか何となく体が重く感じます。足も少しむくんだかな…

今日はそんなむくみを利尿作用でスッキリさせる「はと麦」がテーマです。
タンパク質、ビタミンB1、カルシウム、鉄を多く含む栄養価の高い食べ物です。

漢方ではヨクイニンと呼ばれていて、利尿作用で体内の余分な水分を出す、弱っている脾の働きを正常にして肺の栄養を補う、熱を冷まし体に害を与える停留物質を排除する、などの働きがあるとされています。
むくみ、下痢、食欲減少、痰のからんだ咳、黄色い痰、イボの治療、胃腸炎などに用います。

その働きを考えると妊娠中の方にはおすすめできません。
また、体を冷やす性質が比較的強いので、むくみの原因が冷えにある人にも向きません。
冷えむくみの時に食べる物は、こちらを参考になさってください。

「はと麦は美肌効果がある」と言われるのは冷やす力が強いからです。
はと麦の熱を冷まし毒を取り除く作用が、シミやイボに働きかけるんですね。

簡単おうち薬膳レシピ
はと麦ととうもろこしのご飯
胃の膨満感や痛み、体が重くてむくんだ感じを改善します


はと麦ととうもろこしで利尿作用を促進、お米で胃をいたわり、大葉で体に溜まった湿気を発散させて気の流れをよくする…という働きを狙った一品です。

作り方
(1)はと麦30gは熱湯に浸し冷ましておく。(お湯ではなく、一晩水につけたものでもOK)
(2)米2合を磨いで炊飯器に入れ、(1)の浸し汁も加えて水加減する。はと麦を混ぜ、水を大さじ1足す。
(3)粒とうもろこし100gを米の上に乗せて15分以上置いてから炊く。炊き上がったらさっくり混ぜる。
(4)茶碗に盛り、大葉のせん切りを飾る。

はと麦、とうもろこし、お米には「健脾」といって脾の働きを活発にする作用があります。3つの食材の相乗効果で、消化や水分の運搬が促進されます。
とうもろこしは、缶詰でも生の粒でもどちらでもOKです。
お好みで塩を少々加えて炊いてください。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
微寒、甘・淡/肺・脾・胃

効能
利尿作用により体内の余分な水分を排出する
弱っている脾の働きを正常にし肺の虚弱を補う
熱を冷まし体に害を与える毒の作用を排除する


老化防止に毎日なつめ

2013-09-05 | 気力・体力アップ
たまには薬膳っぽい食材をということで、今日のテーマは「なつめ(大棗)」です。

ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウムやカルシウムが豊富で、血液の循環をよくして脾胃を丈夫にする効果がある、ビタミンPも含まれています。
生の果実にはりんごの100倍のビタミンCが含まれているという話も!?

生のものを手に入れるのはなかなか難しいですが、乾燥ものであれば中華食材やドライフルーツとして置いているお店もあります。


漢方では、大棗(たいそう)と呼ばれていて、消化吸収機能を高め、体力を回復する働きがあるとされています。免疫力をアップする食べ物です。
また、血を養い精神を安定させる作用もあると考えられています。
食欲不振、疲れ、めまい、顔色が悪い、貧血、動悸、不眠、イライラ、不安などの症状を改善してくれます。

漢方薬では薬効の強い生薬と配合し、消化器を保護する役割もします。
体を温める性質なので冷え症の方に、内臓の冷えを感じた時にも食べてみてください。

中国には「なつめを毎日3個食べれば、年をとっても老いが現れない」ということわざがあるそうです。
3個は飽きちゃいそうだけど1個なら続けられるかも。

そのまま食べるのはちょっと…という時は、ちぎってお茶に入れてみてください。
乾燥なつめは糖分が多いのでほんのり甘さを感じられます。お茶を淹れた後の実もぜひ食べてください。
スープや煮込み料理(参鶏湯に入ってますね)、お粥、デザート、種を取って刻んで炒め物にも。結構イケます。

疲れとストレス、冷え、老化防止にも効くいいことづくめのなつめ。
毎日食べて元気に過ごしましょう☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/脾・胃

効能
消化吸収機能を高め、体力を回復する
血を養い精神を安定させる
薬効の強い生薬と配合し、消化器を保護する




気功も体験できる『はじめての薬膳&気功体験』、9/11(水)の回は本日申し込み〆切です。
体にいいことを学びながらリラックスのひと時を過ごしませんか?
9月キャンペーン実施中お友達と一緒のお申込みで、ご本人もお友達も10%off
詳しくはこちらをご覧ください

胃痛と滋養強壮に山芋

2013-09-04 | 気力・体力アップ
昨日『薬膳に親しむお茶会』にご参加くださったみなさま、楽しい時間をありがとうございました☆
盛り上がりついでに気功も体験してみたいということになり、急遽テーマを変更。
自分の疲れている所に気づけた。軽くなった。血行が良くなった気がした。気持ち良かった。
とご感想いただきました。お役に立てて私もうれしいです(^ ^)
またのお越しをお待ちしてます!

気功も体験できる『はじめての薬膳&気功体験』、9/11(水)の回は明日9/5(木)まで申し込み受付中です。
体にいいことを学びながらリラックスのひと時を過ごしませんか?
詳しくは9月のスケジュールをご覧ください。

さて、今日のテーマは「山芋」です。

胃の粘膜を保護するぬめり成分のムチン、ビタミンB群・C、カリウムなどのミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。
いも類なのに生で食べられるのは、消化酵素のジアスターゼがでんぷんを分解してくれるから。

漢方では、消化機能を整え食欲を促進する、体の水分代謝を正常にする、肺を潤して養い咳を止める、腎臓の働きを高め頻尿を改善する、老化を予防するなどの働きがあるとされています。
胃痛だけではなく、慢性の咳や腎機能アップにも効果のある、まさに滋養強壮食材です。
平の性質なので、体を温める・冷やすを気にせずに使えます。

漢方薬では「山薬(さんやく)」という名前で呼ばれ、八味地黄丸や六味地黄丸に入っています。
どちらも、疲れやすくて手足が冷えていて、尿量が多いまたは少ない、口が渇きやすい人に処方されます。
めまいや耳鳴り、寝汗などの症状がある時には六味地黄丸を用います。
八味地黄丸には体を温める働きの強い生薬が入っているので、腰やひざの冷えや痛みが強い時に用います。

体を中から温めることを意識して、昨日のシソに山芋とかぼちゃを組み合わせてより胃を温めるメニューを作ってみました。

簡単おうち薬膳レシピ
山芋とかぼちゃの温サラダ
胃を温め消化機能をアップし、食欲不振を改善します


作り方
(1)かぼちゃは2~3センチ角の食べやすい大きさに切り、ラップをして電子レンジで加熱する(500wで5~6分)
(2)山芋(長芋)は皮ごとよく洗ってひげ根を取り、かぼちゃと同じぐらいの大きさに切る。フライパンで周りに焦げ目がつくまで焼き、胡椒をふる。
(3)(1)と(2)を皿に盛り、せん切りのシソを飾る。お好みのドレッシングをかけて召し上がれ~。

山芋は火を通すほどにホクホクになります。表面に焦げ目がつくぐらいで止めると、ホクホクとサクサクが合わさった独特の食感で美味しいですよ。
皮ごと調理すると滋味深い味わいが楽しめます。
山芋を焼く時、焦げ付きが気になる場合は少しだけ油を引いてください。

おかげさまで胃痛は改善しました。
たぶん、先週末暑さに耐えかねてすいかとメロンをお腹一杯食べ、冷たい緑茶を飲んだのが原因のような気がします。
どれも内臓を冷やすものばかり!
体が欲していたとはいえやり過ぎですよね。いつもみなさんに「ほどほどに」ってお伝えしてるのに(= =;)

…まあそういうこともありますよね(~ ~)
こうじゃなきゃダメみたいな限定思考ではなく、不調な所もやらかしちゃったことも含めて現状を受け入れて、少しずつ改善していきましょうというのが漢方の考え方です。
これを食べればもっとよくなるというプラス思考でいけばいいんです。
全ては肯定からはじまります。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・肺・腎

効能
消化機能を整え食欲を促進、体の水分代謝を正常にする
肺を潤して養い咳を止める
腎臓の働きを高め頻尿を改善する、老化予防

湿度にやられたらシソを食べる

2013-09-03 | 発散する
ここ数日蒸し暑い毎日が続いてますね。
間もなく台風の季節もやって来て、湿度に体が影響を受けやすくなります。
そんな時に食べたい「シソ(大葉)」が今日のテーマです。

薬味や刺身のつまに使われるシソですが、添え物にしておくにはもったいないぐらい栄養豊富で色んな効果があります。
ビタミンやミネラルが多く、特にカロテンとビタミンB2、カルシウムの量は野菜の中でもトップクラス。
アレルギーに効く成分が含まれることでも注目されました。

香り成分のペリルアルデヒドには高い抗酸化作用と防腐作用があります。
刺身と一緒に食べるのは理にかなっているんですね。
梅干しのように防腐剤としてお弁当に入れてもよさそうです。(シソは熱で黒くなってしまうので冷めてから)

漢方では、かぜの初期症状(寒気・咳)を追い払う、気の巡りをよくして消化機能を改善する、魚介類の解毒の作用があるとされています。
体に溜まった悪い湿気を発散してスッキリさせる効果があるので、梅雨時にも摂りたい食材。
体を温める性質で、肺と脾(消化器系)に働きかけます。

ムシムシした気候の時、胃が張った感じがして食欲がなければシソを食べてみてください。

実は今朝から膨満感があり、食欲がありません(= =;)
今夜は山芋の大葉あえを作ろうかな。
せん切りにした山芋と大葉、かつお節、めんつゆを混ぜるだけの超簡単レシピですが、弱った胃をいたわって元気にしてくれます。

山芋にもかつお節にも消化器系を整える働きがあるので、シソの効能をより高めてくれます。
火も使わなくていいので楽チンです。

そしてシソによくあるお悩みが保存法。
ワークショップ参加者にもお困りの方がいらっしゃいました。
「シソは買ってきてもシワシワになって最後まで使い切れなくて」
ぜひ↓こちら↓をお試しください!

濡らしたペーパータオルにくるんで、フリーザーバッグかタッパに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
買って来た時の鮮度にもよりますが1~2週間もちますよ☆

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、辛/肺・脾

効能
体表の邪気(病気のを引き起こす原因)を取り除く
気の巡りをよくして消化機能を改善する
魚介類の解毒

タコで血と気を増やす

2013-09-02 | 血を増やす
久しぶりに食べたくなって買いました。体が欲しているんですね。
今日のテーマは「タコ」です。

コレステロールは多めですが、そのコレステロールや血圧を下げる働きをするタウリンが豊富です。
栄養ドリンクでおなじみの成分です。

漢方では、血を養うことにより気を補う、肌をひきしめる、体に必要な水分を増やす働きがあるといわれています。
顔色が青白い、疲れ、めまい、動悸、不眠などに用いられます。

「血を養うことで気を補う」って何?って思いますよね…
少しだけ、気(き)・血(けつ)・水(すい)の話をさせてください。

漢方では、人の体を構成する基本的な要素は、気・血・水であると考えられていて、(「水」は「津液」(しんえき)とも表現されます)この3つのバランスが正常に保たれている状態が健康です。

気は、あらゆるものを構成する基本要素であり生命エネルギーで、その働きによって体の生命活動は支えられています。
血は脈管を流れて全身に栄養を運んでいます。
水は、血以外の体の中の水分で、あらゆる部分を潤しています。
気・血・水はセットであり、お互いがお互いを生む相互関係にあります。

「血を養うことで気を補う」のは、血を増やすことによって気が栄養をもらって全身を巡ることができ、健康な状態になるということです。
何となくイメージしていただけたでしょうか。

話をタコに戻します。
体を冷やす性質なので、冷え症で下痢をしやすい人はしょうがと一緒に食べてください。
血を増やす食材の中でも、タコとほうれん草は体を冷やします。ほかは温めるものと、どちらでもない性質のものがほとんどです。

簡単おうち薬膳レシピ
たことしめじの炊き込みごはん
血と気を補い疲労を回復します


夏バテにも

作り方
(1)米2合は炊き始める30分前にといでザルにあげておく。
(2)炊飯器に米と酒大さじ1、しょうゆ大さじ1と1/2を入れ、水加減する。
(3)ぶつ切りのタコ約300gと、千切りのしょうが1かけ分、小房に分けたしめじ小1パックを乗せて炊く。

タコは火が入ると縮むので、大きめに切った方が見た目よく仕上がります。
しめじはしいたけ同様、補気の働きがあります。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ

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【薬膳的分析】
性味/帰経
寒、甘・鹹/脾・肝

効能
血を養うことにより気を補う
肌をひきしめる
体に必要な水分を増やす

むくみに効果抜群とうがん

2013-09-01 | むくみを取る
暑さと湿度が戻ってきましたね(・・;)
今日のテーマはそんな時期におすすめしたい「とうがん」です。


漢字では「冬瓜」と書くので冬の野菜かと思いますが、旬は夏です。
皮が厚く、丸のまま冷暗所で保存すれば冬までもつことからこの名前がついたとか。

95%が水分で低カロリー。
利尿作用のあるカリウムを比較的多く含んでいるので、体内の老廃物を排出したり、むくみの解消や血圧を下げる効果があります。

漢方では、余分な熱や毒素を取り除く、唾液を出して喉の渇きを癒す働きがあるといわれています。
熱中症、むくみ、喉の渇き、尿量が少ない時に使います。

種や皮も薬として用いられます。
種は冬瓜子といい、実と同じくむくみや尿の出が悪い時に、また、黄色い痰の出る咳にも使われます。
皮は冬瓜皮と呼ばれ、余分な熱を取り喉の渇きを癒し、むくみを取る働きがあります。
スープなどを作る時、とうがんの皮と種を20~30分煮出して使えばむくみを取る効果がさらに高まりますよ☆

ただし体を冷やす性質で気を降ろす作用があるので、胃腸が冷えている人や妊婦さんは食べ過ぎないようにしてください。
冷え症で胃腸の弱い人が食べる場合は、体を温めたり胃腸の調子を整える働きのあるものと一緒に調理した方が、代謝が高まりむくみを取る効果を発揮しやすいです。

すいかが食べられない家族はとうがんもちょっと苦手。
理由は香りと食感が似ているからだそうで…私にはそうは思えないのですが(- -)

美味しく食べてもらえる方法はないかなと考えたのが
胃腸の働きをよくしてむくみを取る
とうがんとしいたけの和風カレー
でした。

作っておいた干ししいたけを戻し、戻し汁にかつおだしを足し、しょうゆ・酒で薄く味付けして煮汁を作る。
とうがんとしいたけ、玉ねぎを入れてとうがんが柔らかくなるまでコトコト煮込む。
厚揚げとカレールウを入れて、とうがんの角が取れてホロホロ溶けそうに煮えたら出来上り。

「和風カレーよ☆」と言って出したら、「うまい!」ペロリとたいらげてくれました(^_^)v
食べ終わったところでタネ明かし。目が点になってました。
大根だと思って食べていたみたいです。しめしめ。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
微寒、甘・淡/肺・大腸・膀胱

効能
余分な熱や毒素を取り除く、利尿作用
体に必要な水分を増やし、渇きを止める