食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

青とうがらしで食欲増進

2013-08-24 | 体を中から温める
以前から気になっていた「福耳とうがらし」を、とうとう買ってしまいました(^ ^)
今日のテーマは「青とうがらし」です。


青とうがらし 福耳

肉厚で大きくて長さ15cmぐらい。わたと種の部分の辛味が特に強いそうで、しっかり取ってから料理します。

青とうがらしは7月~9月が旬。
辛味のもとのカプサイシンには、胃液の分泌を促して消化吸収を助け食欲を増進させる効果や、血行をよくして体を温める効果があります。
エネルギー代謝を促進するので、体脂肪が分解されダイエット効果も期待できます。

油と一緒に調理すると、豊富なカロテンの吸収率がアップします。
また、青とうがらしのような生のものにはビタミンCがたっぷりなので日焼け対策も☆
ビタミンCが損失しないように油でサッと炒めて食べたいですね!

漢方では、胃腸の冷えを改善して寒気を散らす、胃の働きをよくして食欲を促進する作用があるといわれています。
先日取り上げたししとう同様、夏でも体が冷えていると感じる時に摂るといい食材です。
食欲が落ちてきたなと感じる時にもおすすすめです。

体の中を熱くする性質ですので、暑くてのぼせている場合は食べ過ぎないように、食べる時は一緒にたくさん水を飲むようにしてください。

材料があったのでちりめんじゃこ炒めにしていただきました。
万願寺とうがらしのようなほとんど辛さのない味を想像していましたが、福耳は結構辛かったです。
唇がピリピリ…でもご飯は進みました。美味しかった!胃が温かくなりました。

それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
熱、辛/心・脾

効能
胃腸の冷えを改善する
胃の働きをよくして食欲促進


最新の画像もっと見る