「昭和12年、 奥多摩電気鉄道株式会社設立」
昭和19年、 御嶽〜氷川(現・奥多摩)間の鉄道敷設免許が国有化し青梅線として開通、その12月に、奥多摩工業株式会社、社名変更。
昭和21年、 石灰石採掘、1978年の昭和53年、 西武鉄道より休止中の小河内線が譲渡され、路線名が「水根貨物線」となる。
平成13年、 中華人民共和国に関連会社を設立。
氷川事業所(2008年3月)鉱業工場 天祖採掘場 - 東京都西多摩郡奥多摩町・青梅工場 - 東京都青梅市
石灰石化工工場 氷川工場 (都西多摩郡奥多摩町)、、、、。
JR青梅線奥多摩駅へ。
都の最西端ー多摩川水系上流域・青梅市とあきる野市の西で、奥は山梨県丹波山、関東山地から見ると東部を構成する山岳地帯である。
大部分が「秩父多摩国立公園」、林業生産地域である。ここに、「小河内ダム」で仕切られた「奥多摩湖」。
東京の水源地域で、良く知られている渓谷の雲取山(2017m)と御嶽山(929m)丹波渓谷・御岳渓谷・鳩ノ巣渓谷、、渓谷美に恵まれた地。
鉄道は、昭和初期に、青梅線と五日市線が延長され、東京から手近な自然行楽地として栄えた。
住所は、東京都西多摩郡奥多摩町(奥多摩町を氷川町と云っていった・古里・小河内合併し奥多摩町に)94%が林野。
石灰石は、京浜地区に供給されている。
都最高地点の埼玉と山梨の県境にある「雲取山に奥多摩湖(小河内ダム)」で、いろいろな登山コースや渓谷がある。
JR奥多摩駅
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奥多摩駅前(奥多摩湖は駅前からバスで約30分)
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「氷川大橋」
奥多摩駅すぐに、国道411号にある「橋」。(日本百名橋の1つ)
北側には奥多摩町役場、東側には奥氷川神社、南側には吊り橋である氷川小橋、日原川と多摩川の合流点がある。
「新編武蔵風土記稿・武蔵名勝図会」から、刎橋が架けられていたことが分かる古くからあった橋。
現在の橋は、昭和8年、に架けられ、昭和57年、新たにアーチ橋を造って一体化、高欄にデザインパネルに。
長さ83.5m・巾12.4m・高さ30mのコンクリートアーチ型(1933年)
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氷川橋から30m下の渓谷を(吊橋も見える)
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「秩父多摩国立公園」の埼玉県境は、山梨県側にかけては「花崗岩類」が分布し、最高峰の「北奥千丈岳(2601m)・甲武信ヶ岳(2475m)
木賊山(2469m)・唐松尾山(2109m)・雲取山・・で笛吹川の源流が発している。
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登山者に人気、
金峰山・三国山・両神山等が連なり「雁坂峠・十文字峠・中津峡・昇仙峡・秩父鉄道三峰口から奥秩父縦走・・」
秩父地方には、古くから鉱泉が多いのも楽しめる。
「奥氷川神社と中氷川神社」ー氷川橋横にあるー
「武蔵三氷川」と呼ばれ、一直線に並んで本社・中社・奥社の関係になってい割れる。
祭神ー素戔嗚尊、奇稲田姫命・創建ー伝1世紀・本殿ー神明造・神事ー流鏑馬神事 。
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日本武尊が東征の折に祀った社を起源とし、860年、无邪志国造の出雲族が「奥氷川大明神」として再興したと伝えられ、明治2年、奥氷川神社
改称し、昭和19年、に開通した青梅線の現奥多摩駅は、「氷川駅」と命名されたと云う。
「都指定天然記念物、氷川三本スギ」
氷川三本杉ー根元近くから三本に分岐している珍しい杉で、鎌倉時代に植えられたという伝説がある神木。
都内最大の杉で2011年現在、樹高約43メートル。(都天然記念物指定)。
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縄文時代の遺跡は多く見つかっていると云う。
後期頃の遺跡は一つ、以降の弥生時代には、稲作を中心とした生活文化になり、気候などから、地から離れたと云われている。
その後の奈良時代中期になり、この奥多摩へも人が戻り、生活し始めたとされている。
郷土資料館から
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奥多摩は、渓流と橋の町
多摩川上流方面からー 麦山橋. 峰谷橋. 浮 橋. 道所橋(吊橋). しだくら橋(吊橋). 境橋. 桧 村橋. 琴浦橋. 笹平橋. 愛宕大橋. 弁天橋.
南氷川橋. 登計橋(吊橋). 昭和橋. もえぎ橋( 吊橋)等。
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「奥多摩湖」
多摩川上流・小河内ダムに堰止められてできた人造湖。
都の上水道用と発電用として造られた世界有数の規模を誇っている。
湖面積ー4.4km2
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小河内ダム、有効貯水量ー1億8540万m3(多摩川流域の約21%)
旧小河内村・山梨県丹波山村・小菅村一部ー945戸が移転している。
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「日陰の村」-石川達三ー
昭和6年、東京市は、水道貯水池を造るため小河内村を水底に沈める計画を発表する。
村長は反対する村議を諭するが、工事認可がなかなかおりないため保障をあてにする村民の生活は疲弊していき、
彼等は蓆旗をたてて集団陳情に出かける。
漸く12年に起工式が行われるが土地買収価格は余りにも安かった。
都会文明に敗北していく一村落の哀史を、様々な人物像を織りなして力強く描かれている。
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代替地は、福生市に集中していると云う。
春の桜並木が見事という。(一万本)
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毎年、冬開催されるー奥多摩渓谷駅伝競走大会ー
昭和11年に第1回開催、東京箱根間往復大学駅伝競走大会(箱根駅伝)に次ぐ「歴史と伝統のある大会」。
第77回大会・平成27年12月6日(日曜日)。
小河内ダム
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作詞、鈴木紀代さんの「ああ奥多摩」の三番に
鳩ノ巣小橋の吊橋を 一人渡れば遊歩道 せせらぎつたいに 秋のいろ 紅葉りんどう彼岸花 人の情けに夢が咲く
ああ奥多摩 奥多摩はぬくもりの町。
今日は強風の小河内ダム
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奥多摩湖・南岸「都奥多摩湖畔公園(1990年)」
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次回は、奥多摩郷土資料館・山村生活を。
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