syuの日記・気まま旅

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箱根 ロープウエイで白煙立ちのぼる大涌谷

2018-10-02 | 気まま旅
「箱根八里」
明治34年、中学唱歌に初出の唱歌・「鳥居忱・作詞、瀧廉太郎作曲」
題名の箱根八里とは、旧東海道で小田原宿から箱根宿までの四里と箱根宿から三島宿までの四里をあわせたもの。
東海道では大井川とともに難所として知られ、箱根馬子唄でも「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」とうたわれる。
李白の漢詩「蜀道難」の一節「一夫當關 萬夫莫開」が歌詞に織り込まれるなど、漢籍にみられる故事や古典、歴史に由来する事項が多く盛り込まれていると云う。
歌詞に登場する「函谷関」は中国の長安と洛陽の間、長安のある関中の地への入り口を扼する関所で、王朝の死命を制する要衝として有名。
漢の劉邦と楚の項羽の攻防や孟嘗君の故事などで知られ、また「蜀の桟道」は蜀の地、すなわち四川盆地を守るに堅い要害としている山中の難所でやはり劉邦の天下取りへの備えとなった故事がある。いずれも箱根の関所のある山道の険しさを・・・。

箱根の山は、天下の嶮・ 函谷關も ものならず・萬丈の山、千仞の谷・ 前に聳え、後方にささふ・雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす・昼猶闇き杉の並木
羊腸の小徑は苔滑らか・一夫關に当たるや、萬夫も開くなし・天下に旅する剛氣の武士・ 大刀腰に足駄がけ・八里の碞根踏みならす、
かくこそありしか、往時の武士。
箱根の山は天下の岨・蜀の桟道數ならず・萬丈の山、千仞の谷・ 前に聳え、後方にささふ・雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす・昼猶闇き杉の並木
羊腸の小徑は、苔滑らか・一夫關にあたるや、萬夫も開くなし・山野に狩りする剛毅のますらを(益荒男)・ 猟銃肩に草鞋がけ
八里の碞根踏み破る・ かくこそあるなれ、当時のますらを。

箱根湯本ー塔の沢・大平台・宮ノ下・小涌谷・彫刻の森・強羅














強羅ー早雲山 ケーブルカー約10分


早雲山 標高1151m・強羅は、神奈川県箱根町県の南西部、早雲山は北部に麓に温泉地が、地名は岩石がゴロゴロしている所から。
箱根登山電車が湯本から強羅間の開通が1918年で新しい。箱根観光の中心になっている。公園・美術館・スケートリンク等がある。



箱根火山最高峰神山・駒ヶ岳・二子山は、第一期火山活動中に起きた断層が中心で火口丘形成された。
最後の大きな活動は、約3000年前の神山北斜面の水蒸気爆発で、その土石流が「早川」の上流を堰き止めて、「芦ノ湖」が誕生。
仙石原は、その砂粘土が堆積してできた。
現在の大涌谷や早雲山はその後、噴気活動している。











早雲山ー桃源台 ロープウエイ約20分芦ノ湖へ空中散歩



箱根七湯ー湯本・塔の沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯(早川渓谷の谷底に自然湧出)





大涌谷も箱根町の北部、硫気孔郡のある谷で、上部を閻魔台・下部を地獄沢と呼んでいたが、1873年、明治天皇行幸で「小地獄を小涌谷・大涌谷」
に改名している。中央火口丘が神山、高1438m・箱根ロープウエイの大涌谷駅前に自然館と観測所が併設している。















冠ヶ岳 標高1409m。


「姥子」下車