夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

1月の篆刻(てんこく)勉強会に行く

2017年01月22日 | 篆刻
今日は今年初めての篆刻サークル「石門印会」
勉強会でした。新年初めてということで
12月の競刻(心に残った漢字一文字 楷書)の
評価を聞く。


12月の秀作第一席
    

   
「道」は道元禅師の本を読み始めたので「道」に
しましたとNgさん。
「揉」はうちも外もいろいろ揉め事が
あったのよ、と Tgさん。
「孫」は二人の孫が出来て喜びとともに
孫に振り回されるというSさん。
「涙」はイチローの3000本安打に
ベンチの片隅で喜びの「涙」をひっそりと
流していた姿を見た、とSgさん。

さて、「選」を刻した二人はNtさんと私。
奇しくも同じデザインになってしまった。
何も相談していないのにです。おまけに
周縁界線(周りの線)まで同じ。どちらが
よくできたか比べてみれば分かります。

周縁界線は気をつけないと欠けが生じる。
「界線は外側から刻すと欠けが出ません
 欠けも芸術のうち、予期しない欠けも
 いいものです」と先生。
私の界線は少し弱かったか?

こちら↓先生の作品を拝見。
黙如雷(もく、らいのごとし)
黙って静かにしているだけで、
百雷のような力や響きがあること。

「ちょっと線が太かったかもしれません。
 そのような時は時間をおいて修正
 します。捕刀して(作品が)良く
 なることも、悪くなることも
 あります」と先生。
確かに時間をおいて再度作品を見ると
おかしいところが見えて来る。
私の場合いつも提出期限ギリギリに
作品を仕上げるので、時間をおいて
見ることをあまりしない。
これではいい作品ができないということです。

黙如雷、静かにしていることが出来ない
ばあさんです。

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