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6月の篆刻(てんこく)勉強会に行く

2024年06月16日 | 篆刻
今日は月に一度の篆刻サークルの勉強会でした。
全員が集まり5月の課題「意自如」(いじじょたり=心が平然としている事)
の講評を先生から受けました。以下先生の講評です。

  
三文字ではこの様に左に二字が良いと思う。
印篆で安定した配置と運刀はさすがである。
欲をいえば、やや画一的な作となったと思える。


  
小篆の朱文印で伸びやかさに好感あり。
中央に縦の一字界線を入れてアクセントを
つけた。辺縁も太くするのも一興か。


  
印面に文字よく伸展して好感。下部に横画が
そろったのは一考のこと。どちらか形を
変えるべし。


  
三文字の場合この配置も考えられるが無理がある。
左に二字が無難であろう。「自」が横に伸びすぎて
しまったが、左右のバランスが不良。


  
右に二字のため右側に重みが寄っている点を
一考したい。辺縁がやや変化が多すぎたようである。


  
直線的な刻で鋭味を感じさせる作。「自」字は
横画がきつくなるので下に伸展させて余裕を
もたせたい。「如」字は半分くらいに圧縮
させたらいかが。


  
三文字の字形に創意工夫がみられ、全体として
古拙感が出て好感たり。左側の二文字は上下の
大きさを逆にしたら。


  
やや「意」字が大きくみえるが、いかがか。
運刀は雅味がよく出て暖かさ見ゆ。鋭味は不足か。


  
印面一杯に刀線が活躍し力感十分の作。
下部の横画の長短に差をつけたのもよい。


  
左右の文字の表現に差がありて異和感あり。
「如」字は縦線を伸ばさず朱の空間を
残すのも一手と思う。


  
小篆作にて刀線はよく伸び柔和さ十分
「意」の下部「心」が押されてみえること
一考。「如」字も小さくみえる。


  
氏の個性的な刻であり、温和さ表出。
印の形状はやや打刻しすぎかもしれぬ。
原稿段階で吟味されたし。


雨人さんはこんな小さな石(6mm)に刻している

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