紫蘇の効用

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ユーリンタウン2011

2011年10月30日 | ミュージカル
のち

初めて行く劇場、座・高円寺。
別所さん出演のミュージカル・ユーリンタウンの千秋楽です。

 警官ロックストック(ロクスッポ):別所 哲也
 リトル・サリー(ちびサリ):坂井 香奈美
 ボビー・ストロング(ビンボー・スットボケ):今村 洋一
 ホープ・クラッドウェル(ホッピー):関谷 春子
 UCC社長コールドウェル・クラッドウェル :塩野谷 正幸
 管理人ペニー(ペニペニ):伊藤 弘子
 ストロングばあさん(オジョーズ・スットボケ):福麻 むつ美
 ストロングじいさん(スットボケじじい):大久保 鷹
 バレル(バレバレ):清水 宏
 フィップ上院議員(ヒップご意見番):三ツ矢 雄二


座・高円寺。なんとも、いい空間の劇場です。
ロビー奥のには海外の美術館みたいならせん階段もあって贅沢感。
劇場のカスタマイズ性も多様だし、そして大事、大事、トイレも多数。

ユーリンタウンといえば別所さんの可愛いボビー「はしっちゃえ~!」が脳裏に焼き付いてますが、今回は演出家も違い、役も以前ナンチャンのやった警官だし。うーむ。どうなるんだろ。わくわく。

チケットをもぎってもらって、劇場へ続く複雑な道をくねくねと進むと、いばった警官たちがとことどころに配備されてて、
「まっすぐすすめ」だの「席はわかるのか?」だの脅してくる・・・
婦人警官は網タイツにガーターベルト、胸の谷間もあらわな色気大全開でSっぽく「席どこ?」「段差気をつけなさいよ」
Mなあたくしは従順に案内されまちた。
威圧的な態度だけど、優しい警官でしたよ。

ユーリンタウンは歌がほんっとに良いなー。
別所さんが可愛いボビーじゃなくて残念だけど、警官、出番いっぱいだし、素材が分厚げな独裁者的制服を着ながらも縦横無尽に動き、いろいろ役者さんいじり倒して頑張ってた。
ラップも頑張ってた。ケド、ま、別所さんらしく楷書体のラップだったけど。

千秋楽スペシャルか、いじり合いも随所随所に・・・
別所さん「ボビー、いいなぁ、俺だってボビーやってたんだぜー」「だいたいメタファーってわかんないし」とかぼやいてたし、
命令する警官に向かって「帝劇出てるからっていばるなよぉ~」と罵倒(?)されることも…
アニーやマイフェアレディの歌やミュージカルパロディを細かくちりばめて、楽しみ方もいろいろできます。

演出は亜門さんよりもっと毒づいていてシニカルだけど、役者さんがアンサンブル全員パワフル。
そして後半になるにしたがってキャラクターそれぞれが徐々に強くなっていって不思議な一体感を感じました。
ボリュームを感じるお芝居でした。

ぐふっぐふふっ良いお席で、目の前を別所さんが通って握手できちゃった

カーテンコール後、監督の流山さんがステージに登場して「今日は千秋楽なので記念写真を撮ります。カメラを持ってる方、どうぞ撮ってください」って。わーい(@^▽^@)ノ
 出演者全員集合

流山児★事務所「ユーリンタウン -URINETOWN The Musical-」
2011年10月14日(金)〜10月30日(日) 
座・高円寺



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