ブラボーなフラメンコ

ワタクシメの先生が出演する公演があり、どんな踊りか見てみたいという母上様と参る～
東横線都立大学駅より徒歩7分、パーシモンホール・・・ここはほんとに良い劇場。
確保した席も一段上がった７列目センターブロック。

都民芸術フェスティバル現代舞踊公演 
モダンバレエ３作品とフラメンコ１作品のガラコンサートです。

松永雅彦『Harmonization』―ことばの足跡―
ある言葉から次々と連想される言葉（例えば：心→希望→光→太陽→闇→陰謀→欲望→・・・）という男女の語りの中で鋭い動きを２組の男女が繰り広げる隙の無いダンス。
手・足の末端の動き速くてハイレベルでした。

古賀　豊『cuirasse』―鎧―
一人の女性ダンサーと８名の男性ダンサーの構成でジャンヌ・ダルクをモチーフにした作品。
傷つき、血が流れるのを体に仕込んだ赤いはなびらを散らして見せるなどの奇抜な演出。
モダンの世界に男性ダンサーが増えたなーと驚き

高野美智子『煌めき(きらめき)』
・・・これが唯一のフラメンコ。
ギターに加え、チェロ、フルートの演奏も付いてシルクロードの雰囲気がかもし出てる～。
マントン（ショール）をかぶって中東風ないでたちから一転、フラメンコのバイレが始まると激しく、そしてキレイに振り回し～
パソ（ステップ）も群舞であっても、ひとつの音に聞こえるくらい揃ってて
高野美智子さんはじめ、みんな大人の踊りでうちの母上様、いたく感動してました。
「早く、あんな風に上手になってよぉー」って言われちゃいました。
・・・はい、鋭意努力いたします。

坂本秀子『走れメロス』
太宰治の「走れメロス」をまんまストーリー的に踊ってました。
音楽がロックっぽかったり、コロスの衣装がカットソーでいろんな試みをしてるのが面白い。
かなりハードな振り付けで力強かった


帰りにもつ鍋帝王ふるさとで飲むことといたしました。
Ｖシネマ的にワイルドに迫ってきたと思えば母のようなやさしさを持つ店の名前・・・
店はいたってオヤジ的。

新鮮な刺身、美味しいもつ鍋で、いっつも混んでるの。
 生牡蠣があったー！
 もち、もつ鍋も食べなきゃ。
始めて食べた母上様はハマった様子。
「また来よう」って。
 

2006 都民芸術フェスティバル参加　現代舞踊公演 
2006年1月26日(木)-1月27日(金)　
めぐろパーシモンホール　大ホール