『レ・ミゼラブル』20周年記念なので長い公演期間中、時折かつてのプリンシパルがキャスティングされてます。
今日も20周年スペシャルキャストの日。
ジャン・バルジャン:別所哲也
ジャベール:今拓哉
エポニーヌ:島田歌穂
ファンテーヌ:シルビア・グラブ
コゼット:菊地美香
マリウス:石川禅
テナルディエ:駒田一
テナルディエの妻:森公美子
アンジョルラス:東山義久
20周年記念キャスト、禅さんマリウス
禅さん、やはり濃いなー。なんだか目が釘付けでした。
通る声で「♪誰が導くか~」は、おぉ、マリウスな感じだけど、ちょいおばさんヘヤー
コゼット「♪その髪好きだわ」・・・あたしゃヤだね。
「♪ボクはマリウスポンメルシー」で両手を脇ににぴたっとそろえ直立不動は・・・
緊張しすぎを作りすぎ。
でもコゼットよりだーいぶ年上なおじさまだよなー。
ある意味、役の年齢よりずっと上の熟年の芸を積み重ねた俳優さんのほうが芝居の深みが出る歌舞伎のような存在感でした。
今回初・義くんアンジョ。
「殺せ肥えたブタども~」を「コエタコロセブタドモ~」と歌っちゃった・・・あれれ
しかし義くんバリケードの昇降はやっぱり素晴らしいすばやい。
歌穂さんエポニーヌ、オン・マイ・オウンは叫ばず、ひとりぼっちの悲しさがにじみ出て沁みました。
拍手がなりやまなかったよー
いにしえのキャストじゃなく、リアルで出来ると思いまふ。
カーテンコールでは禅さん、コゼット置き去りで歌穂さんとるんるん仲良しモード・・・ストーリーに反してると思っていたら途中気がついたようにコゼットをフォローしてました。
レ・ミゼラブル
2007年6月8日(金)~8月27日(月)
帝国劇場