紫蘇の効用

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写楽考で知る写楽

2007年04月25日 | ストレートプレイ

時々

けっこうチケット取りに苦労したシアターコクーンの写楽考
評判が聞こえてこないねー、なんて話ながらAkOちゃんと観に行ってみたら・・・・
これがなかなか良かったんです~
2時間休憩なしの舞台。

 伊之東洲斎写楽:堤真一
 北川勇助喜多川歌麿:長塚圭史
 重田幾五郎十返舎一九:高橋克美
 蔦谷重三郎:西岡馬
 お加代お春:キムラ緑子
 お米:七瀬なつみ


「わずか10ヵ月の間に150点もの錦絵を創作し、忽然と歴史から姿を消した東洲斎写楽」という人物を同時代のアーティストと深く関わらせた大胆な脚本。
当時の二大浮世絵師を一つ屋根の下に暮らす兄弟分みたいに描くとはっ
そして人気作家、十返舎一九も若い頃は二人の長屋に居候だし・・・
本当に二人に関わりのあった蔦谷重三郎はレンタルビデオのあのTSUTAYAの店名由来の方で江戸時代の文化系プロデューサー。
これが金の亡者風に描かれてるのも脚色だよね~?ほんとはもっと芸術家の味方だったよね~?蔦谷さんのイメージが・・・

なにもかも正反対な歌麿と写楽をくっきりと表現。
目指す絵極楽絵図地獄絵図
性格かたぶつ無口お気楽おしゃべり
髪型髷ぴっちりぼさぼさ
なれの果て成り金獄門・吊るし首

舞台の上で生きた二人を目の当たりにして、今まで歌麿と写楽の画風の違いなどわからなかったけど、これではっきりわかるようになったわ

おちゃめな写楽・堤さん、ヤ~なヤツ歌麿・長塚圭史さんもはまりキャラだけど。。。
十返舎一九の高橋克美さんの長ゼリフ、
蔦谷重三郎の西岡馬さんのこってり感、
お加代のキムラ緑子さんのセリフ回しの上手さ、ニ役目お春との差のすごさ、
お米の七瀬なつみさんの貧乏でもにじみ出てるかわいさ、
BGMが本格派 和太鼓と笛で江戸風味満点、
など魅力がいっぱいだったので面白かった~

本日のお芝居レビューはとりかく
 鶏皮おろしぽん酢・・・これじゃわかんないね
おネギめくてみると
 かりっと焼いた皮とおろしが絶妙にマッチンぐ~
 こりこり軟骨が嬉しい柚子胡椒つくね
 カニならぬ鶏クリームコロッケ
 手羽先唐揚げは世界のやまちゃんよりうまいんでない?
 むし鶏ピリ辛サラダ
 鶏の出汁のきいたおじや~~~
どれをとってもおいすぃ
チェーン店としてはここ最近の中の最高ヒット



写楽考
公演日程 2007年4月5日(木)~4月29日(日)
シアターコクーン