横浜で義経

横浜みなとみらいホール にて今日、明日の２日間、義経にちなんだ演目を能・狂言・落語・歌舞伎・琵琶で観せる日本伝統芸能フェスティバル『義経』 が開催。
母上様と渋谷で待ち合わせ、東横線～みなとみらい線でみなとみらい駅へ向かいました。
駅の上はクィーンズスクエア。
まずはご飯・・・中華にしてみました。横浜だし。

 中国名菜陳麻婆豆腐総店

チンゲン菜炒め　　　　　　麻婆豆腐with山椒　　　　　　棒々鶏
  
ん～、シヴィれるほどスパイスィ～

ゆっくり食べてたら開演まじかになっちまった
飛び込みで入場。お席は最前列だったので、入り口から遠ーいぃ。
やっと席までたどりついたら私達にお席に誰かが座ってる・・・
係りの人に頼んで聞いてもらったら席を間違えていて退散されました。
と・・・ここで琵琶奏者の上原まりさんの語りが始まってしましました。とほほ。

能『橋弁慶』　観世銕之丞
京の五条大橋で牛若丸と弁慶の出会いの物語で、小早川康充くん牛若  観世銕之丞さん弁慶の立ち回りが見どころ。牛若くんがカワイイ。

狂言『那須与一』　野村萬斎
弓の名手那須与一が義経の命により平家の扇を弓矢でうち抜く一部始終を３役野村萬斎さん一人で語るという狂言で、私は始めてこのような型の狂言を観ました。
何かがとり憑いてるみたいでした

落語『源平盛衰期』　橘家圓蔵
本筋がちょっとで余談が大部分、ブレイクタイムのような時間でした。
ダジャレの嵐。
木曽義仲は鍛えてるから強いんです。キソ体力っつーくらいだから・・・てな具合。

歌舞伎『吉野山』　尾上菊之助・中村芝雀
義経千本桜の四段目で義経の家来佐藤忠信実ハ源九郎狐と静の道行です。
ちょうど目の前で菊ちゃんがセリあがってきて、キャー
少しほっぺがふっくっらとしたみたいだけど、すごく綺麗
こんなに美しい方だったかちら？と改めてご贔屓度倍増
4/22に素踊りでこの「吉野山」の忠信観たときも一つ一つの所作を丁寧に演ってると感じたけど、今日は化粧もしてるので狐の動きが決まってるぅ。ぴりっとスパイシー

琵琶『祇園精舎』　上原まり
祇園精舎の鐘の音～の冒頭部を琵琶語り・・・あんなに激しく弾いて琵琶って弦は切れないんしょうか？

いろんな世界を今日はいっぺんに観れてよかったですぅ


日本伝統芸能フェスティバル『義経』
2005年9月8日（木）・9日（金）
横浜みなとみらいホール