令和7年3月16日(日) 東海古城研究会の日帰りバス見学会が行われました。見学ルートは JR金山駅→松阪城→松阪城御城番屋敷→松ヶ島城→田丸城→JR金山駅 でした。途中で雨に降られましたが松阪城と田丸城では見事な石垣を堪能できました。
松阪城 表門への道
松阪の地名は以前 松坂と松阪が混在していましたが、混乱を避けるため松阪に統一したようです。古い資料では松坂となっている場合が多いようです。
松阪城 見事な高石垣
石垣は何度も積みなおしが行われているようですが、おかげで見事な高石書きを今も見ることが出来ました。
松阪城 石垣のオンパレード
松阪城は大規模な城郭ではありませんが、入り組んだ石垣が組み合わさった複雑な構造の石垣を楽しむことができました。
松阪城 御城番屋敷
現存する武家屋敷としては最大規模を誇る国指定重要文化財の武家屋敷で、今も子孫の方々が維持管理し、借家としても利用され、そのうち一軒は一般公開されていました。
松ヶ島城 本丸天主跡とされる台地が残る
織田信雄によって築かれたた松ヶ島城は、一時期 蒲生氏郷が入り、松坂城の築城によって廃城となり、現在は天主台と考えられている台地が残るのみで、海城の名残りも埋め立てによって失われました。
田丸城 多くの城郭遺構の石垣が見どころ
田丸城も、石垣の城を堪能できる遺構群が見どころでした。
田丸城 一部に土の城の遺構が残る
多くの城郭遺構の石垣群の一部に土の城の遺構もあり、石垣遺構を際立たせているようでした。
田丸城 意外に複雑な石垣遺構が楽しめる
雨が降り出して、少し残念でしたが、複雑に入り組んだ石垣遺構の魅力をしっかり堪能できました。
今回の見学会では松阪城と田丸城の石垣遺構をジックリ見学して楽しむことがが出来て良かったです。