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大阪大学豊中キャンパス(1)

2017-05-19 19:29:25 | 日記

大阪大学吹田キャンパスは、まち歩きの人たちに連れられて、5~6回は行っているでしょうか。
5月18日(木)初めて大阪大学豊中キャンパスに、まち歩きの人たちと行きました。
今日も60人を超える参加があったとか。3班に分かれて出発しました。

今回のメーンは、何と言っても「マチカネワニ」の化石でした。

1964年5月に阪大理学部の校舎建設現場から、日本で初めて巨大なワニの化石が発掘さ
れました。最初に見つけたのは化石に興味を持つ少年だそうです。

大阪大学総合学術博物館の1階には、マチカネワニの復元模型や化石のレプリカが展示さ
れていました。

  

3階には本物のマチカネワニの化石が展示されていました。化石でもそれはそれは大きい
迫力ある化石でした。撮影は禁止でしたので、説明書きから本物を想像してください。

マチカネワニ化石

 マチカネワニ化石は、昭和30年豊中市待兼山町にある大阪大学豊中キャンパスの理学
 部建設現場の大阪層群と呼ばれる地層の粘土層(約45万年前)から発見された、日本で
 初めて発見されたワニ化石です。

 ワニ類の中でも大型(全長6.9m~7.7mと推定されされている)で、頭骨の長さが1メート
 ルを優に超え、その他にも現生のワニ類には見られない変わった特徴を示し、ワニ類の系
 統学的位置について世界的にも関心を集めています。

 ワニ化石の中で最も安全な骨格化の一つで、他のワニ類化石を同定する上での基準資料
 (タイプ標本)となっています。

 平成12年~18年に大阪大学、北海道大学、国立科学博物館による共同研究が実施され、
 このマチカネワニが進化型のトミストマ亜科であることや、現在生きている唯一のトミストマ
 亜科マレーガビアルに最も近縁であることの結論が示されました。

 このようにマチカネワニ化石に関する学術的な評価がなされたことは、今から45万年の
 古環境を知る上でも一つの指標となりうるもので、非常に価値あることだと考えられます。

豊中市のマンホールの「マチカネくん」は豊中市制施行50周年を記念して制作されたマチ
カネワニにちなんだキャラクターです。

  

大阪大学吹田キャンパスよりも古く、従って空間が狭く、密集感を覚えますが、緑はいっぱいで、
学生たちはイキイキとし、将来の学者のようでした。

   
   

                                                     END
 

 



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