1月11日、民博無料デーの日なので、ブログ資料をためておこうと思い出かけました。
ところが、入口に「みんぱく×ニフレル― 人と生き物をつなぐ」講演会とありました。
ニフレルにはまだ行っていません。少し混雑がおさまってからと思い待っていました。
行く前に予備知識を持っていたら、より楽しめるのではないかと思い講演会に参加することにしました。
受付でお聞きすると予約制ですとのこと。
さらに調べて頂くと、少し空いていますとの事。どうにか滑り込みセーフでした。
講演1 テーマ「”つながり”にふれる」 小畑洋ニフレル館長
講演2 テーマ「世界の諸文化からみた生き物と人 ―地球をフィールドワークするー」
池谷和信国立民族学博物館教授
今日はNIFRELを紹介します。
館内は7つのゾーンでなっているそうです。講演会で適切な資料をいただきましたので引用します。
①いろにふれる
ゆるやかに色が変化する世界。水のゆらめきを感じる美しく澄みきった13台の水槽で泳ぐ、
あか、あお、きいろ、色鮮やかな魚たち。あなたは何色の美しさに心を奪われますか。
②わざにふれる
水を噴く、砂に隠れる、まわりと同じ色に変化する。生きものたちのオリジナリティあふれる「わざ」を
間近に見られる工夫がされた水槽で、キュレーター(飼育員)がわかりやすく解説します。
③すがたにふれる
光のドットが無限に続く空間に浮かぶ、生きもの達の不思議な「すがた」。美しい造形物と、
生きものの個性が調和した、アーティスティックな水槽が私たちを魅了します。
④WONDER MOMENTS[ワンダーモーメンツ]
アーティスト松尾高弘氏が描く光のインスタレーションは、宇宙から星を眺めるような神秘的な空間アート体験。
水の彫刻や花木、宇宙などが球体に描かれ、あなたに光のシャワーが降り注ぎます。
⑤みずべにふれる
木立を連想させるエリアをぬけて、光が差す広く開放的な空間へ。「みずべ」に棲む生きものが大迫力でお迎えします。
猛獣や珍しい生きものに驚きと感動の連続です。
⑥うごきにふれる
ここは生きものたちの遊び場です。一本の小川を隔てて行き交う生きものたち。小川までが、私たち人間がお邪魔できるエリアです。
生きものが自由に「うごき」まわる世界をすぐそばで感じられる新体験ゾーン。
⑦つながりにふれる
壁と床、2面のスクリーンで迫力ある立体的な映像を楽しめるシアター。じ自然・生きもの・私たち・現代生活にある「同じもの」
と「違うもの」、「つながり」を問いかけます。
講演をお聞きして思ったのですが、HIFRELは今、この場で動く生きものとふれあい、自分の感性にふれ、
その感性を自分に取り入れ、消化していく場だと思います。
民博は、過去の人対生きもの、人対道具というように過去の文化を考察し、現代とのつながりを考える場だと思います。
最近、民博に時々行くようになりましたが、これだけ立派な建物や多数の展示物を持ちながら、関心を持たれる方が
少ないのは残念に思います。
今はNIFREL人気に押されていますが、民博は一つの建物の中で世界の文化に触れる最高の場だと思います。
END