ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

稀代の企業家が遺した言葉

2015-08-09 11:40:37 | SHAFT経営
先月、堀場製作所の創業者である堀場雅夫最高顧問が90歳で永眠しました。堀場氏は終戦直後の1945年10月に創業し、同社を世界的な計測器メーカーに育て上げました。
ベンチャー精神あふれる京都企業のDNAを後世に繋ぎ、京セラ、島津製作所、オムロンなどにも多大な影響を与えた堀場氏の経営論は独特で、私は大好きでした。

同社の社是である「おもしろおかしく」に凝縮されているように、「人は、自分が楽しいと感じることには時間を忘れて取り組み、高い成果を生む。だから経営とはつまるところ、社員がおもしろおかしく働ける様にすることに尽きる」と説いています。

堀場氏には多くの名言がありますが、中でも私の好きな3つをご紹介します。
「社長はイージーゴーイングで」
社長があらゆる仕事に関わると会社は回らない。財務などをオープンにし、社員がおもしろおかしく働ける仕組みを整え、社長はイージーゴーイングを目指そう。
「おもしろいと疲れない」
おもしろく仕事をすれば疲れない。だからおもしろく働くことこそ人間の自然な姿。仕事が苦痛という考えは間違っている。苦しいなら工夫しておもしろくしたらいい。
「叱る前には1、2時間考える」
叱りすぎたら社員は萎縮し、叱り足りなかったら本人が成長しない。だから社員をどう叱ろうか1、2時間考えてから叱り、叱った後も十分に伝わったかと1時間考える、叱るには愛情が必要である。

戦後70年を一心不乱に駆け抜けた日本人が生き方に迷う今、堀場氏の思想は進むべき道を照らしだしていると思ってやみません。

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