ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

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非親族への事業承継

2016-05-30 08:00:40 | SHAFT経営
企業の世代交代、事業承継が増えている昨今、上場、非上場を問わず、同族企業が非親族へ社長交代する事例がとても増加しています。
私の知人の三島の優良中小企業でも、非親族を社長に招へいして周囲を驚かせました。
もちろん成功事例も多々ありますが、トラブルも相次いで発生しています。レシピサイト運営大手の某社では、多角化路線を採るか否かなどの経営方針で新旧経営陣が対立し、紛糾しました。

このような事態を招かないために最も大事なことは、「経営理念を共有すること」だと思います。
後継社長が親族であれば、先代の姿を長年見ることで経営理念を体得できるかもしれませんが、非親族、特に社外から社長を招へいする場合には、経営理念を徹底的に叩き込むことが不可欠です。

また、オーナーの持ち株比率を2/3以上、過半数、1/3超と段階的に持分を移譲していくことなどにより、一定期間は経営を見守る体制にしておくことも大切です。
さらに、後継社長が一定の役割、責任を果たしたら会長に退いていただくなど、引き際についても明確にしておくとなお良いでしょう。

そういえば、GWに12年ぶりに大塚家具に行ってきました。私が行った有明ショールームでは、店員がつきっきりであまり従前と変わっていなかったような気がしましたが、新宿店は展示や接客方法がかなり変わっているようですね。今後の業績がどうなるか、久美子社長の手腕、とても興味深いです。

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