ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

生き方 (著:稲盛和夫)

2014-05-28 14:42:03 | 書籍
~人間として一番大切なこと~



シンプルで、かつ普遍的な哲学。
簡単に実践できそうで、実は日々の生活に追われついつい忘れがちな人間としての礎。
改めて考えさせられました。

どの世界の成功者もきっともっているのであろう、力強い生きるための指針。
一方で、平凡でも、混迷の世の中を生きる上で、悩んだら常に戻ることができる『家』を教わった気がします。

『生きることの意味』~それは、心を高めること、魂を磨くこと
財産も地位も名誉も、現生限りのもの。
現生を去る時に、この世に生まれた時よりも高い心、魂を持って去っていくこと、これが人生の究極の目的。
生きる意味や人生の価値は、心を高め、魂を練磨することにあることにある。・・・ひしひしと考えさせられました。

これまで、労働は生活の糧、報酬を得る手段と考えていましたが、その考え方を改めて見つめなおしました。
一生懸命に働き、日々精進することによって人格が磨かれる。つまり、心は日々の労働の中で練磨されるということです。
そしてそのためには仕事を好きになること。初めはそうは思えなくても、そのように思い続け、一生懸命働くことによって、
成果が上がり、社会のためになっていることを実感し、もっと働こうという好循環に入っていけるのです。
早速、今日から新たな心で働いてみよう!と思います。

もう一つ、この本から再認識させられたこと・・・、それは『人生は心に描いたとおりになる』ということです。
強く思ったことが現象となって現れてくる。つまり、良い思いを描く人には良い人生が開けてくるのです。
松下幸之助さんの『ダム式経営』のエピソードが紹介されていましたが、まさに人生の重要な真理が詰まっていると思います。
心が呼ばなければ、やり方も見えてこないし、成功も近づいてこない。したがって、まず強くしっかりと願望することが大切なんだと。
ただし、願望を成就させるには、並みに思っているだけではダメで、『すさまじく思う』ことが必要だということ。
頭のてっぺんからつま先まで、全身をその思いでいっぱいにして取り組んでいく。ひたむきに、強く一筋に思うこと。
潜在意識にまでしみこませ、『狂』が付くほど強く思う。それくらいでなくてはいけないのですね。

あと、もう一つ学んだこと。
私の座右の銘は『継続は力なり』なのですが・・・。
ただし、「同じことを繰り返す」のではダメだということです。
継続と反復は違う。今日より明日、明日より明後日。少しずつでも改良を加えていくことが重要なのですね。

最後に・・、
人間の持つ「三毒」。欲・ねたみ・怒り についても仏教説話が紹介されています。
人間の欲深さが良く表現されているのですが、非常に面白いです。
このような三毒に侵されないよう生きていきたいものです。
ご興味ある方は是非ご一読ください!

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