しなの高原鉄道の日々

安楽マニアのおじさんが一念発起して 開業した「しなの高原鉄道の日々」をご紹介します。

練習の日々(ホワイトバランス)

2010-07-10 | 情景撮影

おはようございます。

先日、「かくれんぼの日々」の記事の中で写真の色がおかしくなったお話をさせていただきました。

いろいろお教えいただいている「キハ58」様よりコメントをいただき、

詳しくお教えいただきましたので早速試してみることにしました。

夏風が今愛用しているGX200というカメラにはホワイトバランスの選択モードがあります。

いつもはオートで撮影しています。

光に併せてモードを選択ということを試して見たいのですが、しなの高原は蛍光灯の空の下です。

同じ光の中で写り方がどのように変わっていくか勉強します。

最初はホワイトバランス「オート」です。

Tr0012832

絞り優先モードで撮影しています。

こちらの撮影データは

F値 F/15.8    露出時間  1秒   焦点距離 15mm  ISO 400 です。

そのままの状態でホワイトバランスだけ設定を替えていきます。

次は「屋外(晴天)」です。

Tr0012833

なにやら茶色がかってきました。

次は「曇天」です。

Tr0012834

さらにくすんできます。

なにか、夕方の風景のようです。

次は「白熱灯」です。

Tr0012835

見事に真っ青になってしましいます。

白熱灯の明かりの赤さを打ち消す設定なのでしょうか?

最後は「蛍光灯」です。

Tr0012836_2

オートのときの色合いに近いです。

ただ、こちらの方が輪郭がシャープに見える気がするのですが

思い過ごしでしょうか?

まだまだ勉強しなければなりません。

「キハ58」様からは、さらに「ホワイトバランス補正」についてもお教えいただきました。

モードメニューの中に「ホワイトバランス補正」というものがあります。

こちらを開いて見ますと緑、青、赤、マゼンタ(ピンク)の4つの方向へ調整できるようです。

お教えいただいたのは

「山や木々の緑を鮮やかに表現したい場合には

緑(G)方向に+1 程度補正をかけても好いかもしれません」

さっそく試してみます。

ホワイトバランスモードは「蛍光灯」

まず緑方向に+1補正をかけてみます。

Tr0012837

さらに緑方向に+3補正をかけてみます。

Tr0012838

かなり緑が鮮やかになります。

ころあいを探す練習が必要です。

今までの練習、写真の感度をISO 400で撮影しています。

撮影した写真を見ていると何か、粒々した感じ

昔持っていたハーフカメラでは ASA400のフィルムを使うと

写真をプリントすると粒々していました。

もしかして・・・。感度を変えて試してみます。

ホワイトバランスは同じ「蛍光灯」です。

まずはISO 100 です。

Tr0012857

いきなり画面が暗くなってしまいます。

粒々うんぬんの話ではありません。

真剣に照明を考えないといけないようです。

絞り優先モードにしていますのでシャッター速度はカメラが勝手に決めています。

F値 F/15.8    露出時間  1秒   焦点距離 15mm  ISO 100 です。

次はISO 200 です。

Tr0012862

ちょっと暗めですがなかなかいい雰囲気ではあります。

こちらのデータは

F値 F/15.8    露出時間  1秒   焦点距離 15mm  ISO 200 です。

シャッター速度は変わりません。その分明るくなっています。

ISO オート という設定もありますので試してみます。

Tr0012867

カメラご推奨の明るさということになります。???

こちらの撮影データは

F値 F/15.8    露出時間  1秒   焦点距離 15mm  ISO 154 です。

1SO 154 というなんとも中途半端な数値が出ています。

自分の見ているパソコン画面ではかなり暗く見えているというか。

最初のISO 400 の写真の明るさに慣れてしまっているのか判然としません。

さらにお勉強しなければいけないようです。

最後になりましたが「キハ58」様本当にありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。

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3 コメント

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プリセットホワイトバランスを早速試して下さった... (kiha58_1523)
2010-07-10 15:29:12
プリセットホワイトバランスを早速試して下さった由・・・恐れ入ります

閲覧するディスプレーの種類やセッティング、その他の環境によって
肉眼で識別される画像の色調は微妙に変わってくるようですので
軽々なことは申し上げられませんが、当方におきましては
【WB:蛍光灯 / G:+1補正】 で撮影されたものが、最もナチュラルに見えます。


さて、デジタルカメラの教本で 【色温度/ホワイトバランス】 の項目を参照されますと

曇天 (6500K) → 晴天(5200K) → 蛍光灯(4000K) → 電球(3000K)

の順で、1本の座標上にマークが並んでいる図が見つかるかと思います。
こちらの記事でまず掲出された、4種のWBによる作例を上記の順に並べ替えてみますと、
「曇天」に近づくほど、赤みが強くなり、「電球」に近づくほど、青みが強くなる・・・
という傾向が見出せるかと思います。

GX200 の 「ホワイトバランス補正」のうち、 【 B(青) ⇔ A(赤) 】 座標は、
4つしかない色温度(K)の中間値を、さらに細かく規定するものです。
返信する
ISO感度をスライドさせながらの試行もされています... (kiha58_1523)
2010-07-10 15:33:07
ISO感度をスライドさせながらの試行もされていますが、「絞り優先オート」であれば、
ISO感度の値に反比例して、露光時間が伸びてゆくはずなのです。
ところが、ここに掲げられた作例では、「露光時間=1秒」で固定されてしまっているようです。

それが、GX200 という機種の仕様なのか?
それとも、夏風さんのGX200 に、何か個別の設定が為されているせいなのかは判りませんが
カメラの制御プログラムによる不本意な干渉を回避するためにも
今後は、「マニュアルモード(M)」 を活用されてみてはいかがでしょうか?

夏風さんの習熟度でしたら、十分使いこなすことはできると思いますし、
むしろ、【絞り / シャッタースピード / ISO感度】の3要素を任意にコントロールしながら
最適な露出(画像の明るさ)を模索できるというメリットがあるかと思います。

ちなみに、1秒を超えるスローシャッター(長時間露光)では
たとえ三脚を用いても、設置された台の細かな振動や、
シャッターボタンを押し下げる際のブレなどが反映され
画像の解像感/輪郭が、やや劣ってしまうことがあるようです。

一般家庭の照明下で、なおかつ絞り込んでのジオラマ撮影では
どうしても長時間露光を余儀なくされるかと思いますが
まずは、「露光時間=1秒前後」で、十分な画像の明るさを確保できるよう
ISO感度や絞り値の妥結点を探ってみる・・・というアプローチも一法かもしれません

もちろん、セルフタイマーの活用や、ケーブルスイッチCA-1 の併用で
機材のブレをかなり抑えることはできます。
返信する
kiha58 1523 様 (夏風)
2010-07-10 20:18:33
kiha58 1523 様
今回もまた、いろいろ教えいただきありがとうございます。
このように詳細にわたりご教授いただき恐縮いたします。

先にいただいたコメントを元にいろいろ試すことができました。
ホワイトバランス、「しなの高原」の今の環境では「蛍光灯」のモードが良いようなので、
しばらくはそこを基本に撮影して見ます。

ISOの感度とシャッタースピードの問題
知らないうちに何か設定をしてしまっているのかもしれません。
設定の内容をもう一度確認しながら撮影して見ます。

マニュアルモードでの撮影もトライして見ます。
また、場所によっては光の条件も違うでしょうから
別の場所でも練習して見ます。

まだまだ未熟な夏風ですが
今後も宜しくお願いいたします。

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