しなの高原鉄道の日々

安楽マニアのおじさんが一念発起して 開業した「しなの高原鉄道の日々」をご紹介します。

参考書の日々-2

2010-04-14 | レイアウト

ちょっと脱線ぎみですが。

本のことを書いて見るのも面白くて(あくまでも私自身がですが)続きを書いてみます。

しなの高原鉄道の作成を始めるのにあたって参考にした本をご紹介します。

 レイアウトといえば

機芸出版社の「レイアウト全書」を忘れるわけにはいきません。

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レイアウトのバイブルとも言える本です。表紙の湖水をわたる電車とその後ろに写る発電所

(実はこの印象が強烈でしなの高原にも発電所を作ることにしたほどです。)

記事の中には固定レイアウトのほかに分割式(モジュールではなく)レイアウトの紹介、そして

ギャップの切り方など、基本からテクニックまで多岐にわたる内容が盛り込まれていました。

また、今メーカーがブームを起こそうと競っているトラムウエイについては架線集電のトロリーラインのレイアウトなど先駆的な物も載っていました。

 そして同じ機芸出版社のTMS 「鉄道模型趣味」、こちらは父がずっと購読しており今でも全巻(たぶん)実家に残っています。毎号毎号、次は何が出てくるかと毎月楽しみにしていました。(今でもです。)

その中でもこちらの号  1970年7月号から71年6月まで

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に連載された山崎主筆による「9mmゲージレイアウトの作り方」

はPECOのフレキシブルレールを使った本格的なNゲージレイアウトの製作法を基礎から細かい技法にいたるまで解説されていました。今回の制作、特にPECOのレール使用にあたって多いに参考になりました。

また71年の5月号には「キャブコントロールとは」という山崎主筆の解説記事が載っていてこれまた基本に帰るという意味で何度も読み返しました。

少年の頃に読んだ記事のほうが、どんな記事がこの号に載っていたはずだとよく覚えていることも不思議です。よほど印象が深かったのだと思います。

時代は変わって新しい材料やストラクチャーなどが豊富になっています。新しい情報にも触れなくていけません。

こんな本も買いました。

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池田邦彦さん 著 「Nゲージレイアウト作りに挑戦」(KATOユニトラックで始める鉄道模型) 技術評論社です。

今、レイアウトの制作を始められる方には一番オーソドックスな本かもしれませんね。

また、ちょうど制作期間中にNHKでレイアウト制作の方法を解説する番組が始まりました。

諸星昭弘さんと三波豊和さんの軽妙な掛け合いで楽しくレイアウト作りの極意を伝えておられました。そのテキストがこちらです。

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NHK 趣味悠々テキスト  「鉄道模型で作る思い出の風景」 講師 諸星昭弘 先生

続編のNゲージレイアウトの作成編です。ぜひまた続々編?を放映して欲しいものです。

また、新しい技法や高等なテクニック(わたしにはまねできません)を紹介した本がこちらです。

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田口 博己さん 著 「レイアウト製作の実用材料実用技法」 SHIN企画です。

いずれの本にも助けられましたが、知識として知ることと実際にできることとは大違い、自分の程度をまざまざと知らされます。 でも本当に助かりました。皆様ありがとうございます。

もちろんこのほかにも無数の諸先輩方のレイアウトそのものの写真や、製作記事からいろいろアイデアを頂いたりして成りたっています。本当にありがたいことです。

コメント
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