カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

電子辞書

2007-08-28 22:20:47 | 赴任に関するあれこれ
海外赴任が決まって早々に、ダンナが買いに行ったものの一つが電子辞書。
それまでその手のモノに全く関心の無かった我々は、店頭にズラリ並んだその種類の多さと、
あまりの高機能ぶりに愕然としたのでした。

新書サイズとなかなかコンパクトな薄型ボディ。
その中には英和・和英辞典は言うに及ばず、英英辞典、国語辞典、漢和辞典、故事ことわざ辞典、
更には経済・ビジネス用語辞典、IT・パソコン用語集も搭載されている。

旅行会話集は英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語まで対応。
新しい機種だと中国語やハングルに対応したものもあります。
音声機能付きなら、旅行先で困った時、代わりにしゃべってくれる。(笑)

果ては百科事典や家庭の医学、世界の料理やワイン、スポーツ用語なんてのまで入ってる!
そのコンテンツの過剰ともいえる充実ぶりたるや、ここには書き切れないほどです。
いやぁホント、参りましたわ。←お手あげ

短期間の旅行ならともかく、中長期に海外で生活するとなると、これはホントに便利ですね。
実際ダンナは重宝したらしく、1年後に私が追っかけ渡米することになった時点で、
「自分用のを買って来い」だって。

「一家に2個(=一人1個)も要らんでしょう」と、やや後ろ向きな私に、
自分が今使っているモノは会社に置いてあるから家で使えないし、
こちらに来て独りで出歩くようになったら絶対必要になるから、と力説。
しかしこれが的を得ていた。

最初にスーパー(アメリカ系)に行って呆然。
「魚の英語名が分からない・・・」

自慢じゃないがあまり魚に詳しくない私。切り身状態で正体が確信持てるのはサーモンくらいです。
それ以外にも知らない単語が溢れてて、辞書を片手にショッピングカートを押す羽目になりました。

私のはとにかく“ハンドバッグに入れて持ち歩けるサイズ”ってのを重視したので、
ダンナのより機能的には少し劣ってるけど、それでも基本的な辞書は一通り入ってる。
侮れません。
文庫本サイズで持ち運びにも便利。今では“出かける時は忘れずに”の一品です。


日本製の電子辞書はこちらでも日系書店などで購入できますけど、どうしても種類が限られる。
可能なら日本で準備してきた方がいいでしょうね。