カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

セールス電話

2007-08-24 18:24:29 | 生活・習慣
残暑なんでしょうか。暑い日が続いております。
日本の蒸し暑さに比べればチャンチャラおかしいレベルなんでしょうが、
やっぱ暑いよ。
こう暑いと陽射しのキツイ時間帯は外に出るのが億劫になります。
ということで勢い、家の中で過ごす時間が多くなってます。。

平日の昼間、家に居ると困るのがセールス電話。

そもそも我が家では、重要な用件が家の電話に掛かって来ることはまずありません。
だから電話が鳴っても、いちいち取らなくったっていいようなものなんですが、
そうは言っても、携帯の不調とかで万が一重要な用件が掛かってきたらと思うので一応取ります。
でもほぼ100%ハズレ。はぁぁ~

こちらで多いのは資産運用の勧誘。不動産売買も盛んです。
相手の名前も知らず、オートマチック採番で掛けてきているもの。
セールス自体は大抵、自動音声のテープが流れます。
これは後腐れが無くていいです。テープと分かったらさっさと切っちゃう。

困るのは相手が人間だった時。
何せこちらの状況も把握しないまま、立て板に水のようにベラベラベラベラまくし立ててくる。
間違い電話なのかセールス電話なのか、それとも何かやらかしちゃって出頭要請されてるのか、
もう頭ん中は真っ白になりながら、懸命に相手の用件を聞き取るしかない。
疲れます、ホント。

ちなみに、英語で電話に出る時の第一声は「Hello」か「shimaushi」と名前を名乗るのが普通。
でも、あたしゃ「もしもし」っつって出ますよ。
それで分からない人の電話は対応できないもん

いや、最初は私も「Hello」って出てましたよ。
でも、それだとセールスの人が勢いづくんですよ。英語が分かると思うんでしょうね。
「はい」とか「もしもし」と言って出ると、相手も「英語わかる?」と聞いてきます。
「ごめん、わかんない」と言うと「いいのよ~気にしないで~」と、さっさと切ってくれます。
最近はこの戦法で対応してます。

しかし恐ろしいのは名指しで掛かってくるヤツ。
名指しだとこちらも身構えます。お役所からの電話かもしれないし、一応ひと通り話を聞かないと。
入国当初は携帯を持ってなかったから家の電話を連絡先にしてましたからね。
でもやっぱりさっぱり分からない。。。

結局「ごめんなさい。あなたの言ってることがわかりません」と言って切るんですが、
その後、しばらくは気になりますね。
まあ、本当に用事のある人はまた掛けてくるだろう、と割り切るようにしてますけど。

そういえば、この間は遂に日本語でセールスが掛かってきました!スゴイ?!
内容はキリスト教の勧誘でしたけど、これには参りました。
なにせ狭い日本人コミュニティの中、どこかでばったりお知り合いになるかもしれない。
いざこざは起こしたくないですからね。お断りするにも気を遣います。

しかし電話帳にも載せてないのに、どうやって名前まで調べ上げてくるんだか、ホント不思議。
ちなみに、こちらに居る日本人については名簿が出回ってるっていう噂を聞いたことがあります。
そもそもは異国にいる同郷人同士の助け合い用に作られたものらしいけど、
どこかしらから出回って利用されてるんでしょうね。
個人情報の管理はどうなってるんだ?!って言いたくなるな。

でもアメリカって、そういう事うるさく言いそうだけど、管理は緩そうだな~
なんてね