カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

アーバイン同窓会 in 川崎

2010-08-29 23:21:25 | 日本でお出かけ
このところ、暑さ避けも兼ね、すっかりスポーツクラブの住人と化しているshimaushiですが、
今日はちょっくら遠出してきましたよ。
1年ほど先に本帰国したアーバイン友達のayaya☆ちゃんから嬉しいお誘いを頂いたのです。
というわけで、お久しぶりな川崎にやってまいりました。

JRの主要駅だけにもの凄い人ヒトひと・・・見てて目が回りそうになっちゃったわ~
おまけに、すっかり駅周辺の景色が変貌しててビックリ!
もう「ココハドコ???」状態です。

実はウチ、新婚当時、鶴見に住んでて、川崎のエグザスに通ってたんですよ。
だから土地勘あるはずなのに、すっかり見違えちゃって、、、
でも、新婚当時ということは今から10年近く前だから、そりゃ、変わる筈だよねぇ。。。


無事にayaya☆ちゃんと合流して向かったのは、駅北口に新しくできたラゾーナ川崎プラザ
(※ラゾーナ川崎プラザ 公式ホームページ→こちら

第一ラウンドはクレープ屋さんでランチ。
食事しながら、お互いの近況や思い出話に花咲かせます。
まずはビシソワーズ
(冷たいジャガイモのスープ)

夏向きですねー♪

私はかきまぜ卵にハムとマッシュルームのガレット(そば粉のクレープ)

ayaya☆ちゃんの方は目玉焼きでアンチョビ入り

食事の後は、モールの中をぐるっとひと回りして腹ごなし。
夏休み最後の日曜日ということもあってか、どのお店も大賑わいです。
日本でも最近、こういう大型ショッピングモール、増えましたねぇ。

そうこうしている内に、第二ラウンドのお時間。
私とちょうど同じ頃に帰国されたホンモクマダムが合流してお茶タイム。
堂島ロールのお店、モンシュシュ(※ホームページ→こちら)にて。
店内は天井からゴージャスなシャンデリアが吊られ、ヨーロピアンな雰囲気です。
私のチョイスはモンブラン

ふわふわスポンジをベースに、濃厚だけどしつこくないマリンクリームがグッドマッチ

堂島ロールにいろんなフルーツが入った華やかなシンデレラロール

プリンセスロールは今が旬のマンゴー入り

美味しいケーキセットをいただきつつ、またもや近況報告と思い出話に花が咲く。
ケーキとお茶だけで何時間でもおしゃべりできちゃうのは、女の特権?!
隣のテーブルのお客が何組入れ替わろうと知ったこっちゃない(笑)

話のネタは尽きることなく、お勧めのTV番組から、果ては政治経済問題にまで及び、
すっかりお尻に根が生えて、結局3時間(!)も居座ってしまいましたよ。
人気店なのにねぇ。。。お店の方、スミマセンでした(^_^;)

そんなこんなで、とても楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
セッティングしてくれたayaya☆ちゃん、そしてわざわざ出向いてくださったホンモクマダム、
本当に心から感謝感謝です。ありがとう!

樹海の洞穴めぐり(6)おまけの談合坂

2010-08-28 01:00:38 | 日本でお出かけ
最近、高速道路のサービスエリアSA・パーキングエリアPAが、続々パワーアップ中だそうで、
地元グルメやおもしろ施設、個性的なサービスを提供してるそうです。

中央高速道の談合坂サービスエリア(上り)も、その一つ。
地元生産者がとれたての野菜を持ち込んで販売するやさい村は大盛況。
このSA限定販売のチーズケーキ富士の淡雪とか桔梗信玄餅デニッシュとか、、、
いやぁ~、眺めてひと回りするだけでもたっぷり遊べる感じ。

富士からの帰り道、わざわざここに立ち寄った、そのお目当てはこちら↓
佐世保バーガー

ここ数年ブームになってると聞いてて、一度食べてみたかったんだよねー
単品で720円也

手に余るほど大きなハンバーガー(公称直径12cm)には熱々のベーコンと目玉焼き、そしてたっぷりのお野菜。
ハニーマヨネーズの甘みがアクセント。

ボリューム満点の一品でした。

「佐世保バーガー」は、本来は長崎県佐世保市名物の手作りハンバーガーの総称です。
ひとつの決まったスタイルのハンバーガーを指していうのでなく、
「佐世保市内の店で提供される」「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」
こだわりのハンバーガーを指していうのだそうです。
昨今のブームで、勝手に“佐世保バーガー”を名乗る業者が乱立し、
遂に2007年(平成19年)1月、『佐世保バーガー認定制度』が創設されたそうです。
結論から言うと、佐世保市外のこのお店は非認定の店舗ってわけですが、
美味しかったから良しってことで。。。


【おまけのおまけ】
談合坂SAのトイレにあった
注意板(笑)

便座に逆向きで乗るなーーーっ!!

てか、百歩譲って上のは分からなくもないけど、下のは何がしたいのか既に分からんぞ。。。


富士山麓青木ヶ原樹海洞窟めぐりの旅はこれにて終了です。
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

樹海の洞穴めぐり(5)溶岩樹型

2010-08-28 00:34:50 | 日本でお出かけ
富士山麓青木ヶ原樹海の洞穴めぐり、最後のポイントは鳴沢溶岩樹型です。

864年の富士山噴火の際、麓にあった太古の森林も、流出した溶岩流に飲み込まれました。
溶岩は大木を包み込んだまま冷えて固まり、中の大木は燃えて消失、その形のみが残った。
それが溶岩樹型で、国の特別天然記念物に指定されています。

鳴沢の溶岩樹形は、国道139号線沿いの、ごく普通の住宅地のすぐ裏にあって、
大小十数個の溶岩樹型を見ることができます。(無料)
案内板に従って、順番に見学していきましょう。

溶岩の大地にポッカリと縦穴が口を開けてます。
井戸型樹型というらしい)

直径は1mくらいでしょうか。
深さもかなりあって、もし落っこちたら大人でも簡単には上がれませんね。

観光客(地元の子供もか?)落下防止のためか、穴の周りは鎖で保護されていました。

穴が傾斜したもの(傾斜型)や水平(横臥型)のものも存在します。
傾斜型の最大は口径0.78mで、傾斜35度だそうです。

これは大きい!

口径は2m近くあるかな?

足元の地面は、溶岩が固まった、そのままの様相を呈しています。

樹型の多くは井戸型で、最大のものは口径が1.8m、深さ4.6mあります。

樹海の若い木と比べて、太古の森の大樹の大きさを思ってみてください。

11番は“完全な形で見ることのできる世界的にも貴重な典型的溶岩樹型スパイラクル”なのだそうです。
(正直、上から見ても単なる溶岩樹形とどう違うのかはよく分かりませんが)
スパイラクルというのは、水蒸気噴気孔のこと。
溶岩が流れ出て覆った所に池や川などの水があると、高熱の溶岩で熱せられて沸騰し、
急激に高圧となった水蒸気が溶岩を突き破って噴き出す、その痕跡です。
で、水分の供給元が樹木であった場合に、溶岩樹型スパイラクルと呼ぶんですって。
鳴沢村には十数か所の溶岩スパイクルがあって、質・量とも世界一と言われてるそうですよ。

さあ、これでお目当てのポイントは全て観終えました。
そろそろ帰路に付く頃合いです。
139号線を引き返すうち、一瞬ですが、富士山が雲の合間から顔を出してくれました。


富士山麓の洞窟は一つ一つは小さいですが、それぞれに表情が違っていてなかなか面白い。
お手軽に探検気分が味わえて楽しかったです。

今回観たものの他に、少し離れた所には吉田胎内と呼ばれる洞穴もあります。
これは、横臥型溶岩樹型が連結してできた大きな洞穴の中を、高温のガスが通り抜けたため
表面が再溶解して、天井に溶岩鍾乳石、内側には垂れ下がった溶岩が肋骨状に広がり、
底面には溶岩石筍、樹木の木肌の跡もはっきりと残り、あたかも人の胎内のようだとか。
こちらもいつか訪ねてみたいなぁ。。。

樹海の洞穴めぐり(4)青木ヶ原樹海と蝙蝠穴

2010-08-27 17:18:45 | 日本でお出かけ
富岳風穴は、青木ヶ原樹海の遊歩道の一つ東海自然歩道のルート上にあります。
噂に高い青木ヶ原樹海を、少し散策してみました。
溶岩の上を、生き物が這いまわるかのように、木の根が複雑に絡み合う。

青木ヶ原の原生林は、9世紀頃の富士山の噴火活動の後に形成されたもので、樹齢300~360年程の実は非常に若い森です。
頭上まで鬱蒼と生い茂ってはいますが、天気が好かったせいもあって“昼なお暗い”という感じはありません。
“青木ヶ原樹海では方位磁石が狂う”というのは都市伝説らしいですが、
どちらを見ても同じような景色が続くので、遊歩道を外れると多分、あっという間に
道に迷うと思われます。
溶岩でできた地面は平坦でなく、木の根や落ち葉で覆われているので、足元も危ういから、
ふざけて森に踏み込むのは厳禁です。
“自殺の名所”というありがたくない代名詞で有名な青木ヶ原樹海ですが、溶岩流の上に形成された特異な環境は自然や動植物の宝庫。
今度来る時は、じっくりハイキングを楽しみたいです。


樹海でしばし森林浴した後、今度は西湖蝙蝠穴を訪ねました。
青木ヶ原樹海を貫いて走る舗装道をひと走りして、富士五湖の一つ、西湖に向かいます。
湖のほとりに位置するこの洞穴は、総延長350m以上に及び、富士山麓の溶岩洞窟中
最大の規模のものです。
洞穴内の温度は、他の洞穴と異なり、夏でもそれほど冷気を覚えず、冬は温暖であるため、
多数のコウモリが冬眠の場所として生息しています(近年は減少傾向にあるそうですが)。
ま、昼間はコウモリは洞穴の奥で寝てますので、実際には見られないんですけどね。

ゲートを通ると、「洞穴内に入ったら被ってください」と、ヘルメットを手渡されました。
ハイヒールやサンダルの人には長靴も貸し出しているようです。
相当ハードなのか?
ヘルメットを片手に、洞穴の入り口まで森の中を歩いていきます。

洞穴の入り口には鉄格子の扉が設けられています。
コウモリが出入りできるよう、上部は横幅を広くとってあります。

ヘルメットを装着し、いざ中へ!
最初の段差を下りる途中で、さっそく天井に頭をぶつけました。
ヘルメット、被っててよかった。。。

洞穴の内部には、富士山の噴火で流れ出た溶岩がガスを発散しながら固まる時に作られた、
溶岩ドームLava Dome溶岩鍾乳石Lava Stalactites溶岩棚Lava Shelfなどが
見られます。
足場がゴツゴツとした溶岩むき出しの状態で、まさに“洞窟探検”って感じ。

通路を行くとまず、巨人の足跡広場に出ます。
蝙蝠穴が形成されたときに水蒸気を主とするガスが集まってできた、溶岩ドームの集まり。
(洞穴内は、一応照明はあるものの大変暗くて、あまりうまく写真が撮れてませんでした

その先は、ハードなルートと比較的楽なルートに分かれています。
せっかくなので、ハードな方にトライ
看板に偽り無く、容赦なくハードでした

とにかく天井が低く、屈むというより、ほとんどしゃがんで歩くという感じ。
天井にガンガン頭をぶつけました

足元、こんなです

溶岩が固まったものだと、ひと目で分かる

ようやく広い所に出ました。

見事な縄状溶岩Corded Lavaです。
溶岩の流れの方向がはっきり分かります。

更に奥に進むと、突き当たりの洞に木製の扉がはめられています。
この先はコウモリの保護区域なんです。

扉は、コウモリが出入りできるような構造になってます。

うまく写真に撮れませんでしたが、蝙蝠穴の側壁には、横に白い筋が見える箇所があります。
これは珪藻土線Diatom Earth Lineといって、珪藻という植物の遺骸が付着したもので、
かつての湖の水位が分かるものです。

富士山麓にはもともと「せの海」という大きな湖があったんですが、富士山の噴火の度に
流れ出た溶岩で分断され、現在の富士五湖と青木ヶ原樹海ができあがったのだそうです。
(今も五湖は地下水脈で繋がっていて、離れていても同様の水位の変化を見せるといいます)
この珪藻土線によって、せの海の分布や環境を知ることが出来るのですって。

復路は往路ほど大変ではありませんが、それでも溶岩鍾乳石など天井の低い箇所があって
たっぷりとヘルメットの恩恵に預かりました。

西湖蝙蝠穴からは、青木ヶ原樹海をガイドと共に歩くネイチャーガイドツアーが出ています。
洞穴探検と合わせて参加してみるのも一興ですね。


西湖コウモリ穴

山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068
TEL:0555-82-3111
※参考ホームページ→こちら

樹海の洞穴めぐり(3)富岳風穴

2010-08-26 00:31:51 | 日本でお出かけ
氷穴を出て、国道139号線を800mほど西に向かうと富岳風穴があります。

約1150年前の長尾山の大爆発で流れ出した青木ヶ原溶岩流でできた溶岩洞窟の一つで、
総延長201m、高さ5.4~8.7mの横穴式洞窟です。

ところで、風穴と氷穴って、どう違うんでしょうか?
公式ホームページによれば、その違いは出来かたに拠るんだそうです。(→こちらをどうぞ)
氷穴は「溶岩が徐々に冷めて収縮する際、内部の高熱のガス体や溶岩が噴出して
できた空洞」で、不規則型で変化に富んだ竪穴形式となります。
風穴はというと「溶岩流の上部が先に冷えて固まるも、下部の溶岩流はそのまま流れ続け、
その際に上部と内部との間に隙間ができて固まった空洞」で、Y字型の横穴形式になります。

予習はこれくらいにして、さっそく洞穴に入ってみましょう。
駐車場から、樹海の中を歩いて入り口へ向かいます。
途中には、溶岩流によって形成されたさまざまな地形を見ることができます。
ガス孔

溶岩の表面が固まった後で、地中に含まれたガスが噴き出した孔です。

溶岩棚

ちなみに写っているのはウチのダンナではありません(笑)
サイズ比較のため、勝手にフレームに入っていただきました。

露出する樹木の根は、青木ヶ原樹海独特のものです。
そもそも青木ヶ原樹海は、富士山噴火の際の溶岩流の上に成っています。
「青木ヶ原樹海16km四方に跨る溶岩地帯の上に僅か数センチ。何百年もの長い間蓄積した
樹木の葉、数種類の苔などの栄養分と水分を吸収し、僅かな溶岩の切れ目に広がる根は、
他の山に比較してその長さも遥かに長く伸び、樹齢300年を経ても大きく太ることなく、お互い
抱き合うように密生し、昼なお暗い原生林、これが青木ヶ原樹海です。」(現地解説板より)

いよいよ風穴の入り口に到着です。
ここも、一段下がると急に寒くなります。慌てて上着を着用してから中へ。。。
低い天井を抜けて、一気に下ります。

入ってすぐのトンネルは天井が低いため、心もち頭をかがめて進みます。

溶岩鍾乳石は、石灰岩ではなく玄武岩で出来ています。

2段にも3段にも重なり合う
地下の溶岩棚

トンネルの右手に広がる氷の池は、ライトアップされて幻想的な雰囲気。

この洞穴は年間を通じて平均気温3℃、平均湿度90%と、天然の冷蔵庫として好条件を備えています。
そのため古くからお蚕や種子の保存庫として利用されてきました。

こちらの洞穴は、全体として天井が高く、通路も広く平坦で、氷穴より楽に見学できましたよ。


富岳風氷穴

山梨県西八代郡上九一色村青木ヶ原丸尾
TEL:0555-85-2300
※公式ホームページ→こちら

樹海の洞穴めぐり(2)鳴沢氷穴

2010-08-25 21:08:10 | 日本でお出かけ
富士山周辺には200前後の溶岩洞窟が点在していて、一部が整備・観光化されています。
鳴沢氷穴はその代表的なものの一つで、今から約1150年前の貞観6年(864年)、
富士山の側火山・長尾山の爆発の折、四方に流れ下った溶岩が徐々に冷え固まる際に、
内部の高熱なガス体や溶岩が噴出して残留した空洞により形作られました。
地質学上も貴重な存在であり、昭和4年(1929年)に国の天然記念物の指定を受けています。

紅葉台展望台を下りて国道139号線に戻り、更に西に進むと程なく、
左手に鳴沢氷穴の入り口が見えてきます。
洞穴内部は非常に低温で、
年間の平均は-2℃程度だそうです。
上の看板にも「洞穴内0℃」と書かれてますね~

駐車場に車を停めると、すぐ目の前が洞穴の入り口です。
入場料280円を払ってさっそく中へ。。。
入り口の階段を下りただけで、一気に気温が下がります。
慌てて持参したフリースのパーカーを羽織る。

急斜面を一気に下ります。

足場はかなり悪い。
スニーカーに履き替えておいて正解でした。

氷穴は幅1.5~11m、高さ1~3.6m、総延長153mの竪穴環状形で、内部を一周できます。
入ってすぐのトンネルは、なんと高さ91cm!!
大人は勿論、子供も腰をかがめて通り抜けます。

溶岩地形を眺めながら下って行った底にあるのは、地獄穴
「一歩足場を失うと二度と帰ることのできない危険な穴」
「どこまで穴が続いているか、
確かめられません」と
説明板に書かれていました。

江ノ島の洞穴まで続いている、
と伝説には言われてるそうな。

続いて、天然氷の通路。氷の貯蔵庫です。
この貯蔵庫はかつて、江戸時代には献上するための物品として、また大正時代には冷蔵庫の氷としてなど、様々な用途で使われていたそうですが、現在は用途が無いため、毎年冬に四角い氷を作り、再現しているんだそうです。

外の気温は30℃以上だというのに、ここは1年中、氷に覆われています。

氷の通路を進んだ先には氷の池と氷柱を見ることができます。
天井からしみ出した水滴が凍ってできた氷柱は、一見の価値あり!
氷柱は4月ごろに最も成長し、年によっては直径50cm、高さ3mという巨大なものが見られるんですって。
天上から床まで繋がってしまうこともあるとか。

洞穴探検の最後は
“地上への階段”。
スゴイ傾斜角度です。

足場が濡れて滑るので、
手すりに摑まって慎重に上がりましょう。

洞穴から出て下界に戻ると、そこは酷暑
子供達が「もう一回、中で涼んで来る~」と駆け出していったのが、
なんとも微笑ましかったです。


鳴沢氷穴

山梨県南都留群鳴沢村8533
TEL:0555-85-2301
※公式ホームページ→こちら

樹海の洞穴めぐり(1)紅葉台展望台レストハウス

2010-08-24 23:33:49 | 日本でお出かけ
天気予報によれば、今日も東京は猛暑日となる見込み。
少しでも涼を求めるべく、都会を離れ、遠出してみることにしました。

向かった先は富士山麓
富士山というと、東名高速で南側から訪れるというのがポピュラーでしょうが、
今日は中央高速を使って、北側からアプローチしてみました。

まずは中央高速を下り、大月Jctから河口湖方面に分岐
河口湖インターで一般道に出て、国道139号線で西に向かいます。

富士山の北麓を東西に走る国道139号線は、別名を富士パノラマラインといって、
車窓から富士山を眺めることが出来ます。
だがしかし、お天気上々というのに、富士山の頂だけは、深い雲に覆われている。
山のお天気は読めませんね~
ともあれ最初の目的地、紅葉台展望台を目指しましょう。

139号線を標識のところで右折し、細い道を奥へと入っていくと、登山口です。
ここからは未舗装道となります。

普通車でも登れますが、見ての通り、路面の状態はかなりシビアですし、カーブが多く傾斜もキツイので、エンジンブレーキを使いながら慎重に行きましょう。
注意喚起の看板
かなり深刻な書きっぷりですね。

車で登るのは、あくまでも自己責任です。
看板にあったとおり、路肩には相当に大きい落石がゴロゴロしてます。
こんなのが落ちてきたらひとたまりも無いな

路面はボコボコで、ハンドルを取られそうになりますが、路肩にはガードレールなんて無い。
こんなところでタイヤがパンクしても困っちゃうし、イヤでも慎重になります。
後続車も対向車も居ないのをいいことに、路面の状態の良い所を選んで、ゆっくり進む。
20分くらいかかって、ようやく展望台に到着しました。

展望台には、過ぎし時を感じさせる“年代もの”のレストハウスがあります。
シーズンオフのせいか、他には誰も見当たりません。
恐る恐る中に入ると、人の良さそうなおじさんが出てきて応対してくれました。
レストハウスからは、眼下に広がる青木ヶ原樹海を見ることができます。

遠くの山間に霞んでいるのは
本栖湖です。

150円払って展望台に上がると、360度のパノラマが楽しめるという。
お金を払うと、こんな案内板を貸してくれます。

使い込んでるなー
タッキー&翼も来たらしい(笑)

展望台に上がる階段に飾ってありました。

上にあがると、確かに360度の展望を楽しむことができます。

こちらは西湖方面。
樹海に雲が影を落としています。
青木ヶ原樹海は、富士山の北麓に、30平方キロメートルに渡って広がっています。
山手線で囲まれた面積に匹敵するそうで、『果てしなく広大』というわけではないんですが、
こうして上から見ると、樹木が鬱蒼と繁った深い森であることが分かります。
「一度入ったら出られない」程ではないにせよ、迷ったら出て来るのは至難の技でしょう。

頭上の青空を、自衛隊機?が爆音とともに横切っていきました。

こんなにいいお天気なのに、
富士山の上だけ曇ってます。
ブー

本来ならば、懐に樹海を抱いた荘厳な富士の姿を眺めることができるんですが、、、
今日はハズレ

遮るものの無い展望台では、照りつける日差しが厳しくて、日焼け止め必携です
しかし、樹海を渡ってきた風はなんとも心地よい。。。

マイナスイオンの風に吹かれながら、暫しボーっと景色を眺めていました。。。


紅葉台展望台レストハウス

山梨県南都留郡鳴沢村406
TEL:0555-85-2252

盛夏の合唱団

2010-08-15 23:31:25 | 日本の日常
我が家の近所に、“森の公園”と呼ばれる大きな公園があります。
園内には背の高い木々が多数あって、その名の通り、森のごとくです。
ま、ニューヨークのセントラルパークには遠く及びませんが、それでも
鬱蒼と生い茂る木立の下は昼なお暗く、木々の間を渡る風は涼やかに心地よい。
森の中には舗装された遊歩道が敷かれていて、格好のお散歩コースであります。

時節柄、木立の中の道を歩いていると、頭上から、と言わず前後左右到るところから
蝉の合唱団が奏でる“狂騒曲”が降り注いできます。
いやー、これぞ日本の夏の風物詩ですねー
(↑ちょっとウザがってるか?

ふと木の根元を見ると、直径1cmほどの穴がボコボコ開いてる。
アリの巣穴にしてはどう見ても大きいと思い、ふと目線をあげると、、、
どわっ?!
いびしい程の数の蝉の抜け殻!!

こっちにも!

楓の木は枝が細いし、
葉も小さくて薄い。
こんな不安定な場所でも・・・

この葉っぱは特に人気が高かったようです(笑)

聞えてくる鳴き声はアブラゼミにミンミンゼミ。
そして最近ではツクツクボウシの声も混じるようになってきました。
そろそろ夏も終わりが近いのでしょうかね。。。

清里に行こう!

2010-08-13 20:10:13 | 日本でお出かけ
お盆休みの一日を使って、清里に行ってきました。

山梨県と長野県に県境に位置する八ヶ岳。
その南側の山麓に広がる清里高原は、首都圏からのアクセスもよく、人気の観光地です。
標高1200mの高原リゾートで、古くから避暑地として栄えていました。
下界の暑さを、少しは忘れさせてくれるでしょうか。。。

帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれたくないので、早起きして午前6時過ぎに出発。
八王子近辺で事故渋滞がありましたが、大した事は無く、
中央自動車道を順調に下り、午前8時には双葉SAまで到達。
ここでいったん休憩をとりましょう。

朝まだ早いというのに、SAは入り口から混雑し、レストハウス内もごった返していました。
みんな、何処まで行くのかな。。。

ここにはレストハウスの裏手に、富士山の展望台があります。
生憎のお天気では有りますが、雲間から山頂付近を見ることができました。
雲の合間から下界を睥睨する様は、荘厳な趣さえ感じられます。

ゆっくり休憩したら、再び中央自動車道を進みましょう。
清里へは長坂ICで高速を下りる人が多いですが、一つ手前の須玉ICで下りて、
国道141号線(佐久甲州街道/別名:清里ライン)を北上
するのが我が家の常道です。

清里駅のところで国道を離れ、標識に従って脇道に入って進み、
道路の左側に広い牧草地が見えてきたら、そこが目的地。
午前9時半、清泉寮に到着です。
山梨県北杜市高根町清里3545 キープ協会内
TEL:0551-48-2111

※清泉寮ホームページ→こちら
※キープ協会ホームページ
    →こちら

清泉寮の名物
濃厚なジャージー牛乳をたっぷりつかったソフトクリーム、1個350円也

ここに来たら、これを食べずには帰れません
牛乳の味が濃いので好みは分かれるかもしれませんが、ウチは2人とも大好きです

カリフォルニアに比べれば湿気が多いのは已む無しですが、
高原の空気は澄んで爽やかで、なんとも心地よいです
山の天気は変わりやすい。

突如ガスが上がってきて、
あっという間に辺りは霧の中・・・

清泉寮というと、ソフトクリームを思い浮かべる人が大半かと思いますが、
実はここは、ポール・ラッシュ博士によって創設されたキープKeep協会の宿泊施設。
清里高原で70年という歴史ある施設であり、清里開拓のシンボルでもあります。

隣接してポール・ラッシュ記念センター(“日本アメリカン・フットボールの殿堂”)や、
八ヶ岳自然ふれあいセンター、またやまねミュージアムなんてのもありますし、
森の中には遊歩道もあって、ここだけでも充分、一日たっぷり過ごせます。


さて、今日の目的はソフトクリームだけじゃありません(笑)
本館のレストランがこの春、イタリアンカジュアルとしてリニューアルオープンしたんです。
宿泊者以外でも利用できるという事で、今日のランチは是非ここで!と決めて来たのでした。

ランチは予約不可なので、11時半のオープン前から入り口には行列ができていました。
我々も列に並び、無事に第一陣として席に着く事ができました。
タイミングが悪いと小一時間も待たなきゃいけないかも、、、ここは開店直後が狙い目です。
富士桜ポーク・フィレの
    香草パン粉焼き

富士桜ポークとワインビーフの
    ハンバーグステーキ

デザートはジャージ牛乳を使ったミルクプリン、
     フルーツジュレ添え

サラダとパン、スープは、ビュッフェ形式でお代わり自由♪

ログハウス風の店内には、ネイティブ・アメリカンの絵や写真、衣装が飾られていました。
窓の外の高原の景色とも相まって、なんだかアメリカの国立公園のロッジのようです。

お料理は、地元の農家さんが丹精込めて育てた季節の素材を使ったもので、
他には清里マスとか中村農場の鶏の胸肉なんてメニューもあります。
季節などによって変わるみたいなので、忘れた頃にでもまた訪れたいな
食事を終えて外に出る頃には、遠くの山にかかっていた雲が晴れてきました。
青空が見えたらもっとよかったのになぁ~残念
(でもそしたら暑くなっちゃう)

手前にはソフトクリームを買う人の長~い行列が見えてます。

午後1時過ぎ。
ちょっと早いですが、渋滞にはまりたくないので、帰路に着きました。
半日ほどの短いドライブでしたが、いい気分転換になりましたよ。


【補記(中央高速道路料金)※普通車/ETC利用なし、片道】
高井戸IC~八王子IC:600円 + 八王子IC~須玉IC:2,780円 = 3,450円

こんなスタバも有るんだ

2010-08-10 22:15:46 | 日本の日常
いやぁ~、毎日毎日ホントに暑い
子どもの頃は、33度を超える日ってのは稀でしたけどねぇ。。。
天気予報を見るのが嫌になるくらいです。

近所のデパートやショッピングモールは、涼を求める人で連日超満員。
かく言う私も、スタバに本を持ち込んで長居モードです。
嗚呼、これで無線LANが使えたら言うことないのに・・・
(でもこれでインターネットが使えたら、みんな一日中でも居座っちゃって大変か

閑話休題
こう暑いとどうしても、冷たいモノに目が行って手が出てしまいまして、
行く度に、いろんなフラペチーノを試しております。

マクドナルドなんかもそうですが、スタバも日本とアメリカではメニューが弱冠違ってます。
私がLAでお気に入りだったJAVA Chip Frappuccinoは、残念ながら日本にはありません。
代わりと言っちゃなんですが
ダークモカチップ・フラペチーノは、こってり濃厚な味で、「ガツン!」と行きたいって時にはうってつけ

季節限定もののマンゴーパッションティー・フラペチーノは、マンゴー&パッションフルーツジュース+ハイビスカスティーのブレンドで、見た目そのままなトロピカル味で南国気分。

もう一つYUZUグリーンティ・フラペチーノってのがあって、こちらはあっさりさっぱり系。グリーンティは「入ってる」と言われないと分からないくらいで、専ら甘酸っぱいゆず味です。

変り種?のコーヒージェリー・フラペチーノ
フラペの底に砕いたコーヒーゼリーが入っていて、飲み物というよりサンデーかパフェのような感じだから、みんなスプーンですくいながら“食べて”ます。

それにしても、
あまりに世間が暑いためでしょうか、フラペチーノを飲まずにテーブルに置いておくと、
店内だというのに、ガンガン溶けていくんですよー
真夏のフラペチーノは、“長居したいとき”向きではないのかもしれません。。。