goo blog サービス終了のお知らせ 

カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

東京さ、行ぐだ!

2010-07-15 17:02:20 | お出かけ
今日は母(千葉在住)と姉(埼玉在住)と3人でデート。
お互いの中間地点ということで、東京でランチすることにしました。

お店は私のチョイスで、OL時代に来たことのある和食系レストランへ。
オフィス街の真ん中とは思えない閑静でモダンな店内で、季節の素材を活かした和のお料理が楽しめます。

夜はお値段高めですが、ランチなら1500円前後とお手頃価格なのです
 (※ホームページ→こちら

 東京都千代田区丸の内1-2-1
  東京海上日動ビル新館1階

 TEL:(03)5208-8275


1時間ほどかけて、ゆったり食事とおしゃべりを楽しんだあとは、少しだけ丸の内を散策。
かつては大手町でOLしてたshimaushiですが、4年近くもご無沙汰してますので、
新しいビルは出来てるわ、昔あったビルやお店無くなってるわ、、、
口開けて空を仰いで、ポカーンとしちゃって、すっかりおノボリさん状態

辺りをひと回りしたら今度は、駅ナカの通路を通って八重洲側に移動し
新しくなった大丸のスイーツコーナーを見て回ってたら、甘いモノが欲しくなって来ちゃった
茶寮都路里であんみつ

京都にある宇治茶の名店
祇園辻利系列のお店です。


祇園辻利・茶寮都路里
 ホームページ→こちら

実面は久しぶりってこともあり、身内ならではのぶっちゃけトークなど、話すネタは尽きず、
お店が空いてたのをいいことに2時間近くも、とりとめの無いおしゃべりに花咲かせました。

母も姉も(今じゃ私も)、普段はなかなか東京に出て来る事は無いので、
いい機会になったみたいです。
最近では一人で家に引きこもり状態の私にとっても、いい気晴らしになりましたよ。
やっぱり、“気心知れた女同士”ってのは、気安くていいですねー
次回は姉貴が大宮の駅ナカを案内してくれると言ってるので、楽しみです

卒業遠足はディズニーランドへ(2)

2010-05-19 23:30:32 | お出かけ
ディズニーランド・リゾートのもう一つのテーマパーク、
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー

実はウチら、こちらには以前に来たことがあります。
ダンナのみ先に単身赴任してた頃、私が様子見がてら遊びに来た時なんで、2006年ですね。
(このブログはまだ始めてなかったんで、その記事は無いんですけど)

その後、私は駐妻友達の本帰国の時(2008年)にも来てます(※その時の記事→こちら)が、
それ以来というわけで、随分長い間、来てませんでした。
年間パスを持ってないからとはいえ、南カリフォルニア在住者にしてはめずらしいですな。

そんなわけで、帰任に際して、こっちもひと通り遊んでおくことにしました。
といっても、カリアドにはダンナと一緒じゃ乗れないアトラクションが多いから、
(ウチのダンナ、乗り物酔いしやすいせいか、絶叫系マシーンが苦手なんですよ・・・
「これだけはどうしてももう一回乗っておきたい!」っていうのだけ、ね。。。


エントリープラザから入場すると、サンフランシスコのシンボル、ゴールデンゲート・ブリッジがお出迎え

こちらのパークは4つのテーマランドに分かれています。
ゴールデン・ステートのキャラクター登場スポットに、パイロット姿のミニーとグーフィーが居ました。

カリアドの一番人気はこちらソアリン・オーバー・カリフォルニアSoarin' Over California
ハンググライダー型のシートに乗って、カリフォルニアの名所を空から眺めるというシュミレーション・シアターです。

迫力満点のリアルな映像と共にオレンジの香りや森林の空気が感じられ、臨場感たっぷりなアトラクション。
ワイドスクリーンいっぱいに、サンフランシスコやヨセミテ、ブドウ畑やオレンジ畑、
サンディエゴの軍港やロサンゼルスの摩天楼といった、カリフォルニアの代表的な景色が
次々に映し出されるのを見ていたら、4年間の駐在生活のさまざまな事が思い出されて、
不覚にも目頭が熱くなってしまいました。。。

もう一つの一押しアトラクションがこちら

グリズリー・リバー・ラン
Grizzly River Run

熊の頭の形をしたグリズリー・ピークの山頂からうなりを上げて流れ落ちるグリズリー・リバーの激流を下る、ラフティング形式のアトラクションです。
円形のラフトは360度クルクル回転しながら進みます。
急カーブや急降下に差し掛かる度に、容赦なく水しぶきが掛かる。
カリフォルニアなら、天気さえ好ければすぐ乾くので、みんな濡れれば濡れるほど大興奮です。
どれだけ濡れるかは、文字通り運次第で、この日の私は大当たりでした。
背中全面びしょ濡れ・・・ ま、最後にいい記念だね。。。

ハリウッド・ピクチャー・バックロットにはハリウッドの景色の描き割り

遠く目には本物に見えます。

しばし休憩をとった後、パークの奥へ移動し、パレードが通る道筋で待機。
こちらも、殺伐とした場所取り合戦はありませんでした。
カリアドの現在のパレードは
Pixar Play Prade

ピクサー・アニメーション・スタジオ Pixar Animation Studiosが手がけた映画の登場人物(怪物?)たちがパーク内を練り歩きます。
モンスターズ・インク、
Mr.インクレディブル、
ファインディング・ニモ、
バグズ・ライフ、
トイ・ストーリー、
カーズ、、、

どれも観てないです。
ゴメンなさい。。。
パフォーマー達のアクションがなかなか派手で、見応えがあります。
ディズニーランド・パークのパレードと違って、キャラクター達が歌ったり踊ったりというのはありません。

たしかにこの着ぐるみで踊れってのは、酷だわねぇ


久しぶりに来てみたら、アトラクションが随分、様変わりしてました。
こちら2008年の写真です。
何処が変わったか、分かります?

高さ45mの巨大観覧車からの眺め

以前はサンウィールSun Wheelといってたんですが、今の名前はMickey's Fun Wheel

スイングするゴンドラとスイングしないゴンドラがあるのは前と変わらず
眼下の池に見えている施設は、6月11日から始まる新しい夜のショーのためのものです。
くうぅ~、あとひと月早くスタートしてくれれば見られたのに~~
他にも新しいアトラクションが現在準備中らしいです。
これはもう、近いうちにまた遊びに来るしかないか?!


日が傾いて、随分涼しくなってきました。
お腹も空いたので、いったんパークを出、上着を着たり食事をしたりして夜に備えましょう。
ダウンタウン・ディズニーのレストランでのんびり食事をしている間に、すっかり日が暮れてしまいました。

ディズニーランド・パークに戻ってきました。

ネオンが輝くメインストリートUSAは、昼間とは別の顔

ライトアップされたお城

花火は、このお城の後ろにあがります。

夜の花火のショーは、午後9時25分から。
昼間のパレードと違って、こちらはゲスト達みんな気合を入れて場所取りしてました。
お城の前のロータリーは、満員御礼状態です。
立って前に詰めるように、とスタッフに指示されたので、立ったまま花火開始を待ちます。

日中はあんなに晴れていたのに、日没後は一気に雲が出て空を覆ってしまいました。
アナウンスが「天候によっては花火は中止になります。申し訳ございません」と繰り返します。
ウソでしょーーー?!?!
アナウンスを聞いて、早々に諦めて帰る人もチラホラ。
しかし、何といっても後が無い我々は、祈る心地で花火開始を待つ。。。

そんなウチらの祈りが通じたのか、9時25分、花火ショーが始まりました!!
単に花火を上げるのではなくて、ディズニーの歴史を辿る趣向で、ナレーションとBGMに合わせてお城のライトアップが様々に変わり、花火も演出の一部となっている見事なショーでした。

こちらの写真で、お城の左側に見えている小さな光はティンカーベルです。→
こんな演出も凝ってますね~

花火ショーが終わったらすぐに、走って“ニモ”のアトラクションへ
ほとんど待ち時間無しで乗れました
日本に無いものなので、是非にももう一度乗っておきたかったのさ!
(でも、正直「昼間の方が断然キレイ」 でもこれも乗ってみたからこそ、の感想です)


こうして、駐在卒業記念のディズニーランドへの遠足は終了。
やや駆け足にはなりましたが、たくさんのいい思い出ができました。

卒業遠足はディズニーランドへ(1)

2010-05-19 19:18:59 | お出かけ
我が家には、以前から「帰任が決まったら行こう!」と決めていた場所があります。
それはディズニーランド・パーク
ロサンゼルスが世界に誇る、テーマパークの元祖とも言える、この夢と魔法の王国は、
アナハイムAnaheimという、アーバインから車で15分ほどのところにあります。

南カリフォルニア州の住民にはお得な年間パスポートのシステムがあることもあって、
現地のアメリカ人は勿論、日本人も足繁く通う人が少なくない。
そんな場所だというのに、4年も住んでて一度も行かなかった我々は、かなり稀少な存在?

別に、ディズニーランドが嫌いって訳じゃないんですよ。むしろ“かなり好き”の部類。
ただ、日本に住んでた時に、東京ディズニーランドには何度も行ったことがあって、
ガイドブックを見る限りアトラクションが東京のと似てたので、後回しにしていたんです。
そうこうしてる内に気付いたら、渡米して2年近く経っていたもんだから、
「この際だから、帰任する直前の、最後のお楽しみにとっておこう!!」ということに。。。

そして今、帰任が決まり、とうとうその約束が果たされる時がやって来た!というわけです。


ウォルト・ディズニーが自ら構想・指揮して創り上げたディズニーランド・パーク
Disneyland Park
は、1955年にアナハイムにオープンしました。
2001年には、カリフォルニアをテーマとしたディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー
Disney's California Adventure
もオープン。
この2大テーマパークを中心に、ショッピングや食事が楽しめるダウンタウン・ディズニー
Downtown Disney
と、直営ホテルが集まったこのエリア一体がディズニーランド・リゾート
Disneyland Resort
と呼ばれます。

まずはチケットを購入。
一日券は片方のパークのみのものと、両方のパークに入れるものとが有ります。
売り場で「今日が初めてなの!」と言うと、こんな缶バッジをくれました。

他に誕生日とか記念日バージョンのバッジも有りますよ~

メインゲートをくぐると、花で形作られたミッキーが、ゲスト達を出迎えてくれます。

パーク内は8つのテーマランドに分かれています。
まずは、日本に無いアトラクションを狙っていきましょう。
マッターホーン・ボブスレー
Matterhorn Bobsleds


ボブスレー型のジェットコースターで、雪男の待ち受ける氷の洞窟を超スピードで駆け抜けます。

マッターホーンの山肌を滑り降り、最後は谷川へ突っ込む!というコンセプト
実際にはそんなに高速というわけでなく、内装や雪男のデザインに古くささは否めませんが、
それだけに“元祖”のノスタルジーを感じました。

これもカリフォルニアにしか無いアトラクション

ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ
Findhing Nemo Submarine Voyage


潜水艦型のライドに乗って、大噴火を続ける海底火山を目指す探検航海に出かけます!
潜水を始めてまもなく、窓の外にはグレートバリアリーフの壮大なサンゴ礁の景色が広がります。
更に深く潜水した水中では、ニモや仲間たちの愉快な生活を覗き見ることができます。
一番新しいだけに一番人気で、ファストパスが無いので、列に並んで待つしかありませんが、
頑張って行列してでも是非乗りたいアトラクションです。

バズ・ライトイヤー・アストロ・ブラスターズ
Buzz Lightyear Astro Blasters


ライドに設置された銃で的を射ち、点数を競うアトラクション。

子供より、案外と大人の方が夢中になってたりして・・・

ここのお城は眠れる森の美女オーロラ姫のお城
Sleeping Beauty Castle
です。

東京のシンデレラ城と比べると、小じんまりという印象

プーさんの冒険
The Many Adoventures of Winnie the Pooh


蜂の巣の形の乗り物に乗って、プーさんと一緒にハチミツ探しの旅に出発しましょう♪

日本のと内容は似てますが、コース取りがやや単純かな?

アトラクションの外にはちょうどプーさんとティガーが居ました。LAでも人気者ですね。

ここらでランチ休憩

午後も頑張っていきましょう!
スプラッシュ・マウンテン
Splash Mountain


丸太のボートで南部の沼地を進みながら、小動物が暮らす森の中へ冒険に繰り出す。
最後はやはり、落差15mの滝で、時速65km最大傾斜47度で滝壺へダイビング!!

もちろん写真撮影あり

ホーンテッド・マンションHaunted Mansionはニューオリンズ・スクエアにあるだけに、建物も南部風です。
日本のはどうだったっけ?

カリブの海賊Pirates of Caribbeanは、アメリカでも人気のアトラクションです。

このアトラクションをモチーフに映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』が作られたのは有名な話
映画公開後に追加されたのでしょう。
コースの所々にジャック・スパロウ船長など映画の登場人物が姿を見せます。(写真ブレてますが・・・)

ビッグサンダー・マウンテン
Big Thunder Mountain Railroad


廃坑と化した西部の岩山を鉱山列車が大暴走!!
というコンセプトは日本のと同じですが、ここのコースは日本とは反対の右カーブで、ひと味違った迫力です。

ファンタジーランドといえば、やっぱりここでしょう。
イッツ・ア・スモールワールド
“it's a small world”
ちょうど時報の時だったのでお人形達が出てきました。
コースの内容は日本のとほぼ同じですが、アリエルリロ&スティッチなど最近公開された映画の登場人物のお人形が随所に追加されてました。

パークの一番奥は、ミッキーたちが暮らすトゥーンタウンToontown

描き割りの山の向こうの空まで、なんだか絵みたい?!

ロジャーラビットのカートゥーンスピン
Roger Rabbit's Car Toon Spin


イエローキャブに乗り込み、映画『ロジャーラビット』の世界を探検します。
ハンドルを回すとキャブも回転するので、ぐるぐる回りながらのドライブを楽しみましょう

アメリカンなアイスクリーム・サンデーを食べながら、しばし休憩。

この後のパレードに備えます。

パレード開始1時間前くらいから、通りにロープが張られ、場所取りが始まりますが、
日本ほど壮絶な雰囲気は無かったです。
レジャーシートを敷いたり、カメラの三脚立てたりする人も見かけなかったなー
今ここで行われているのはCelebrate! A Street Partyというパレード。
巨大フロートが園内を練り歩き、ディズニーのキャラクター達が総出で歌と踊りを披露してくれます。

園内を移動していても感じたんですが、ロスのディズニーランドは全体的に規模が小さめです。通りの道幅も、日本のよりずっと狭い。
おかげで、キャラクター達は、手が触れるほど間近でパフォーマンスを見せてくれます。
この写真たち、どれもほとんどズームしてないんですよ~(↑)
やっぱりミッキーとミニーは一番人気

彼らが近くに来ると、観衆もひときわ盛り上がります

今年2010年は、ディズニーランド・パーク55周年の年。
記念グッズやイベントなど、いつも以上に盛り沢山な一年になりそうですね
ディズニーランド・リゾート
Disneyland Resort


1313 S.Harbor Blvd.,
Anaheim, CA92802

※英語版ホームページ→こちら
※日本語版ホームページ→こちら

黄金色の野原に酔う

2010-04-11 22:40:23 | お出かけ
日本は今、桜が見頃でしょうね。
ここカリフォルニアも、春は花見のシーズンです。
と言っても、桜じゃないですけど。

カリフォルニアの州花に指定されているカリフォルニアポピーCalifornia Poppy
別名Copa de Ora(Cup of Gold)とも呼ばれる、オレンジ色のケシ科の1年草です。
(阿片の元になる芥子と同じケシ科ですが、この花からは麻薬は採れません

ひと昔前までは、南カリフォルニアの到る所で目にすることができたと言いますが、
最近は、土地の農地化・宅地化が急速に進み、生息地が年々減少しつつあるのだそうです。
実際、私も3年間LAに住んでいて、一度も実物を見たことが無かった。

そのカリフォルニアポピーが、丘陵一面に咲き乱れる場所があると言うんです!

ロサンゼルスの北、ランカスターLancasterの郊外の1,745エーカーにも及ぶ丘陵地帯が、
1976年4月、カリフォルニアポピー保護区に指定されました。
それがAntelope Valley California Poppy Reserve
何せ東京ドーム152個分の丘陸地帯をオレンジ色のポピーが埋め尽くす
って言うんですから、「これは是非、一度は行って見ておかねば!」と闘志が燃え上がります。

カリフォルニアポピーの見頃は3月中旬から5月上旬にかけてなんですが、
ここのポピーはすべて自生。水を遣ったり肥料を与えたりしてるわけじゃないので、
その年にどの位のポピーが咲くかは、冬場の降水量や春先の気温などの気象条件に左右され、
数年毎に大当たりの年がある一方で、全く咲かない年もあるといいます。
ウチらも3月中旬から毎日のように、保護区のHPで開花状況をチェックしてました。
そしてこの週末、「頃やよし!」と見て、遂に出向いて行ったという次第です。

行き方は、いたって簡単。
アーバインからI-5で北上、
ロサンゼルスの市街を抜ける頃、CA-14に移り、山を越えるとランカスターLancasterの街に入ります。
ここまで約2時間。

この先は2つの行き方がありますが、ウチは北側からアプローチ。
14号線をもう少し北に上がって、Avenue D(CA-138)で西へ向かいます。

町外れの道の左右はだだっ広い平原で、背の低い野草が黄色や紫の花を咲かせてますが、
肝心のポピーは一向に見当たらず、まだかまだかと車を走らせる。。。

道の名前がLancaster RD.に変わる頃、ダンナが道の左側の遠くの山を指して
「あの麓、オレンジ色に見える気がする。でも、まさかポピーじゃないよなぁ・・・」

「まさかね~きっと工事用のネットだよ~」と笑い合っていたら、とんでもないことが起こった。
突然、視界がオレンジ色に染まったんです!
道の両側を地平線まで続く勢いで、オレンジ色が埋め尽くしています!!

なんじゃ、こりゃ~?!
思わず車を停め、夢中で写真撮影。
さっき遠くに見えたオレンジ色も、きっとポピーに違いない!
いやがうえにも期待が高まります。先を急ぎましょう。

案内板に従って左折して190th St.に入り、Lancaster Blvd.に突き当ったらまた左折。ほどなく保護区の入り口がみえてきます。
Antelope Valley
 California Poppy Reserve


15101 Lancaster RD,
Lancaster, CA 93536

※ホームページ→こちら

入場料は無料ですが、
駐車場が有料($8)です。

駐車場に向かう道すがらに、丘陵の斜面がオレンジ色に染まっているのが、遠く目にもはっきり確認できます。

園内の駐車場に車を停めたら、まずはビジターセンターへ行って地図をもらいましょう。
保護区は、Fairmont Butte(3163ft)とAntelope Butte(3057ft)という二つの丘陵から成り、丘を巡る形で幾つかのトレイルが敷かれていて、傾斜や距離で難易度が分かれています。

我々はまず、西側の丘の南側、Poppy Trail South Loopを歩くことにしました。
トレイルの両側にオレンジ色のパノラマが広がります。

陽の光を浴びて、黄金色の花が輝いて見えます。
鮮やかなオレンジ色の花びらに陽光が透ける様子は、なんとも可憐です。
つぼみはとんがり帽子をかぶってます。

20cmほどの背の低い可愛らしい花が、そこここに群生しています。

保護区の外は農地のため、保護区内とは対照的に、不自然なくらい見事な緑色です。

オレンジ色の絵の具を撒き散らしたよう、とでも言いましょうか。。。

道は基本的になだらかで、ベビーカーを押して歩いている人も居ましたよ。
ただ、舗装されていない砂地で、所々にネズミの巣?と思しき穴がボコボコ開いているので、
歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。
トレイルのあちこちで“ガラガラヘビRattlesnake注意”の看板を見かけました。


ビジターセンターでひと息入れてから、中央部のトレイルも歩いてみることにしました。
Vista Pointに向かう道から下を見ると、オレンジ色の海を人が渡っていくように見えました。

丘の上のVista Pointから下の平原を見下ろす。

平原を埋め尽くすようにポピーが咲き乱れています。

この日は、天気はとても好かったんですが、風がものすごく強くて、結構体力を消耗しました。
東側のトレイルはAntelope Butteのてっぺんまで続いているんですが、
この先、距離が相当ある上に傾斜もキツイという事で、ここまでにしておくことにしました。
丘を下りるトレイルの真ん中にもポピーがありました。
種が飛んで来て根付いたんでしょうね。
みんな踏まずに除けて歩くので、元気いっぱいに咲いてます。

なだらかな斜面に、オレンジ色の絨毯を敷いたようです。

まさに“黄金の杯”ですね
どれだけ広大か、わかります?

ところで、公園内にはレストランはおろか、売店も有りません。
水ひとつ手に入らない。。。
予め、ランカスターの町で腹ごしらえを済ませてから入場しましょう。

あるいは、園内にはあちこちベンチが置かれており、ピクニックエリアもありますので
サンドイッチなどを持参して、ポピーを眺めながらお食事というのも乙なもんですよ


青い空とのコントラストは
まさに絶景

旗がたなびく様子でお分かりの通り、相当風が強いです。

ここは大体、いつ行っても風が強いらしい。
お天気の好い日でも防寒対策は欠かせません。


帰りは、来た時とは別の、南側のルートにしました。
ゲートを出て左折、、Lancaster Blvdを東へ走ります。
この道沿いが、またスゴかった。。。
道の脇の斜面にポピーの絨毯。

路肩に車を停めて、写真を撮っている人も大勢居ました。
確かに、ここなら駐車場代は掛らないし、
ポピーの花畑の中にズカズカ入って行ってもレンジャーに怒られないものねぇ。

我々も脇道に車を停めて、斜面の上に上がってみました。
Rabbit Bruchの間を、どこまでもポピーが埋め尽くしています。

奥に見えているのはAntelope Butteです。
斜面がオレンジ色に染まっているのがわかる。。。

地平の果てまで、背の低い茂みの合間から覗くのは、ただただオレンジ色。

ポピーが風に煽られて一斉にそよぐと、まるでオレンジ色の川が、草原を縫って流れていくかのように見えました。

名残はつきませんが、キリが無い。
道端のポピーに見送られながら、保護区を後にします。
Lancaster Blvd.を東へ、ランカスターの町へ向かって車を走らせる。
道の名が途中でAvenue I に変わる頃には、ポピーは完全に姿を消していました。
日常で、これだけ鮮烈なオレンジ色に囲まれることって、
無いですよね。
辺りは静かで、ただ風の渡っていく音だけ。。。
現実から切り離されたような
不思議な空間でした。

そうだ、クジラを見に行こう!

2010-03-15 16:13:45 | お出かけ
ロサンゼルスの冬の風物詩といえば、ホエール・ウォッチング
普段はアラスカのベーリング海に居るクジラ達が、出産と子育てのため、
12月から4月にかけて、暖かいメキシコ近くの海まで南下して来るのです。

ロサンゼルスではこの時期、あちこちのビーチからクジラ見物のクルーズ船が出ます。
Long BeachやDana Pointなどが有名ですが、実は地元Newport Beachからも船が出てる。
というわけで、ちょっくら行って来ました。
天気は上々

クルーズ日和って感じ
湾内のBalboa島との間を結ぶ
フェリーです。

車はMAX3台までという小さいもので、他に徒歩と自転車の人も乗れます。

こちらがクルーズ船です。

これに乗ってクジラを見に行きま~す♪

湾内は他の船や人(!)が行き交うので、ゆっくり進みます。

おじさん、
暢気に手ぇ振って・・・
こんな人まで居た!!
犬まで乗ってるし~

外海に出ると、船は一気にスピードを上げます。

海岸線に沿って南に下ります。

お客さんは基本的にデッキに居ます。

船室も有るには有るんですが、せいぜい20人くらいしか入れません。
(あと、船室に居る方が酔いそうです
快晴で陽差しは暖かかったんですが、船は風を切って進むので、かなり寒く感じました。
ちなみにこの日の服装は、半袖Tシャツの上に長袖のシャツ、厚手のパーカーを着込み、
更にウインドブレーカーも羽織ってましたが、それでも船上では決して暑く感じませんでしたよ。

Crystal Coveが見えてきました。
かなり南に下りましたね~

ここで客から歓声があがった! え、イルカ?!
と思いきや、
船員さんのアナウンスは
「イルカじゃないよー、
 Sea Lion(アシカ)だよー」

その後も船は南下を続けます。
このままアシカしか見られずに帰るわけには行かない!!
お客達は必死で海面に目を凝らします。

もうすぐLaguna Beachまで行っちゃうんじゃないの?ってくらいまで来た所で、急に減速。
魚群探知機に何か反応したんでしょうか?
すると、「船の前方にイルカの群れがいるよ」とのアナウンス。
慌てて目を遣ると。。。居たーーーーっ!イルカだイルカだ!!
一生懸命進行方向を予測してシャッターを切りますが、なかなかタイミングが合わない。。。

でも肉眼ではいっぱい見られましたよ

イルカが見られてそれなりに満足。ここまで来たら是非クジラも見たい!!!
しかし船は無情にもここで反転し、帰路に着きました。

帰りは、往路よりやや沖合いを進みました。
「シーズンも終盤だし・・・」「所詮は自然の生き物のこと、遇えるか遇えないかは運次第」
とは思えども、諦めきれずに海面に目を凝らす。
しかしだんだん目も疲れてきて、「これまでか」と諦めかけた、その時アナウンス。

「12時の方向にGrey Whale(コククジラ)!」
見えました!
クジラの背中です!

写真ではよく分からないでしょうが、灰色のゴツゴツした感じで、間違いなくクジラです。
船は速度を落とし、クジラと並行して進みます。
クジラは息継ぎのため、時折波間に浮かび上がって来るので、何度も背中が見えます。
一度だけですが“潮吹き”も見られましたよ

ゆったりした動きなんですが、やはり予測がつけられず、うまく写真に撮ることは出来ません。
実のところ、途中から写真は諦めて、“見る”ことに集中してました。
だって、見なきゃ勿体無いじゃない?!


クジラはしばらく並走した後、何処へかと去っていきました。
この辺りではGrey Whale(コククジラ)やFin Whale(ナガスクジラ)が多く見られますが、
運が好いとHumpback Whale(ザトウクジラ)も見られるそうです。

それにしても、思いのほか岸に近いところで見られるのにはビックリでした。
海岸沿いの見晴らし台からでも見られるって、話には聞いてたけど、本当みたいですね。
でもやっぱり、船から見る方が間近で迫力があります。
約2時間半のツアーで大人30ドルなので、気軽に参加できるのも魅力的です。
Newport Landing
Whale Watching


309 Palm St.,
Balboa, CA92661

TEL:(949)675-0551

※ホームページ→こちら
クルーズ船は、週末は1日3回出ます(9時、12時、15時)。
人気のツアーなので、オンシーズンの週末は事前に予約して行った方が良いと思います。

電車の中で売られているモノ

2010-03-09 21:55:42 | お出かけ
サンセット通りSunset Blvd.を北上し、ウエストハリウッドに差し掛かると、
ひときわ目を引く黄色い電車が、道路の左側に鎮座しています。
線路も無いこんな所に電車?

実はここ、レストランなんです。
Carney's Restaurant

8351 West Sunset Blvd.,
Los Angeles, CA 90069

TEL:(323)654-8300

※ホームページ→こちら

電車の車両をそのままレストランにしてしまったという、ユニークなこのお店は、
1920年代のオープンだそうで、家族経営ならではのアットホームな雰囲気のダイナーです。
扱っているのは、看板にもあるように、ホットドッグにハンバーガー
なかなかの人気店で、店内のカウンター前には順番待ちの行列が出来ます。

やはり店名を冠するチリドッグCarney's$3.20はお奨め。
Hamburger$3.25もチリソース入りがレギュラーメニュー。

どちらもダイス・オニオンとフレッシュトマト、マスタード入りです。

チリソースってのは、中華のあれじゃありませんよ~
お味は、基本的に辛くはありません。どっちかって言うと、濃い目のミートソースみたいな味。
見た目もそうですね(笑)

濃厚なチリソースとソーセージやパテの組み合わせは、ともすればしつこくなりそうですが、
ふわふわのバンズと、生のオニオン&トマトが加わることで絶妙なバランスが生まれます。
口の周りをベタベタにしながら(苦笑)一気にほおばりたい感じ。


チリChili(チリコンカンとも言う)はそもそも、アメリカ南部の代表的なスープです。
さらに元を辿るとメキシコの料理だったらしいですが、アメリカに入って独自にアレンジされ、
現在のチリになったみたいです。

材料は豆(キドニービーンズなど)、挽き肉、玉葱、トマト、大蒜、そしてチリパウダー
ホットドッグなどにかけるチリソースの場合は、豆は入っていません。
“豆が入ったのがチリビーンズ、肉が入ってるのがチリ(又はチリコンカン)だ”
という説もありますが、厳密な定義はないようです。

ここでいうチリパウダーChili powderは、唐辛子(チリペッパー)の粉末に
オレガノ、ディル、ニンニク、クミンなどの香辛料を混合したもので、
粉唐辛子単独のスパイスであるチリパウダーChile powderとは別物です。
日本語の発音・表記だと区別つかないですけどねー

それはともかく。

“アメリカの国民食”とも言われるだけあって、チリドッグはあちこちで手軽に食べられます。
以前ご紹介したPINK'S(※→前の記事)は、メルローズ・アベニューにあるせいか、
知名度も高く、その分だけ行列も長いけれど、
こちらはちょっと辺鄙な所にあるせいか、列は短かめです。

日本のガイドブックにもあまり紹介されて無い穴場スポットですので、
話の種にでも、一度立ち寄ってみては如何でしょうか。

金網越しのオスカー

2010-03-08 19:54:20 | お出かけ
3月7日(日)、ハリウッドのコダック・シアターKodak Theatre にて、
第82回アカデミー賞Academy Awardsの授賞式が行われました。

“アメリカ映画の祭典”と称されるアカデミー賞は、アメリカ映画の健全な発展を目的に、
監督、俳優、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞です。
しかし、その知名度と、世界三大映画祭よりも古い歴史を持つ権威ある賞であることから、
受賞結果は各国の興行成績に多大な影響を与えるほどで、“映画界最高の栄誉”とも。
授賞式の様子は世界中から注目され、アメリカ国内は勿論、日本などでも中継放送される程。

余談ですけど、
アカデミー賞の受賞者にはオスカー像と呼ばれる金メッキの人型の彫像が贈られますが、
賞金の類は一切付録されないんですって。
本当に“名誉”だけの賞なんですね。。。

閑話休題
授賞式当日は、Hollywood Blvd.から会場前まで、真っ赤な絨毯が敷かれます。
この絨毯(通称“レッドカーペット”)の上を、着飾った大スター達が笑顔で歩く姿は、
日本人でも、ニュースなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

授賞式のチケットは一般には販売されておらず、式に出席できるのは招待客のみです。
それでも「せっかく本場ロサンゼルスに居ることだし・・・」と急に思い立って、
このレッドカーペットを眺めに行って来ました。

なにせ完全に思いつきだったもので、下調べもせずに現地に向かった我々。
会場近くまでやって来て、異様な雰囲気に驚きました。

コダックシアターはHollywood Blvd.沿いにあるんですけど、さすがにそこは通行禁止。
なので、一本南のSunset Blvd.からアプローチしたんですが、
東のCahuenga Blvd.から西のLa Brea Ave.までの区間、シアターに向かう左折路は全て
一般車立入禁止

仕方なく、大回りして今度は北側のFlanklin Ave.に出たんですが、
こっちも当然、南下する左折路は進入禁止になってて、所々に臨時駐車場が設けられてる。
「これは致し方ない」と、一番会場に近そうな臨時駐車場に車を停め、歩くことに。。。

Highland Ave.をシアター方面へ向かうと、、、
バリケード?!
警官が居て、車はおろか徒歩の人も、関係者以外はこの先には行けないと言うんです。
「反対側の歩道なら歩いても良い」と言われたので道の反対側へ、、、
招待客か関係者でしょうか、
綺麗なドレスを着たお姉さんが歩いてました。

コダック・シアターのあるHollywood Blvd.との交差点その50mくらい手前まで来たら、
今度は手荷物検査とボディチェック どんだけ厳重なの~~~

ようやくHollywood Blvd.とHighland Ave.の交差点付近までやって来ました。
辺りにはもの凄い数の人がフェンスに張り付いてます。
ちなみに、授賞式は午後5時からで、招待客が集まり始めるのは午後3時頃からでしょうか。
まだ1時間以上あるよ。。。
フェンス越しにオスカー像が見えました!

この辺のフェンスは二重張りで高さもあり、特に厳重です。

交差点の角のビルの壁には
アカデミー賞の授賞式を知らせる看板

人ごみの後ろから必死でカメラを構えていたら、
知らないおじさまが、「写真を撮る間だけなら」と場所を譲ってくれました。
ようやく、オスカーと直接
対面できました♪
シアターはこの交差点から200mほど奥に入った所にあるんですが、
招待客の車寄せは、この交差点側にあるんですね~
(それさえも知らずに行った、無謀な我ら

時刻は午後2時を回り、招待客と思しき人を乗せたリムジンがちらほら到着し始めてましたが、
いわゆる大スター達が登場するのはまだまだ先ってことで、我々は早々に退散しました。
でも、なかなか面白い体験でしたよ

※Academy Awards オフィシャルホームページ→こちら

おいでませラスベガス

2010-02-22 15:50:08 | お出かけ
東京では雪が降ったりして、未だ冬真っ只中なようですが、
ロサンゼルスは、昼間の最高気温が20度を超える日が増え、だんだん春めいて来ました。
そろそろ、行楽シーズン到来です。
というわけで週末、ひとっ走りしてラスベガスに行ってきました。

ネバダ州ラスベガス。
砂漠の中に忽然と現れる、ギャンブルとエンターテインメントの街。

実は、南カリフォルニアからは車で4~5時間程度の距離にあり、
カリフォルニア在住者には週末、気軽に遊びに行ける場所なのです。
ウチらもこれまでに、グランドキャニオンに行った帰りなどに立ち寄ってはいるんですが、
「ラスベガスに遊びに行く」のは凄~く久しぶりなので、ウキウキワクワク

アーバインを午前9時頃に出発。
なんということもない普通の週末だというのに、91号線がえらく混雑していて、
已む無く、別ルートで大きく迂回してI-15に入りました。出だしからいきなりタイムロス。
でも15号線に入ってからは渋滞も無く、行程は順調。
適当に運転を交代しながら、砂漠の中の一本道を爆走します。

え、速度ですか?
時速140kmってとこですけど、
それが何か?

午後1時過ぎ、遠くにラスベガスの街が見えてきました。

あいにくの曇り空に
ホテル群も寂しげに見えます。

今日のお宿は、フラミンゴ
街の中央を南北に走るメインストリート“ストリップ”のほぼ中央という好立地。
ストリップで最初に出来た本格的なホテルで、ここを中心に街が発展していきました。
Flamingo Las Vegas

3555 Las Vegas Blvd.,
Las Vegas, NV89109

※ホームページ→こちら

ラスベガスのホテルにしては珍しく、ゆったり広々とした室内。

1946年オープンの古いホテルですが、最近改装をしているので老朽化の心配はありません。
内装やカーテンのなどもきれいです。

ここフラミンゴホテルには、広い中庭があります。これもラスベガスでは珍しい。
普通は、少しでも客室を多く取ろうとするので、部屋も狭いし、中庭なんて無いんですよ~
中庭には、ホテルの名に因んで、本物のフラミンゴが居ます。
細い足!

それにしてもフラミンゴって、不安定なのになんで片足で眠るんでしょうねぇ。。。


第二次世界大戦終結後の1946年、ベンジャミン・“バグジー”・シーゲルが砂漠の真ん中に
大規模なホテルを建設し、カジノを始めたのが、“ギャンブルの都ラスベガス”の始まりです。
ギャングの一味だったバグジーは、マフィアから資金を集め、莫大な費用をつぎ込んで、
自分のイメージするリゾートホテルを創りあげました。
それがこのフラミンゴ・ホテルです。
しかし、オープンしたホテルには思うように客が集まらず、バグジーは組織に莫大な損害を出してしまいます。
オープンから半年後、掟に従い、彼は組織によって粛清されました。

ところが皮肉にも、ホテルはバグジーの死によって一気に有名になります。
彼が命を賭けて建設したホテルをひと目見ようと、客がどっと押し寄せたのです。
その後、フラミンゴ・ホテルは繁栄の一途を辿り、周囲にも続々とホテルが建てられ、
現在のストリップが出来上がったのでした。
今では、ラスベガスと言えばまず真っ先にカジノが連想されるほど。
ストリップ沿いのホテルのほとんど全てに、カジノが併設され、24時間営業してます。
と言うより、カジノを中心にホテルが作られ、街が出来上がっているのがラスベガスなんです。

ま、難しい話は抜きにして、街を散策しに行きましょうか。
ベラッジオの噴水ショーは、いつも人だかりでいっぱいです。

パリスとエッフェル塔

こんなものホントに作っちゃうところが凄いよねー

ところでカジノだけじゃなく、バフェBUFFETもラスベガスの名物の一つです。
バフェってのは、セルフサービス食べ放題の、いわゆるバイキング方式のレストランのこと。
お客に夜遅くまでカジノで遊んでもらえるようにと、ほとんど全てのホテルにあります。
店の雰囲気や料理の内容はそれぞれに特色があるので、いろいろと食べ比べてみたい。
ただ、名物だけにどこのバフェも大人気で混雑しており、待ち行列は必至。
時間帯をずらすなどの工夫が必要なんです。

今回我々はパリスのル・ビレッジ・バフェLe Village Buffetを狙ったのですが、
ランチタイムから随分時間が経っているにも拘らず、店の前には長蛇の列。。。。
残念ですが、諦めて別のお店で遅い昼食をいただくことにしました。
パリスの中は、パリの街並みをイメージした造りになっています。
さながらシャンゼリゼ通りのカフェのテラス席で食事をしているかのような雰囲気。

でも、その向こうにはスロットマシーンが見えてるんだな~


さてさて、カジノへの集客のために、各ホテルでは様々なショーが開かれています。
これらのショーを観るのも、ラスベガスを訪ねる楽しみの一つなんです。
今回はMGMグランドで演っている、シルク・ドゥ・ソレイユ『KA(カー)』を観ました。
ラスベガスのシルク・ドゥ・ソレイユのショーといえば、
ベラッジオで演っている『O(オー)』が有名です。
水をテーマにした『O』に対し、『KA』は火を使った躍動的な内容となっています。
運命によって引き裂かれた男女の双子が、危険に満ちた冒険の旅に繰り出すというストーリィ。
抽象的でストイックな感じの『O』に比べ、動的でショーの内容もバラエティーに富んでいます。
『O』の時は、実は途中で少し寝ちゃったんですが(すいません)、『KA』はストーリィがあるので見ていて飽きず、本当に面白かった!

ただ若干“サーカス的ではない”観もあるので、好みが分かれる所かもしれません。

余談ですが、『KA』にはバトントワリング世界チャンピオンの高橋典子さんが出演しています。
なんと主役級(!)でして、バトンの演技をソロでたっぷり見せてくれました。
バトンをまるで身体の一部のように扱う華麗な手さばきにはウットリ。。。
オーディション免除で抜擢されたというのもうなずけます。
観客からも、文句なしの大拍手を贈られていました。

夜になると、ベガスの街は一層活気づきます。
ネオンが光り輝き、ストリップを行き交う人も車も、昼間とは桁違いに増えます。
昼間見ると“チャチな遊園地”って感じだったのが、夜には“大人のテーマパーク”に様変わり

フラミンゴのホテル前のオブジェは、ラスベガスのシンボルと言っても過言ではありません。
さあ、この後は少しカジノで遊ぶとしましょうか。。。


前夜は遅くまで遊んだので、翌朝はゆっくりお目覚め。
2月21日(日)は、朝から青空が広がる好いお天気となりました。

遅い朝食は部屋で軽く済ませ、チェックアウト。
しかしまだ帰るのは勿体無いと、荷物を車に置いて、ストリップを散策に出かけました。
全室スイートの豪華ホテル
ベネチアン

いつか泊まってみたい・・・
ホテルの前と中のショッピングモールには人工の運河があって、ゴンドラも運行してます。
船頭さんのカンツォーネは一見(聞?)の価値あり

ベネチアンのショッピングモールグランド・カナル・ショップスはイタリア風。
今日のランチはこの中のレストラン、ゼッフィリーノZeffirinoにて。
店の奥の席だと、眼下を流れる運河と行き交うゴンドラを眺めながらお食事できるのですが、
今日は日曜ということで、シャンパン・ブランチ・バフェをやっており、別室に案内されました。
残念
しかし、お料理の味とウエイターさんのサービスは逸品でした。
本来はお高め系のレストランなのですが、ランチタイムはお手頃価格で、また嬉しい。
Zeffirino

※ホームページ→こちら
(ディナーは予約をお勧めしますよ~)

ゆっくり食事を楽しんだら、ラスベガスのもう一つのお楽しみ、ショッピング
ストリップの反対側で広大な敷地を占めるシーザーズ・パレス
ここのカジノに隣接するショッピングモール、フォーラム・ショップスには、アバクロやバナリパ、ビビ、アルマーニ・エクスチェンジといったアパレルショップや、ルイ・ヴィトンやグッチ、クリスチャン・ディオールなどの一流ブランドが軒を連ねます。
ローマ風の内部は三層構造。
とにかく巨大で、ひと通り見て回るだけでも大変

でもここ、品揃えが豊富で、
ついついアドレナリンが出てしまいます~

フォーラムショップ内のカフェで一息いれると、午後4時を回りました。
そろそろ帰路に着くとしましょうか。
でも、出発前にガソリンを満タンにしていきましょう。
ラスベガスはカジノで財政が潤っているおかげで、諸々の税金が安いんですよ。
ガソリンもロサンゼルスと較べて、ガロン当たり20セント以上安かった。

今日はなんということもない普通の週末だから、道もそんなに混んでないんじゃないかな~
そんな期待を胸に、15号線をロサンゼルス方面へ。。。

しかし、その期待は見事に裏切られました。帰り道は、予想外に渋滞がひどかった
やはり行楽シーズンは、我が家だけでなく他所の御宅にも到来していたようです。
想定していた所要時間を1時間以上オーバー これには参りました。。。
渋滞するとどうしてもイライラするし、夜道の運転は、やっぱり凄く疲れますからねぇ
午後10時過ぎ、家に帰り着いてようやく、ほっと一息。。。あ~疲れた

でも、久しぶりにラスベガスをゆ~っくり楽しむことができて、大満足なのでした。

東京の新名所スカイツリー

2010-01-03 21:34:56 | お出かけ
東京スカイツリーTokyo Sky Treeってのは、東京都墨田区に建設中の電波塔のこと。
東京都心部における超高層ビルの増加に伴う、東京タワーの電波障害を低減するために
新たに建設が始められた、いわゆる“新東京タワー”のことです。

東武伊勢崎線・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営浅草線の押上駅
東武伊勢崎線の業平橋駅の間に挟まれた、
東武鉄道の本社隣接地で所有地でもある貨物駅跡地に建設中です。

2008年7月14日着工で、2011年12月から遅くとも2012年早春に竣工、開業予定。
今は、タワー建設の経過を見ることができる絶好のチャンスということで、
東京のちょっとした名所になっていると聞き、実家(千葉)に行くついでに見て来ました。

半蔵門線の押上駅から地上に出ると、左手にすぐ、
建設中のタワーの姿が目に飛び込んできます。

さっそく一枚パチリ

駅の裏側に回りこんだ所にある京成橋は、絶好の撮影スポットということで、大勢の人が集まっていました。

京成橋の上から見たスカイツリー

建設中のツリーの丈夫には巨大なクレーンが乗っています。
側面にはリフトも設置。

2010年1月3日時点でのタワーの高さは254m

既にこのポイントからでは全体像をファインダーに収めるのが難しくなりつつあります。

橋から少し離れた場所から撮影


こちらが完成予想図。
第一展望台までの高さは350m
第二展望台までは450m
完成時の高さは634mとなる予定です。

これは、完成時点で自立式鉄塔としてはキエフテレビタワーの385mを上回る世界第1位
自立式建築物としてはブルジュ・ドバイの824.55mに次ぐ世界第2位となるそうです。

東京の新しいランドマーク。
今しか見られない建設中の姿を、是非ひと目ご覧あれ。
※東京スカイツリー 公式ホームページ→こちら

※スカイツリー定点観測マップ→こちら

明けましておめでとうございます♪

2010-01-01 19:09:54 | お出かけ
新年あけましておめでとうございます。
shimaushiはおかげさまでダンナと二人、日本で穏やかな年越しを迎えました。

一時帰国中は、どうしても滞在中に片付けなきゃいけない事がいろいろあるんですが、
年末年始は実質稼働日が少ないので、毎日かなり忙しく動き回っていました。
が、それもとりあえず一段落。
大晦日は紅白歌合戦を観ながら年越し蕎麦を食べ、

元旦は、柄にも無く早起きして、近隣では有名な大国魂神社へ初詣。
遅い時間になると、参拝の人の列が鳥居の外まで延びるくらい混むんですが、早朝なのでまだ人出は少ないです。

お参りを済ませたら、家に戻ってお雑煮をいただいて。。。

とまぁこんな具合に、まったりとしたお正月を過ごしております。