カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

待ってるよ

2011-08-29 08:02:05 | 日本の日常
日曜の夜、大物タレントSSの電撃引退のニュースを見ていたら速報が入った。

コブクロ活動無期限休止
小渕、声出ず無念

な、なんどすて?!


実は、昨年の末頃から、小渕(小さい方)の喉の調子が好くなかったそうで、
特に、高音域の声が出しづらくなっていたらしい。

専門医の診断によれば、「発声時頸部ジストニア」という、ちょっと聞き慣れない病気で、
音楽家や声を出すのが仕事な人の職業病のひとつなんだとか。

折しも全国ツアーがスタート。
ケアを施しつつ、何とかやり遂げはしたものの、相方の黒田(デカイ方)も持病の腰痛が悪化。
喉の疲労も溜まっており、休養が必要ということで、苦渋の決断を下し、
ツアー最終日に発表の運びとなったらしい。

確かに、「調子悪そうだなぁ」って思ったんだよね。(記事にも書いた[※→こちら])

コブクロの小渕と言えばギター、そして高音の透き通るようなコーラス。
そして黒田の張りのある伸びやかなボーカル。
それらが織り成す絶妙なハーモニー

でも、あの日は、
「声が出てないなぁ。。。なんか疲れてんなぁ。。。」
と感じたんだよね。

ストリート出身だけに、ライブで歌うのが何より好きな彼らは、
様子を見ながらとはいえ、ステージ上では常に全力投球だったろう。
それなのに思うように歌えないのは、どれほどもどかしかった事か。

「前夜、布袋さんと飲み過ぎたか?」なんて思っちゃって、ホントにゴメン

毎年11月に行われるファンフェスタのお知らせが来ないな~
と不審に思っていた矢先の突然の報道で、ホントにビックリしたけど、
そういう事なら仕方ない。

これが、“互いの音楽性の見解の相違により”とか言われたら、立ち直れない所だった

メジャーになって急に忙しくなって、疲れが溜まってたんだね、きっと。
最初の報道の“無期限”という表現にビビリましたが、
半年程度の休養で回復できるという話だから、しばらくの間ゆっくり休んでください。

二人が帰ってくるの、楽しみに待ってるよ!

※コブクロ 公式ホームページ→こちら

夏の陣@名古屋

2011-08-26 23:11:58 | 日本の日常
今日も出張です。
行き先はなんと名 古 屋

ウチの会社は、東京と大阪に事務系本部があるんですが、
名古屋などの東海地方は、東京本部の管轄なんですよ。
いつか来ると予想はしてましたが、遂に来たという感じですわ。

ちなみにshimaushiは、プライベートも含め、名古屋は未踏の地。
初の中部地方進出です

のぞみ N700系とご対面

思えば、shimaushiはのぞみに乗るもの初めてです。

ていうか、ウチはそもそも、ほとんど電車で旅行しないので、新幹線に乗るの自体も超~ひさしぶりです。

旅の楽しみといえば、やっぱり
駅弁

最近はエキナカが充実してるので、ありがたいですね。
早朝(午前7時頃)にも関わらず品揃えも豊富で、ついつい目移りしてしまいます。

さて、行程は順調そのもの。
ゆったりシートにふんぞり返って、旅を満喫。
今日このあとの悲劇も知らず・・・(←えっ?!
富士山が見えてきました。
更にトンネルを幾つか抜けると、見える角度が変わりました。

宝永火口が見えるこの構図は、関東人にはちょっと新鮮

東京から約1時間40分で、名古屋に到着。
初めて降り立つ名古屋駅は、予想以上に巨大で、駅構内で道に迷いそうになりました。

なんとか迷子にならずに支店に到着し、やれやれホッとひと安心
が、しかし。
ここからが悲劇の始まりだったのです!!!

午前と午後に、それぞれお客様との面談があったのですが、
一昨日、事前に東京から発送しておいた資料が届いていない!!
(通常なら翌営業日には到着するはずなのに~なんでだ~~~

メールとFAXを駆使して、何とか時間までに最低限必要な資料は準備できたけど、
ちょっと血の気が引きましたよ、マジで。

そうして始まった午前の部は、当初特に問題もなく終わるはずだったのに、
お客様のお供の爺やが、なんやかやとイチャモンを付けて来るもんだから、
話が遅々として進まず、予定時間を大幅にオーバー
午前の部のお客様を送り出す前に、午後の部のお客様が到着してしまうという事態に。。。
ウソだろーーーーーっっっ!

結局、昼ごはん食べられないまま、午後の部に突入。
こっちはもともと長引くだろうと予想していた通りに、2時間くらいの長丁場。

どうにかこうにか話を終えてお客様を送り出したら、
預かった書類やら資料やらを持って、休む間も無く名古屋駅へ急ぐ急ぐ!

しかし、逸る気持ちをあざ笑うかのように、みどりの窓口には長蛇の列。
そしてパネルの表示を見ると、のぞみの指定席は軒並み売り切れ!!!
どーすんだ、金庫が閉まるまでに東京に戻らなきゃならないんだよ、わたしゃ?!

結局、30分後の列車の席しか取れず、仕方無しに東京にTEL。
「到着が午後6時過ぎるけど、金庫閉めずに待っててください~~~

とまあ、こんなドタバタの果てに、なんとか新幹線にも乗れて、
やれやれと胸を撫で下ろしたのでした。

ここだけの話ですが、
用事が早く済んだら、名古屋城くらいは観に行っちゃおうかな~
なんて、企んでたんですよね。一応、行き方とかも調べちゃったりして。。。
けど、それどころじゃなかったですわ。
実物の“金のシャチホコ”には会えなかったんで、代わりに金鯱サブレを買いました。
浜名湖でしょうか?

車窓の景色を楽しむ余裕も出てきました。


だが、悲劇はまだ終わりではなかったのです!

午後4時ごろ、関東では大雨が降ったそうで、河川が増水し、
「新横浜~東京間、新幹線の運転を見合わせております」
名古屋はピーカンだったってのに?!
東京に着くまでまだ時間があるので、それまでに運転再開してくれることを祈るばかり。

祈りが通じたのか、とりあえず運転は再開しましたが、東京が近付くにつれ、
前の列車が閊えてたりして、ノロノロ運転と一時停車の繰り返し。
予定時間から大幅に遅れて到着した東京駅では、ホームに空きがなくて入れないって・・・

嗚呼、この出張は呪われているのか???

6時半を過ぎてようやく会社に辿り着いたら「よく戻って来れたね~」と慰められました。
ま、“現物抱えて車内泊”って羽目にならなかったのは、不幸中の幸いか。。。

遠距離の出張は、なかなか読みきれないところが有るので大変だなぁと
しみじみ感じ入った次第です。

余談ですが、信越方面や北海道なんかも、一応東京本部の管轄です。
そのうち、札幌出張とかあるんだろうか。。。勘弁してくれ~~


ハワイの中のハワイ(6)~オアフ百景

2011-08-20 22:45:34 | 日本でお出かけ
ハワイ滞在も残り時間僅かとなりました。
この後はオアフの景色を眺めながら過ごすとしましょうか。

朝のダイヤモンド・ヘッドDiamond Head

30万年前の噴火で形成された標高232mの死火山です。
標高61m地点から山頂まで片道約40分のハイキングコースを登ると、ワイキキを一望する感動の景色が待ち受けています。

ハワイの英雄デューク・カハナモクDuke Kahanamokuの像

2度の五輪で競泳自由形金メダルを獲得。その後ハリウッド映画に出演し、世界にハワイとサーフィンを紹介した“サーフィンの神様”です。
いつも、訪れた人が捧げたレイに飾られています。

朝の海は穏やかです。
桟橋の上から魚影がはっきり確認できるほどの透明度
弱い雨が朝日を受けて、虹が浮かび上がりました。


朝食を食べたタワーレストランからの風景
青い海と異国風の建物
ホテル群の背後に、威容をたたえるダイヤモンド・ヘッド
反対側の窓には高層ビル街

大自然と人工物が隣り合わせで共存している街


明るくなると、海が青さを増します。
まだ朝も早いってのに、もうサーファー達はフル活動中
こんなチビッ子なのに、様になってますね~


昼を迎える頃にはホテル前のビーチは大混雑。

大通りからわずか数メートルの距離です。
離島の浜辺とは違い、なかなかの賑わいぶり
バニヤンツリー(和名ベンガルボダイジュ)の巨木

ロープのような気根がたくさん垂れ下がっています。
ビーチに沿って走るメインストリート、カラカウア通りには人や車がひっきりなしに行き交う。
パームツリーは常夏の島の象徴


青い海は格別ですが、夕暮時の景色もまた乙なものです。
夕陽を浴びて黄金色に輝くダイヤモンド・ヘッド
ハイアットのツインタワーも黄昏色に染まります。
ビーチではハワイアンダンスのショーが始まりました。
日没を見ようと浜辺に集まってきた人々

向こうがなにやら騒がしいので行ってみると、なんと砂浜にアザラシが!
打ち上げられたのか自分で上がってきたのか、自力で戻れるのか戻れないのか。。。



遠き“海”に日は落ちて
  星は空を散りばめぬ

風は涼し この夕べ
  いざや楽しき団居せん。。。


ウチらにとって、ハワイを訪ねるのは今回が初めてではなかったけれど、
アメリカという国の習慣を僅かながらも齧ったおかげでしょうか、
今回の旅は気持ちに余裕を持って、今までとは違った目線で楽しむことができました。

これにてハワイ旅行記は終了です。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


ハワイの中のハワイ(5)~いざ買い物天国へ

2011-08-20 22:29:03 | 日本でお出かけ
今日はハワイ島最後の日。オアフ島へ移動します。
ビュッフェで朝食後、ホテルの周りを散歩

こちら側のビーチの砂は真っ白です。どうしてこんな風な違いが出るんだろう?

今朝もウミガメに遭遇です。
相変わらず「我関せず」といった感じ

野生動物を間近に見ると、自然と触れ合ってる感があっていいですね。
日本国内ではなかなかこういう機会はありませんから、これも海外旅行の醍醐味のひとつ

さあ、空港へ、
ラスト・ドライブです。
海へ向かう溶岩


我々には特異に見える風景も
ここでは日常。

この島の人々はこれからも、
火山そして溶岩と共に生きていくのでしょう。


ハワイ島の玄関口、コナ空港は、日本人でごった返していました。
長い長い順番待ちの末、ようやくチェックイン。
オープンな搭乗口だな~

飛行機まで歩いていって、自分でタラップを上って機内へ。
(雨の日だったら大変だ・・・)

離陸して1時間足らずでオアフ島に到着。
いやホントに近い。
「地元の人たちにはバス感覚」というのもうなずけます。


オアフ島での宿泊はハイアット・リージェンシー・ワイキキ・リゾート&スパ
HYATT REGENCY WAIKIKI
RESORT & SPA


2424 KALAKAUA AVENUE, HONOLULU, HI
※ホームページ→こちら
   日本語サイト→こちら
ワイキキ・ビーチ正面にそびえる40階建て八角形ツインタワーはワイキキのランドマークです。
海へのアクセスの良さは言うまでも無く、ショッピングモールも充実。
ワイキキ・トロリーのバス停も目の前にあって、移動にも便利。
抜群のロケーションです。

オーシャンビューの部屋からは、ビーチはもちろん、ダイヤモンドヘッドが堪能できます。
ウチらの泊まったのはマウンテンビューのお部屋。
コオラウ山脈と、その裾野に広がる住宅街が一望でき、夜になると光の洪水のような夜景が
一面に広がりました。


オアフ島を訪れるのは、実は2回目のウチら。
今回はスケジュールの関係もあって、観光する気は全く無し! 買い物に走りました!!
ワイキキで買い物と言えばココ

アラモアナセンターALA MOANA CENTER

1450 ALA MOANA BLVD., HONOLULU, HI

※ホームページ→こちら
アメリカの代表的な4つのデパート(Macy's、Neiman Marcus、Sears、Nordstrom)、
日本人にも馴染み深い、宝飾品や衣類の高級ブランドのブティックの数々、
更にはスーパーマーケットや薬局、各国料理のレストランにフードコートと、
実に240店以上の店舗が入居している、ハワイ最大にして世界最大規模の、
オープンエアのショッピングセンターです。

ワイキキビーチからはちょっと離れていて、歩いていくのはかなり根性が要りますが、
アラモアナセンターはホノルルの公共輸送システムの中心で、
オアフ島のすべての場所からの路線にアクセスされています。
ホノルル市の公営バス「TheBus」の他、「ワイキキトロリー」「JTB'OLI 'OLIトロリー」
停留所があり、タクシー乗り場も充実。
“足”には不自由しません。

海外で買い物と言ったら、忘れちゃいけないのが免税店ですよね。
DFSギャラリア・ワイキキ

330 Royal Hawaiian Ave, Honolulu, HI 96815
※ホームページ→こちら
ワイキキの目抜き通り、カラカウア通りKalakaua Ave.沿い、町の中心部に位置し、
観光客には何とも嬉しいことに、年中無休で朝9時から夜11時まで営業。
1階にはハワイみやげ、2階にはハワイ最大のコスメコーナー、3階には名門ブランドショップと
おみやげの仕込みは大概ここだけで完了できてしまう。
スタッフはみな日本語堪能なので、目当ての品物を探すのも免税手続きも安心楽チンです。

カラカウア通り沿いには他にも、ラグジュアリー・ロウLuxury Row(→HP)や
ロイヤル・ハワイアン・センターRoyal Hawaiian Center(→HP)等々、
一流の高級ブランドも軒を連ねるショッピングモールが目白押し。
ワイキキは正に買い物天国!!です。


ハワイに来てもう一つのお楽しみは、懐かしの味めぐり
見慣れた看板を目にして、ついつい中へ引き込まれてしまう二人なのでありました。
カリフォルニア・ピザ・キッチン
California Pizza Kitchen

※ホームページ→こちら
   (日本版)→こちら
1985年、ロサンゼルスはビバリーヒルズに誕生したカリフォルニアスタイルのピザ・レストラン。
アーバインでは徒歩圏内のモールにあったもんで、しょっちゅう足を運んでおりました。
ウチらのお気に入りメニューはレタスラップミソ・シーフード・サラダ
ガーリッククリーム・フェットチーネにはマッシュルームソテーを追加。
本家とおんなじメニューがハワイでも提供中です。
それなら、とダメ元で「アーノルドパーマー(※)ある?」って聞いてみたら、
カリフォルニアじゃないからダメかと思ったのに、あっさり「あるよ」って!
(※覚えてらっしゃる方もおいででしょうが、アイスティーのレモネード割りです)
懐かしの味を堪能して、大満足な二人。

The Coffee Bean
    & Tea Leaf


※ホームページ→こちら
こちらは1963年設立の、ロサンゼルスに本社があるコーヒーチェーン店です。
スターバックスより苦味の強い焙煎で、ウチらはこっちの方がお気に入りでした。
残念なことに、日本には未だ進出してないんですよ。
早く来てくれないかな~

ルース・クリス
Ruth's Chris Steak House


500 Ala Moana Blvd,
Restaurant Row,
Honolulu, HI 96813
※ホームページ→こちら
独自の製法で熟成した上質の牛肉を980℃のオーブンで直火焼した極上ステーキ。

肉だけでなくシーフードメニューも充実してるのが嬉しい

ウチらはアメリカにいる時、ここのステーキが一番美味しいと思ってました。


食に、買い物に、充実のオアフなのでした。
それにしても、予想はしてたけど、さすがに夏休みシーズンとあって
日本、人多いわぁ~

※この続きはこちらからどうぞ→ハワイの中のハワイ(6)~オアフ百景

ハワイの中のハワイ(4)~馬の背に揺られて行くよ

2011-08-19 22:15:55 | 日本でお出かけ
ハワイ島3日目。
今日もいい天気。
でも、やっぱり風が強いです。


ハワイ島の観光ポイントで、キラウェア火山に並んで有名なのがマウナ・ケア山です。
マウナ・ケア(Mauna Kea)とはハワイ語で“白い山”の意で、
冬になると山頂が雪に覆われて真っ白になることから名づけられました。

マウナ・ケア山の標高は4,205mで、ハワイ島だけでなくハワイ諸島の中でも最高点
更に、裾野にあたる太平洋の海洋底から測ると10,203mもの高さがあり、
エベレスト山を抜いて世界で最も高い山なんですって。

山頂付近は天候が安定し、空気が澄んでいることもあって、
世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台(マウナケア天文台群)を設置しています。
日本が世界に誇る、国立天文台が設置したすばる望遠鏡も、ここにあります。

マウナ・ケア山観光では、天文台群を見学したり山頂から日の出や日没を見るんですが、
ガイドブックによると、山頂への道は未舗装の険しい坂道だそうで、
夜道はもちろん昼間でも、四駆でないとちょっとシンドイらしい。
(レンタカー会社によっては「一般車は乗り入れ不可」という場合もあるそうです。)

そもそも、富士山のてっぺんより高いところに車で上がれちゃうってのがスゴイや、ね。。。

ツアーを申し込んで訪れるには、スケジュール的にタイトなウチら。
それでも、気分だけでも味わおうと、行けるところまで行ってみることにしました。
あの山を目指します。

こうしてみると、そんなに高そうに見えませんが・・・?

頂上はご覧の通り、天文台横丁(笑)

19号線からWaikoloa RD.で西に向かい、190号線にぶつかったら左折して北上。
溶岩流で形成されたなだらかな裾野を進む間は、道は綺麗に舗装されていて快適そのもの。
ガンガン走っていくうちに、ドンドン高度が上がってきます。

行く手を遮る霧、いや雲か?!

5milesほど進んで右折、200号線サドルロードSaddle RD.に入ると道程はタフになります。
まさに馬の背に揺られていくようなアップダウン

車に弱い人は、この写真を見ただけで気分が悪くなるかも

とにかく前だけ見て進む。

また雲が出てきましたね。
かなり標高の高いところまで上がってます。

道沿いに軍の演習場や飛行場があるエリアまで来たら、左折の準備。

一段と登りのキツくなる狭い道の先、約5milesに、標高2800m地点のオニズカ・ビジターセンターOnizuka Visitor Centerがあります。
その辺りまでは普通車でも大丈夫なはずなんですが・・・

目の前を横切る大量の雲に不安がよぎる。
この先、相当の視界不良が予想されます。
若干の心残りはありますが、雰囲気は十分楽しめたってことで、
ここいらでそろそろ引き返すことにしました。


というわけで、来た道を戻ります。
なんともアメリカンでワイルドな坂道を、時速100kmで駆け抜けると、テンションが上がりまっせ~
空に突っ込んでいくようです。

そして、下りもサドルバック

登りよりも下りの方が、傾斜のキツさを感じるんですよね~

下手なジェットコースターより怖いかも。。。


だいぶ下りて来ました。


この辺りは溶岩流の痕が生々しいです。

黒い溶岩と人工的な緑と青い海のコントラストが不自然で印象的


黒い大地に白い石で描くメッセージ

道路沿いに数え切れないほどあります。
なかには遠く目にもはっきりと読み取れる大作も
この黒い溶岩の壁の向こう側は、高級マンションやリゾートホテルが建ち並ぶエリア。
な~んにもない山の上とは打って変わって、下界は暢気なパラダイスです。
すごく不思議な、ちょっと理不尽な気分。


午後はホテルでのんびり過ごすとしましょう。
今日のランチは、プールサイドのカフェでいただくことにしました。

具材が山のように乗ったコブサラダと、たっぷりとターキーが挟まれたサンドイッチを、青い空と海と一緒に堪能

ホテル前のビーチは
溶岩まじりの黒い砂浜です。
この辺りの浜辺には、しばしば
ウミガメが甲羅干しにやって来るんですよ。

今日もいっぱい来てるな~
人はウミガメに近付いてはいけない決まりなので、カメの方も安心しきってます。

人に見られてても、全然気にしてません。

いやもうホントにいい天気だ

午後はテラス席に陣取って、
読書したり、お昼寝したり・・・

これといった目的も無く
気ままにノンビリ過ごす

あぁ、幸せ。。。

旅行先では「折角ここまで来たのだから」と、つい必死になって観光に走り回ってしまいがち。
でも折角“休みに来ている”のだから、それを楽しまなきゃ勿体無いですよね

ハワイ島最後の夕食は ワイコロア・ビーチ・リゾートのマリオットホテルにあるレストランにて。
ハワイ・コールズHawaii Calls

Waikoloa Beach Marriott,
69-275 Waikoloa Beach Dr,
Waikoloa, HI

※ホームページ→こちら
高い天井、オープンエアーで、目の前にはプールが見える開放的な雰囲気。
豪華さとカジュアルさのバランスがいい具合にマッチしています。
トロピカルなドリンク(ノンアルコール)でリゾートアイランド最後の夜を楽しむ
こんな景色を眺めながらお食事

(相変わらず風が強いですが)
ガッツリお肉をいただきましたよ


日本ではこんなにステーキとか食べないんだけどな。
やっぱり雰囲気、でしょうか。。。

お隣のテーブルにて

足元で猫がおねだりのポーズ
(笑)
この人達の飼い猫ではないようです。外から入ってきちゃったのかな?
でも、お店の人も追い出す気、全く無し


ハワイ島の夕暮れ。至高のひととき。


※この続きはこちらからどうぞ→ハワイの中のハワイ(5)~いざ買い物天国へ

ハワイの中のハワイ(3)~ボルケーノへの道

2011-08-18 22:15:23 | 日本でお出かけ
午後も2時を回り、ようやっと本日の最終目的地ボルケーノへと向かいます。

ヒロの町から11号線を南下。途中130号線との分岐で右(西)に向きを変えて進む。
Mamalohoa Hwy.がVolcano Hwy.に名を変える頃、懐かしの(笑)国立公園入り口表示が。。。
ハワイ火山国立公園
Hawaii Volcanoes NP


※ホームページ→こちら

キラウェア山 Mt.Kilauea(標高1,248m)は、今なお活発な活動を続ける現役の活火山で、
ハワイ島観光の目玉です。
ハワイが西欧に知られるようになって以来、ほぼ間断なく噴火を続けており、
口承ではそれ以前にも活動していたらしい。
最近では、1983年1月4日の深夜に東斜面で大噴火が起き、28年経った今も、
小休止を挟みながら、噴火点を東に移動しつつ、活動が続いています。

ビジターセンターで情報収集したら、キラウェア・カルデラKilauea Calderaの周囲
約12kmを一周するCrater Rim RD.を西回りに進みましょう。

走り始めて間もなく、道の左側に白い煙が立ち上っているのが見えてきました。
蒸気噴出孔 Steam Vents

地下に竜でも居るのか?!
“生温かい”なんてもんじゃなく、沸騰した薬缶から噴き出すくらいの熱気が吹き上げてきます。
この煙の正体は水蒸気。

溶岩は植物の根を溶かすので、雨が降ると水が地下まで染み込みますが、その水が熱い溶岩石に当たって水蒸気になって上がってくるのです。
遠くの方でもモクモク白煙が上がっています。

火山の近くで蒸気というと硫黄臭が付き物ですが、これはそんなわけで水蒸気だから、全く臭くないんです。

更に進むと、道の両側に生々しい溶岩流 Lava Flowの痕跡が見えてきます。
大量の溶岩が流れ出て、そのまま固まったことが見てとれます。
流れ出た溶岩に飲み込まれた立ち木

人との対比で溶岩流の規模がお分かりいただけるでしょうか。
こちらは中の木が燃えてしまって空洞が残りました。

元あった木の形がはっきり分かります。
溶岩流が木々をなぎ倒し、崖を流れ下った様子が、そのまま残っています。
溶岩流にはそれぞれ、何年の噴火の時のものかを示す標識が立っていました。
1980年代とか1990年代など割と最近の年のものもあり、この火山が今なお活動中で、
ハワイ島の人たちはその脅威と共に暮らしていることを再認識させられました。

さて、先を急ぐとしましょう。


キラウェア・カルデラをぐるっと南側に回り込むと、ハレマウマウ火口の展望台があります。
が、遥か手前のトーマス・ジャガー博物館Thomas A.Jagger Museumでストップサイン。
実はハレマウマウ火口では2008年3月19日、水蒸気爆発とみられる爆発がありました。
その後も火口からの噴煙と火山灰の噴出が継続しており、これ以上は近づけないのです。

というわけで、博物館の展望台から見学。
1974年に噴火したハレマウマウ火口 Halemaumau Craterです。
深さ400m、直径900mの巨大な火口には、火山を司る女神ペレが住むという伝説があります。
底には幾つもの裂け目が走り、強い硫黄臭がするそうで、呼吸器や心臓に疾患のある人は立ち寄らない方がいいとか。

実際にこの火口から真っ赤な溶岩が溢れ出たのかと思うと・・・
実はこんなに遠くから見てるんですよ~

火口の外側(右側)が一段高くなっているの分かりますかね?

巨大なハレマウマウ火口ですが、更に巨大なキラウェア・カルデラの端っこにある「ひとつの窪み」でしかないのです。
しかし、この巨大なキラウェア・カルデラでさえも、斜面から海岸に向かって50~60kmに及ぶ、
広大なハワイ火山国立公園のほんの一部に過ぎない。。。
あまりのスケールの大きさに、言葉を失うのみです。

さてさて、Crater Rim RD.を引き返し、今度はカルデラを東側から回り込み、海に向かいます。
時間があったら、途中のサーストン・ラヴァ・チューブに立ち寄っておきましょう。
サーストン・ラヴァ・チューブ Thurston Lava Tubeは、
約500年前にできた溶岩のトンネルです。

熱帯植物が生い茂るジャングルの先が入り口
熱くてドロドロした溶岩が流れると、その表面は空気に触れることによって冷やされ、固まり始めます。この固まった部分がトンネルの壁となり、中の熱いドロドロ溶岩は全部流れ去ってしまって、洞だけが残ったというわけ。
入り口から出口まで、歩いて10分ほどの短いトンネルですが、
所々に溶岩流の名残を偲ばせる箇所もあったりしてなかなか面白いですよ。

ところで「溶岩」を表す英語はマグマMagmaラヴァLavaの2つあります。
マグマMagmaは、地上からは見えない地下にあるドロドロの溶岩の事を指します。
地上を流れたり、チューブの中を流れたり、海に流れ込んだりして
実際に人間が見ることができる赤いドロドロをラヴァLavaと呼ぶのだそうな。


1959年の大噴火で形成されたキラウェア・イキ火口Kilauea Iki Craterは、
火口の底に下りられるトレイルが整備されています。
キラウェア・カルデラは当分下りられそうにないから、チャレンジするならこっちですね。
深さ100mの火口の底を、1本の道が貫いています。

「イキ」ってのは小さいという意味らしいですが、なんのなんの、
充分大きいです。
トレイルを歩いている人が米粒、いやケシ粒サイズだ。。。
盛り上がって固まった溶岩。
亀裂からは白煙が立ち上っています。

ここに真っ赤な溶岩が噴き出していたのは、つい50年ほど前なんですね。。。

キラウェア・イキ火口を過ぎ、Crater Rim RD.の終点を左に折れると、
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードChain of Craters Roadに入ります。
キラウェア・カルデラから海へと下るおよそ20miles(約32km)の道路沿いには、
左右に大小のクレーターが並んでいて、20世紀の噴火活動の変遷を見ることができます。
道の両脇の林が途切れると、
突然視界が開けました。
この道は標高差1,100mもある急勾配。
行く手には空と海しか見えない?!
この辺りは1973年の噴火で埋め尽くされた一帯

左から右へ、溶岩が道路をまたいで流れて行ったことがはっきりと分かります。
溶岩の跡が黒々と、遥か下の海まで達する。
ホレイ・パリ Holei Pali

坂を下り切って後ろを振り返ると、垂直な壁から溶岩が流れ落ちた跡

太陽の日差しを受け、黒く輝く岩は、美しいというより不気味な感じがします。

道が大きく左に曲がったら、海沿いを進む。
1990年の噴火で溶岩に埋まったカモアモアKamoamoaを過ぎて、
レンジャーステーションが見えてきたら、この道の終点ラエアプキLaeapuki。
車を停めて、ここからは歩きです。
2車線のアスファルト道路が、左手から流れてきた溶岩に埋もれています。

この道はチェーンChainの名の通り、海岸線沿いに、ヒロからまっすぐ南に下った130号線へと続いていたんですが、溶岩で完全に遮断されてしまいました。
なんて量よ!?

1983年1月3日、キラウェア火口から16kmほど東に位置する、
標高750m(2500ft)の地点プウ・オオ火口Puu Oo Craterで噴火活動が始まり、28年経った今も活動を続けています。
現在、世界で最も活発な火口の一つです。

溶岩は含まれているガスの量によって概観が変わってきます。
パホエホエPahoehoeは溶けたバターのように滑らかで流れが速く、アアAaは流れが遅く、穴がたくさんある岩になります。

青い空に碧い海と、黒光りする溶岩石のアンバランスなコントラストに、言葉を失う。。。

視界の果てまで続く延々と溶岩

ガイドブックで見たより、溶岩が増えてる気がする
“行き止まり”の看板が完全に
溶岩に飲まれています。

道路が封鎖された後もなお、
溶岩が流れてきた証拠

以前は20分ほど歩くと、海に溶岩が流れ落ちる様子が見られたそうなんですが、
噴火点の移動で、溶岩流は現在、もっと東のカラパナKalapana側で海に流れ落ちていて、
徒歩でオーシャンエントリー地点まで行くのは、一寸無理らしいです。
ヘリコプターや船で行くツアーがあるので、次回はトライしたいですね~

プウ・オオ火口の様子をネットで映像が見られます。興味のある方は覗いてみてください。
※Hawaiian Volcano Observatory→こちら


本日の夕食はこちらにて。
サンセイ・シーフード・レストラン&スシ・バー
Sansei Seafood Restaurant & Sushi Bar


Waikoloa Beach Resort,HI

※ホームページ→こちら
ちょっと怪しげな?和食レストラン。でも、お味はなかなかのもんでしたよ~

※この続きはこちらからどうぞ→ハワイの中のハワイ(4)~馬の背を越えて行こう

ハワイの中のハワイ(2)~山越え、そしてヒロ

2011-08-17 22:14:34 | 日本でお出かけ
ハワイ島2日目の朝。

風がかなり強いですが、おかげで雲ひとつない青い空

今日は、ハワイ島をドライブして観光です♪

島の東海岸を目指すため、まずは19号線Queen Kaahuanu HWYを北上。
270号線との分岐で19号線Kawaihae RDを追いかけて、進路を東に取ります。
山を越える辺りから、雲行きが怪しくなってきました。

海上では雨が降ってますね~
本降りになった雨の中、緑濃い熱帯雨林を横目に見つつ、海岸沿いを南下します。
山を越えたとはいえ、滞在している東海岸とは全く違う風景には、ちょっと戸惑う。

ハワイ島は、西海岸と東海岸で、気候が全く違います。
東海岸一帯では、太平洋からの暖かい湿気を帯びた貿易風が、マウナ・ケア山やマウナ・ロア山などの標高4000m級の高山に遮られて厚い雲を作り、雨を降らせます。
ヒロ市の平均降雨量は年間3,000mm以上、ヒロ空港の晴天率は40%とハワイで最も低い。
しかし、その風も西海岸に運ばれる頃には乾燥した空気となり、晴れの日が多くなります。
一流リゾートが並ぶサウス・コハラなど東海岸の年間降雨量はわずか250mmと対照的です。

ヒロ・サイドの観光名所の一つとして有名なのがアカカ滝Akaka Falls
19号線から標識に従って220号線を山側に入ります。
ハワイ語で「静かな滝」を意味するホノムHonomuという小さな町を通り過ぎ、
サトウキビ畑の丘をしばらく登った道の終点が、アカカ滝のある州立公園の駐車場です。
アカカ・フォールズ州立公園
Akaka Falls State Parks


駐車場に車を停め、遊歩道を歩いて滝を見に行きます。
滝までの遊歩道の周りは、まるで熱帯雨林のジャングルのよう

ジンジャーやシダなどの他に、竹も多く見られます。
鬱蒼とした緑の中で、たっぷり森林浴できます♪
アカカ滝Akaka Falls

渓谷を挟んで、轟音が響き渡ります。落差422ft(約130m)を大量の水が一気に落下する様は迫力満点です。
(※ちなみに日光の華厳の滝は落差97m)
午前中には滝壺に虹が見られることもあるとか。
また、この滝は美しさだけでなく、パワースポットとしても有名なんだそうです。
ヒロに行かれる際には、是非立ち寄ってみてください。

19号線に戻って更に南下すると程なく、東部最大の街、ヒロHiloに到着です。
ここでお昼ご飯を食べて行きましょう。

ヒロは観光客にはあまり馴染みがありませんが、実はハワイ島の行政・経済の中心。
西海岸の人工的なリゾートエリアと違って、生活感が溢れてます。
日系の人も多く、日本食がハワイの食文化に見事に溶け込んでいます。
ヒロ生まれの庶民の味、ロコ・モコは日系人が発案したという話です。
ご飯の上にハンバーガーパテと半熟の目玉焼きが乗り、グレービーソースがたっぷりとかかっていて、よくかき混ぜて食べる。
日本人にも、なんだか懐かしい味。。。
ロコ・モコ発祥の店は諸説ありますが、その一つがこちら
カフェ100(ハンドレッド)
創業50年以上という老舗で、お客はというと地元の人ばっかりでした。


カフェ100 Cafe 100
969 Kilauea Ave.,Hilo, HI
TEL:(808)935-8683


さて、ハワイのおみやげの定番といえばマカダミアナッツ
その最大手メーカーといえばマウナ・ロア・マカダミアナッツ
ヒロ郊外には、その本社と工場があって、観光客が気軽に訪れることができます。
ヒロから11号線を南下し、その名もマカダミアという道を左折します。
まっすぐ続く並木道の両側は、マカダミアナッツの農園です。その広さ、実に数千エーカーとも。
秋から春先に訪れると、収穫作業を見ることができるんですってよ。
この道の突き当たりに本社工場があります。
ギフトショップの入り口には巨大なモニュメント

お約束の記念撮影スポットです(笑)
ギフトショップのお向かいにある工場では、マカダミアナッツの殻剥きから選別、製品化に至るまでの加工工程を、ガラス越しに見学することが出来ます。

FACTORY TOURのサインに従って階段を上がり、
2階から見学スタート。
ご案内役のビーチサンダルを履いたマカダミアナッツ君、
なかなか可愛いじゃん~

通路に設置されたTV画面を見ながらの“セルフ・ガイディング・ツアー”です。日本語もちゃんとあります。
がしかし、私達が訪れた時はシーズンオフなせいか?
何度トライしても機能しませんでした。残念

気を取り直して、ショップでお買い物。
なんたって、おみやげには最適ですからね
店内には、所狭しとマカダミアナッツ製品が並んでいます。
けれど、一番ポピュラーでシンプルな塩味のが見当たらない・・・
「無いねぇ」とダンナと日本語で言ってたら、店員さんが流暢な日本語で
「塩味のは売り切れですよ、ごめんなさいね」と。。。
収穫期前で在庫が少ないのに加えて、このところ日本人観光客が多くて、
片っ端から全部買って行ってしまったそうなんです!!
恐るべし、盆休みの日本人! 一体どんだけハワイに来てるんだーーー?!
ま、オニオン&ガーリック味チョコレートがけなどのアレンジものはいっぱい有ったので、
おみやげは何とかゲットできましたけどね
自分達のおみやげとして買ったのは、ちょっとめずらしい
Kona Coffee Glazed
ハワイ特産のコナコーヒー・キャンディでコーティングしたもので、これはイケました

マウナロアのマカダミアナッツは、日本でも輸入物を扱うショップとかで買えますけど、
やっぱり「本社工場のショップで買ったんだよ」っていうのは話のネタになりますので、
お時間あったら立ち寄ってみられては如何でしょうか?


マウナ・ロア・マカダミアナッツ・ファクトリー Mauna Loa Makadamia Nuts Factory
Open Daily
8:30 am to 5:00 pm
Factory closed
Sundays & holidays

※ホームページ→こちら

余談ですが、ハワイの特産品としてもう一つ有名なのが、コーヒーです。
西海岸コナ・コーストのフアラライ山麓一帯では、100年もの長きに渡り、
商業的コーヒー生産が続けられています。
なんとここには、日本人に馴染み深いドトールUCC上島珈琲の農園があります。
どちらも農園内を見学したりオリジナルグッズを購入できて、お勧めみたいですよ

ドトール・マウカ・メドウズ・コーヒー農園 Doutor Mauka Meadows
75-5476 Mamalohoa Hwy., Holualoa, HI 96725
TEL:(808)322-3636
ホームページ→こちら

UCCハワイ・コナ・コーヒー・エステート UCC Hawaii Kona Coffee Estate
75-5568 Mamalohoa Hwy., Holualoa, HI 96725
TEL:(808)322-3789
ホームページ→こちら

※この続きはこちらからどうぞ→ハワイの中のハワイ(3)~ボルケーノへの道

ハワイの中のハワイ(1)~楽園に到着

2011-08-16 22:06:35 | 日本でお出かけ
全国的に夏休みシーズンな8月。
その中でも一際、日本での民族大移動が観測される第二週、またの名をお盆休み(笑)。
その真っ只中に、我が家も夏休みをとることとなりました。
紆余曲折を経て何とかゲットしたハワイ行きのチケットを握り締め、飛行機に乗り込む。
さてさて、今回はどんな旅になりますやら。。。

フライトは19時15分成田発のデルタ航空DL646便。
予防のために飲んだアレルギー性鼻炎の薬と、酔い止め薬のダブル効果で、
飛行機搭乗前から猛烈な睡魔に襲われていたshimaushi。
食事を終えるとすぐに爆睡モードに。。。

ひと寝入りして目覚めると、もう次のお食事タイム(=到着まで1時間ほど)。
え、もう?
ホノルル国際空港への飛行時間は約7時間(逆向きで約8時間)。
ロサンゼルスまでだったら、到着までもうひと寝入りしなきゃならないところなんですけどね。
(ちなみにロサンゼルス国際空港までの飛行時間は約10時間、逆向きで約12時間)
いやぁ、ハワイって近いなぁ~
なんて事を考えているうちに、
ハワイ到着

こちらは朝の9時半。
ちなみに日付は出発日の前日です。
日本との時差は-19時間。
(サマータイムなし)
空港内から早くもハワイアンムードが漂います。
トイレの案内表示もちゃんと
ハワイアン
男性はアロハシャツ着用


ハワイ州State of Hawaiiは、アメリカ合衆国の50番目の州。
俗に「ハワイ」とひと言で言いますが、正確にはハワイ諸島Hawaiian Islandsで、
8つの大きな島と、100を越す小さな島々とで構成されています。
そのうち人が住んでいるのは、北からカウアイ島、オアフ島、マウイ島、ハワイ島などの7つ。
日本人に一番ポピュラーなのはホノルルのあるオアフ島でしょうね。
日本から直行便が毎日たくさん飛んでます。
今回ウチらは、ここから飛行機を乗り継いで、ハワイ島を訪れます。

オアフ島のホノルル空港からハワイ島のコナ空港までは、約1時間です。
ハワイ島は、面積10,432.5平方メートル(四国の約半分の大きさ)もあるハワイ諸島最大の島。
5つの火山が融合してできた島で、その中の一つは現在も火山活動を続けており、
「火山の島」として知られています。
また、ハワイ統一の偉業を成し遂げたことで有名なカメハメハ大王の出身地でもあります。

滞在中の島内移動を考え、レンタカーを借りました。

日本でツアーを申し込んだ時に一緒に手配しといたのさ。

今回ウチらの足になってくれたのは、こちらのフォード君

お泊りのホテルは、空港から約20マイル北に上がったサウス・コハラ・コーストにあります。
19号線の両脇は、見渡す限り溶岩流の跡ばかりの不毛の荒野。
なんだか地球上じゃないみたいな感覚に襲われます。
工事現場じゃありませんよ~
これでも19号線からホテルに向かう道なんです。
この先にリゾートホテルエリアがあるとは到底思えない光景であります。

ゲートをくぐると、その先は突然、緑の芝生に覆われたリゾートエリアに早変わり。
この変化は実にアメリカン(笑)
リゾートエリア内では、ショップやレストラン、スパ、テニスコートやゴルフコースもあって、
エリアを出ずして充分にバケーションを満喫できるようになっているんです。

やっとこさホテルの入り口に辿り着きました。
ザ・フェアモント・オーキッド
The Fairmont Orchid


1 North Kaniku Drive
Kohala Coast, Hawaii

※ホームページ→こちら
ヨーロッパの気品を感じさせるエントランス、豪奢なインテリアや調度品。

ホテルはパウワオ湾に面しており、プールエリアから直接プライベートビーチに出られます。


ホテル内をゆっくり散策したら、ちょっと早いけど夕食タイム。
お隣のリゾート、ワイコロア・ビーチ・リゾートWaikoloa Beach Resortに向かいました。

ここは大きなショッピングモールが2つもあるんです。
今夜の食事は、そのうちの一つキングス・ショップスKing's Shops内にある、
“ハワイ・リージョナル・クィジーヌを代表するレストラン”、
ロイズ・ワイコロア・バー&グリルRoy's Wikoloa Bar & Grillにて。
突き出しの枝豆は、スパイシーなガーリックオイル系で和えてあります。
最初「え"?!」って思ったけど、これが結構クセになるお味
シーザーサラダ、サーモングリルにオッソブーコ、デザートのキャラメルタルト

盛り付けや素材のダイナミックさはアメリカン(笑)ですが、日本で生まれ育ったロイ氏がプロデュースする料理の味は、とても繊細で、日本人の好みによく合います。
Roy's Wikoloa Bar & Grill

250 Waikoloa Beach Drive
Waikoloa, HI 96738
TEL:(808) 886-4321

※ホームページ→こちら

食後は、隣接するクイーンズマーケットプレイスQueens' Marketplaceのスタバで、
久しぶりにWhite Chocolate Mocaを楽しみました。
う~ん、懐かしの味

※この続きはこちらからどうぞ→ハワイの中のハワイ(2)~山越え、そしてヒロ

アブラゼミの鳴く頃~暑っ!

2011-08-07 20:14:10 | 日本の日常
公園の木の幹や葉陰に、セミの脱け殻を目にするようになりました。
梢からは降るような蝉時雨。
アブラゼミでしょうかね?
ここ数日の暑さで、一斉に羽化したようです。

自然が乏しい東京人にも馴染み深い、盛夏の友。
鳴き声が、油を熱した時のジリジリいう音に似ていることからその名が付いたといいます。
確かに暑苦しい声

しかし、この声を聞かないと夏が来たという実感が沸かないのも、また事実。
東京は、いよいよ夏本番です。

はじめての“出張”

2011-08-05 21:41:17 | 日本の日常
8月に入って、担当の仕事が変わり、外出する機会が増えました。
そして今日はちょっと遠くまでお出掛け。
行き先は群馬県太田市です。

これまでの担当職務では、遠方への出張というのは無かったので、
shimaushiには、これがはじめての“出張”になります。
東武線の特急りょうもう
行き先表示は「赤城」

周りのお客さんは観光客姿の人も少なくない。
ビジネスマン姿の我々は、浮きまくってました

車窓の風景に癒されました。

お仕事の方は順調に終了し、無事に“はじめての出張”を終えることができました。
まずは祝着至極
帰りの車窓では、スカイツリーが見えました。

しかし余談ですが、
太田の辺りで、瓦葺の屋根の上にブルーシートが掛かっているのを沢山見かけました。
もしかしたら、3月11日の大震災のせいかも。。。(確証はありませんけど)
あれから数ヶ月経つのに、まだ修復が終わってないんでしょうか。
震災の生々しい傷跡を垣間見た気がしました。