カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

今はやっぱり、桜が見たいの

2013-03-24 20:23:41 | 日本の日常
ってことで、今日は近所の公園に花見です。
「サクラはもういい」って?
まあそう言わずに、お付き合いくださいましな

今日も生憎の曇天です。気温も低め。
いやでも、これで平年並みなんでしょうけどね。。。

曇り空の下で見る桜は、どこか寂しげです。


それでも園内には、今が盛りの桜を眺めながらお弁当を広げる人の姿が多く見られました。


明日はお天気下り坂の予報。
花散らしの雨が降りそうです。

桜追い

2013-03-23 19:54:57 | 日本の日常
花の命は短い。
特に桜の花は、、、

平日仕事の身は、貴重な週末を有効に使わねばなりませぬ。
というわけで、今日はまず朝一番で多磨霊園に行って来ました。


お彼岸とあって、園内はお墓詣りの人で賑わって(?)おりました。
その間を、カメラ片手にウロウロしている、やや場違いなウチラ二人

あ、さすがにお弁当は持って行きませんでしたよ。ご安心を。。。

満開のように見えますが、
寄って見ると、6~7分咲き
でしょうか。
木によってはまだ半分くらい
蕾ってのもあります。
3日前の桜通りと比べて 
こちらの方が少し咲きが遅い
印象です。
青空をバックにすると淡い
サクラ色が冴えます。

サクラ以外の木も盛りを
迎えていました。

正に、春!!って感じ
種類の違う桜もあります。

午後からお天気は下り坂とか。
今日のサクラを、まずは精一杯満喫です


さて、いったん家に戻ってから駅方面に出掛ける道すがら、再び桜通り。
3日前と比べて、一段と花の数が増しました。
お昼前くらいから雲が出てきて、少し光不足ですが、
それでもたわわに花をつけて重たそうな枝振りは、木々も春を謳歌しているように見えます。

それにしても、市主催の桜まつりが2週間後にあるんですが、おそらくその頃には桜の花はすっかり散っちゃってるでしょうねぇ。。。

季節の移ろふ頃

2013-03-20 22:49:23 | 日本の日常
春分の日です。

例年ならば、まだ朝晩寒く、
「サクラはいつ頃咲くかな~」なんて
本格的な春の訪れを待ち焦がれているところですが、
今年はご承知の通り、既に春の装いです。

というわけで、近所の桜の様子を探索に出掛けました。

おなじみの桜通りは、まだ6~7分咲きってところでしょうか。
ソメイヨシノといえば、
この淡いピンクの花色

陽に透ける感じがいい


神社ではシダレザクラが満開の時を迎えておりました。
ソメイヨシノよりも
濃いめのピンク色

花びらも少し尖った感じです。

舞い散る花びらの下、狛犬も笑ってる?

最速の花って、、、

2013-03-17 22:16:45 | 日本の日常
彼岸の入りです。

「暑さ寒さも…」と昔から言われる通り、気温は早や4月並み。
おかげで、とうとう桜も咲いちゃいました。
観測史上最速だそうです。


「お彼岸の中日前に桜が咲くなんて、普通じゃないよねぇ」
とダンナに言ったら、
「桜はカレンダーなんて見てないからな」
だって。

そりゃそうだ。
純粋に、自身の体感温度で判断しただけのことですわな。。。


それはそうと、ニュースを見ていて、ちょっと違和感を感じました。
「速い」「早い」の使い分け。
昔、漢字テストの穴埋めで必ず出た問題ですね。

前者はスピードのはやさを表し、(例:速球・速攻・速断)
後者は時期のはやさを表す。(例:早朝・早春・早退)

とすると、開花が最速って、、、
なんだか、サクラが全力疾走してるみたいで、おかしくない?
でも「最早」って書くと、“もはや”になっちゃうから、これも変か。

ま、細かいことは置いといて、美し春を寿ぐと致しましょうかね。

近所の公園では、早咲きのオオカンザクラが見頃を迎えておりましたよ。

黄砂? PM2.5??

2013-03-10 23:06:00 | 日本の日常
このところ、お隣の国から飛んで来るモノのことで、話題騒然ですね。
そりゃ、人為的に飛ばされてくるミサイルはもちろん困りますけど、
無作為に風に乗って来て、しかも健康に害を及ぼすってのには、本当に困惑します。
自国民も困ってるってんじゃ、どこに文句言えばいいのさ?

そんな話を聞いていた矢先だけに、てっきりこれもそうだと思ったさ!
みんな、そうじゃない?

今日の午後2時頃、ウォーイングに出掛けようと外に出たら、
トンデモナカッタ!!!

画面中央、奥にかすむ建物の影がお分かりになりますでしょうか。
徒歩15分ほどの距離にある、駅前のタワーマンション。
いつもなら、はっきりくっきり見えるものが、この有様です。

空の、地面に近い辺りがうっすら茶色く霞んでいます。
どう見ても只事じゃないって感じ。
ウォーキングは中止して直ちに家に引き返したことは言うまでもありません。

さて、結論から言うと、黄砂でもPM2.5でもありませんでした。
答は夜のニュースで明らかになりました。煙霧(えんむ)というそうで、
「目に見えないほど小さい乾いた固体の微粒子が空気中に浮いていて、
視程が妨げられている現象」
です。(出典:wikipedia)。
つまり、風によってちりや砂ぼこりが地面から巻き上げられた状態ってこと。
湿度が低く大気や地面が乾燥した状態が続いた後に起きやすいそうな。
今の時期の東京、条件そろいすぎじゃん~

ちなみに煙霧の天気記号はこちら⇒

か、かわいいじゃないの

余談ですが、煙霧は浮遊している微粒子が主に固体である場合に限られるそうで、
液体の場合にはもやとして区別するんだってさ。

共に咲く

2013-03-09 21:09:41 | 日本の日常
啓蟄を過ぎて、あたたかく気持ちの好い土曜日の朝。
冬ごもりしていた虫の、春の暖かさを感じて外に這い出で来るごとく
ウチラもいつもの公園へお散歩。

いまは梅の花が盛りを迎えています。
公園内の梅の木のエリアでは、可憐な花にカメラを向ける人や、
木の下でお弁当を広げる人々の姿も見えました。

この木は、めずらしい二色咲き。

、異なる色の花が、一本の木に咲いています。

接ぎ木や品種改良でもこういう事は起きますが、この木は元々こういうモノ。
いわゆる突然変異ってヤツで、1本の木が2種類以上の遺伝子を持っている。
学術的には「キメラ (chimera)」と呼びます。
ギリシャ神話に出てくる、獅子の頭に山羊の胴体、毒蛇の尾を持つ怪物の名前ですね。

我が国では、源平合戦における源氏平氏の旗色にちなんで、
源平咲き(げんぺいざき)なんて言ったりします。
梅だけじゃなく、桃や椿、サツキやオシロイバナなんかにもあるらしいですよ。
気が向いたら、身の回りで探してみてくださいな。

彩りの頃

2013-03-07 22:57:59 | 日本の日常
久しぶりのアップです。


暦が3月になってから、一気に春めいてきました。
そう言えば、一昨日の5日は啓蟄でしたっけ。
冬もそろそろ終わりでしょうか。。。

今日はお客様の御宅に出掛けたんですが、
その道すがら、見事なミモザの木に出会いました。

黄色い蕾が、細い枝にびっしりとついてます。
まさに、春の装い?

まだ、咲く前の固い珠のような状態でしたが、
これらがすべて花開くと、ポヤ~ンと綿ぼうしのようになって、
木全体が黄色く煙るような感じになるんですよね。

モノトーンの冬から、彩りの春へ。。。
木々や花々は着々と次の季節へと歩を進めているようです。

初雪がドカ雪

2013-01-14 17:38:56 | 日本の日常
成人の日の今日、東京に初雪が降りました。

3連休の最終日。
前2日の好天から打って変わって、朝からどんよりとした曇り空でしたが、
お昼前からボタボタと水気の多い雪が降り始め、
あれよあれよと言う間に辺りを銀世界に変えてしまいました。


今日はどうしても駅前まで出掛けなければならない用事のあったshimaushi。
これでもかってなくらいに防寒対策して、いざ外へ!


いやぁ、とても都内とは思えないような光景。
どっかの雪国に来たみたいです。

先ほどから雪は雨に変わったようですが、
それでも10cm以上積もった雪がこれから全て溶けるはずもなく、
夜から明け方にかけては思いっきり冷え込む予報ですので、路面凍結はほぼ間違いない。

嗚呼、明日の朝は早起きしなきゃ、だわ。。。

年末のご挨拶

2012-12-31 22:20:40 | 日本の日常
いつもお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。

2012年も残すところあと数時間となりましたね~
みなさまにとって、今年はどんな一年でしたでしょうか?

shimaushiの2012年は、「仕事に追われていた」という感じです。
この業務は会社が数年前に立ち上げた新規事業でして、
忙しくなったということは軌道に乗ったってことですから、それ自体は良い事なんですが、
正直、忙しくっててんてこ舞いだぁ~
そんな“お仕事”の話もそのうち書きたいと思っています。

ま、忙しい忙しいと言いつつ、遊びの方もそれなりに楽しみましたよ。
ご報告できておりませんが。。。

そう。
今年はブログの更新があんまりできなかったのが、一番の心残りです。
実際、書きかけの記事がいっぱいあるんですよ
折を見て順次アップしていきたいと思っております、ハイ。

何はともあれ、一年が終わり、新しい一年が始まります。
このブログも、細々とではありますが来年も続けていきたいと思っております。
気が向いたらお立ち寄りいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

厳しい寒さが続きますが、皆様お体にお気をつけて、よい新年をお迎えくださいませ。

932年ぶりの天体ショー

2012-05-21 23:45:52 | 日本の日常
”世紀の天体ショーを目撃しよう!”
巷では茲許、こういった謳い文句が飛び交っておりました。
そう、今日は日本各地で日食が見られるのです!!

太陽が月に隠され、三日月のように欠けて見える日食
中でも、太陽がすっかり隠されてしまうような日食は、そう頻繁には起こりません。
おまけに、観測できるのは大抵が遠~い南の島ってのがお決まりのパターン。
そのためだけにお休みを取れる、お金と時間に余裕のある人だけに許された
ある種の特別なイベントって感じ。

だが、しかし!

今回の日食は、本州から九州にかけての太平洋側の各地で観測されるという。
これほどの広範囲で起きたのは、実に932年ぶりのことだそうです。
大阪、名古屋、東京といった、人口の集中する大都市でも見られる。
しかも見られる時間帯が朝7時前後とあって、子供は登校前、
会社勤めのサラリーマンでも出勤前に観測可能。

これは一大商機の到来!?とばかりに、日本中が大フィーバー。
本屋では特集本が何種類も平積み、テレビは連日のように豆知識なんかを報道してる。
こうなると、それまではたいして関心のなかった人までも、
「何だかこれを見ないと一世一代の大損?」みたいな気分になるもので、
観測用の日食グラスは前日にはどこも売り切れ状態になっていました。

歴史オタクのshimaushiは、実は天文オタクでもありまして、
中学生の頃は、小遣い貯めて買った反射望遠鏡を自宅のベランダに持ち出しては
月やら惑星やらを見ては喜んでおったものでした。
あの頃は本気で天文学者になりたかったんだ~(微分積分が出来なくて諦めたけどさ)
そんなわけで今回はブームに思いっきり乗って、日食観測させていただきました


東京での日食の始まりは午前6時19分。
太陽が月の影に完全に隠れるのが午前7時31分59秒から37分まで。
shimaushiはちょうど出勤時間帯で、実に動きがとりやすい

まずは地下鉄丸ノ内線で新宿から大手町に向かう途中の四ッ谷駅で一度途中下車。
実は、ここだけホームが地上にあるのです。
午前6時40分頃

建物の間から覗いた太陽を
パチリ
いい感じに欠けて来てます。
こういう欠け方は蝕特有です。


※カメラの前に日食グラスを
かざして撮りました。

さて、会社の最寄駅は大手町駅なんですが、今日は1つ手前の東京駅で下車。
皇居に向かいます。

東京駅周辺は高層ビルが立ち並んでて、空の開けた場所が思った以上に少ないのですが、
皇居外苑の広場から天を仰ぐと、いい具合に東側の空が見えるんです。
(事前にリサーチしておいたのさ
いつもは皇居ランナーしか居ない時間帯なのに、今日に限っては鈴なりの人人人・・・

午前7時10分。
ビルの上に三日月の様な太陽が見えています。

※この写真のちょうど中央の
あたりです。わかる?
ちなみに、日食グラス越しで撮ったらとんでもないことに…
光量が少なすぎて、シャッタースピードが遅くなるもんだから
ブレまくりです。
三脚持ってくれば良かった

分厚い雲を透かして、太陽が欠けていく様子が肉眼で容易に観測できます。
7時20分

雲がフィルター代わりになって、写真を撮るにはかえって
いい具合です


7時25分を過ぎました。

眉月のような細さ。
もうまもなく“食の最大”を迎えます。

7時32分

見事な金環がお目見え

雲越しのせいで明るさ半減で、
金環というより銀環?って感じですが(笑)
グラス越しでも撮ってみたけど
やっぱりブレちゃってダメ~

今回の日食は、金環日食
月の見かけ上の大きさが小さくて、太陽が月の周囲にリング状にはみだして見える状態。
月が太陽を完全に覆い隠してしまう皆既日食のような劇的な変化はありませんが、
それでも辺りは少し薄暗くなり、一瞬気温も下がったような気がしましたよ。
7時40分

月の右上から太陽が徐々に顔を出し始めました。

欠けたのとは反対側から徐々に太陽が大きくなっていく。
“世紀の天体ショー”はそろそろ
お開きです。


初めて望遠鏡で月を見た時のこと。
視野いっぱいに収めた月がどんどんレンズの外に動いて行ってしまうのを見て
「そうか。地球が動いてるから・・・!」と実感しましたっけ。

太陽と月と地球が一直線に並ぶ、ほんのわずかなひと時に起こる日食という現象。
自然の営みが肌で感じられる数十分間でした。
いつか皆既日食も見られるといいな。。。

【おまけのワンショット】

スーツ姿の年配のおじさま達が、みんなして空を
仰いでる光景って、なんだか微笑ましいですね