「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

蘭への想い、七。

2006年05月23日 | 対馬蘭雑記

毎年の事なのですが、

蘭は採れない、

棚の蘭の変化も無い

この時季というのは

気持ちが落ち込んで

しまいます。

そしてその時、

何時も思うのは今まで

どのようにこの道を

来たのだろう、、と、

振り返るのです、。

それも、食べ物も

喉を通らないくらい

何も手に付かないくらい

深く深く考え込むのです

非常に疲れますが、

これをやらないと

次に進めないのです。

そして、自分がこれから

どのように進もうと

しているのか、考えます

寒蘭、ジジババは

今まで通り触覚に

触れるものを蒐集して

いきます。

フォトページ記録的保存

の公開を中止したのは、

公開することによって

保存する事自体が単なる

マニア的な蒐集のような

自慢する為の「公開」

のような気がして、

恥ずかしく情けなく

感じたからでした。

この「記録的保存」

としての主旨は、

対馬産の蘭の産地や

品種の系統・判別、

今年から取り掛かった

ニオイの産地や系統を

確立し保存育成に努める

事、そして中国春蘭の

品種を判別し保存育成に

努め次世代に引き継いで

いこうという考えから

であります。

Jpg_753


その過程の中から古の

蘭作りを学び、

「表現」とか「作」とか

「味」とか

「侘び・寂び」とか

「楽しみ方」などを

ゆっくり、ジックリ

考えていきたいです。

                      平成18年5月23日

十四年目の誓い

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2 コメント

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ご無沙汰しています。 (suzuki)
2006-05-23 23:44:45
ご無沙汰しています。
こちらも毎日梅雨のような天気ですがお元気ですか。
小生はやっと蘭の植え替えが七割方終わり、
投稿する気分になりました。
はあ~、ほっとしました。日本シュンラン、中国蘭、九華、四季蘭、寒蘭、報歳蘭、キンリョウヘンないのは寒鳳蘭ぐらいと、とりとめもないコレクションですが約400、植え替えが2年に1回として春100鉢、秋100鉢はサラリーマンの限界に近いです。もう少し減らさなくチャと口で言いながら減りません。馬鹿ですね。

新しく仲間に入った蘭、古馴染みの蘭…
あとは蘭のご機嫌伺いをしながら四季蘭やその他の雑多なものの植え替えです。
対馬の蘭の写真は貴重なのでこつこつ集めておいてください。
よろしくお願いします。

展示会での写真にある素心の大輪、多分大王ではないですね。
実は私が勝手に東京で浄福と名づけた蘭と同じような気がします。
何年か前の「自然と野生蘭」に知人の名前で写真が載っています。
私の株は大輪でやや落肩、弁幅があり大巻舌。捧心の形に独特の切れ味があります。良く咲くと花弁元のほうが三分の一ぐらい真っ白に抜けます。抱衣(包皮ではありません!)は緑みが少なく、花茎も純白に近く、花の大きさの割には太すぎません。葉姿は癖のない中垂れで良くできると結構幅をひきます。
27年ぐらい前でしょうか、当時豆酘にあった「大和屋建設」という会社の社長さんが持っていました。あの近辺で取れたとのことでした。
もう山の葉ではなかったので何作かされていたものでしょう。
本土では見られないあまりの立派な花にボーっとしたことを思い出します。
数年して対馬の知人経由で2本立ちの子苗を分けていただきました。
その頃蘭の本に「対馬大王」の写真が乗りましたがこちらの花のほうがふっくらしていていいと思いました。順調に成長し、数年して開花し、繁殖も花付も良く、本当に毎年楽しませてもらっています。
とても丈夫だから対馬でも良く増えているのでしょうね。
対馬産素心では円弁の一休は別格としても今でもトップクラスでしょう。
大王の影武者にしておくには惜しい花だと思います。

今度はドキドキの新芽の番です。
ウィルス出るな!新芽倒れるな!と祈る季節です。
久しぶりで長い投稿になってしまいました。
マイペースでお互い楽しみましょう。
返信する
コメントありがとうございます。早速、返答したい... (toyota)
2006-05-25 05:09:39
コメントありがとうございます。早速、返答したいところですが、数日後にさせて下さい、、申し訳ありません、。
返信する

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