爽やかな秋の一日
朝起きて 気が付いたんです
前歯の一本
舌に触る 「横裏」の感触が 『ザラザラ ザラザラ』
鏡を片手に 口を開けて
歯の様子を見ようとするんですが・・・・
『アーン』
大きく口を 開ければ開ける程
視線は 上に行き
下の鏡を見るのは 難しく・・・・
『やれこらさん 歯のお掃除ですか?』
「いえいえ 実は・・・・・」
仕方ありません
いつもの歯医者に行ったんです
『歯の端が 少し欠けてますねぇ
歯を整えて 被せをしましょう』
医者はそう言い 続けます
『それに 奥歯が一本 歯茎が少し弱っていますよ
その内 抜くことになるかもしれませんよ』
いくらか 虫歯の治療はしたが
この歳まで 抜いた歯は 「親知らず」だけ
何の取り柄は 無くても
「歯が良い 歯は良い」
だけは 自慢だったんですが・・・
その 唯一も無くなりそうで
「はがいい(はがゆい) なぁ」
朝起きて 気が付いたんです
前歯の一本
舌に触る 「横裏」の感触が 『ザラザラ ザラザラ』
鏡を片手に 口を開けて
歯の様子を見ようとするんですが・・・・
『アーン』
大きく口を 開ければ開ける程
視線は 上に行き
下の鏡を見るのは 難しく・・・・
『やれこらさん 歯のお掃除ですか?』
「いえいえ 実は・・・・・」
仕方ありません
いつもの歯医者に行ったんです
『歯の端が 少し欠けてますねぇ
歯を整えて 被せをしましょう』
医者はそう言い 続けます
『それに 奥歯が一本 歯茎が少し弱っていますよ
その内 抜くことになるかもしれませんよ』
いくらか 虫歯の治療はしたが
この歳まで 抜いた歯は 「親知らず」だけ
何の取り柄は 無くても
「歯が良い 歯は良い」
だけは 自慢だったんですが・・・
その 唯一も無くなりそうで
「はがいい(はがゆい) なぁ」