やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

まさか あの おじいさんが・・・

2017-05-31 20:56:14 | 今日のやれこら
雲に覆われた 一日ですが
日中の気温は,30度近くまで上がりました。

“水分補給して 出かけるか”
少し,過ごしやすくなった夕方です。
散歩に,出かけたんです。

『テクテクテクテク いないか なぁ』
今日も散歩は河川敷,ヒバリを探して 歩いていたんです。

“ん!! ん!!!”

歩いている100mほど先
土手から河川敷に降りる,階段に
お腹を押さえて,前屈み
如何にも 異常事態 の背中が 見えて

“もしかして 体に異変が 熱中症?”

『タッ タッ タッ』 少し小走り
『ハッ ハッ ハッ』 息を切らして,近づいて見れば

しんどそうに
階段に座っていたのは,同年配の おじいさんです。

「どうされたんです? 大丈夫ですか」

『いやぁ この犬が 走り回って
         ようやっと 捕まえたんです』

見れば
おじいさんの足元には,紐に繋がれた 30cm程の子犬が・・・

「この暑さですから 追いかけるのもシンドイですねえ
        汗もかきますし 熱中症にも 気を付けないと」

余計なお世話,ですが 言ってみたんです。
すると

『そう思うて これを飲まそう 
         思ようるんじゃけど 飲まんのんよ』

お爺さんは,手に持ったペットボトルを 子犬の口に・・・

“犬より
   おじいさんの方を
        心配 したんだけど・・・”


『ピーポー ピーポー』
土手を降りた,帰り道  おじいさんが居た 方へ

“まさか あの おじいさんが・・・
          それは無いよ なぁ”