君は いらないよ なぁー

二日続いた小春日和が，嘘の様です。
時折吹く風も，冷たい朝ですが
庭にでて，コーヒーを飲んでいたんです。

“おっ！！　今日は・・・”

ここの所，現れるようになったメジロです。
昨日までは，少し離れた桜の木辺りで鳴いていたんです。
今日は，庭の金木犀の中から・・・

『カサコソ　カサコソ　カサコソ』
『チッ　チッ　チルチル　チッチ』

葉っぱの間を鳴きながら，二羽が飛び回っているのが見えます。
ペアの様です。

「みかん　みかん　みかん持って来て」

みかんを啄むメジロは「絵」になります。
何より，時間を忘れさせてくれます。 （今春　撮影）

　
「蜜タップリの　ブランドみかんだぞぅー」

急いで，「島」のミカンを準備してやったんです　が


見向きもせずに，山の方へ・・・

いつもの事です。
まだまだ　山には　タップリの「食料」が有るよう
この時期，里に下りてくるメジロは

『興味無い　無い　無い』
なかなか，みかんに「感心」を持ってくれないんです。

“ふーむ　やっぱり　まだ早いか”

メジロが楽しめるのは，梅の頃になりそうです。
夕方になっても，折角の「ブランドもの」が
朝のまま・・・

「君は　いらないよ　なぁー」

柿の枝に，やって来た
ジョウビタキに，呼びかけても・・・