南相馬市から３月８日夜

『地方卸売市場』

私が毎朝行っている原町中央青果市場も県の認可を受けています。

２月２５日に郡山市で卸売市場流通の情勢と地方市場の活性化方策について　のセミナーがありました。
講師は農経新聞社の代表　宮澤信一氏でした。

卸売市場流通は長期の低迷です。ただ、国民生活への影響はありません。市場外流通や仲卸の直荷引きなどで十分対応できているからです。
困っているのは卸売市場業者と開設者だけですね。

問題は仲卸や業者が欲しがっている商品を集荷できない。
仲卸は必要な商品しか仕入れてくれない。販売先が限られている。天候に左右される。経費が増加している。人材が集まらない。
などが大きな問題になっています。

今後は水産に続き、青果や花きでも卸の統合が始まる。
産地の衰退、生産者の減少。

では、どうするか。

１、コールドチェーン機能の装備

２、他市場業者との連携

３、不動産の活用

４、他部門への進出

いろいろと問題は出てきます。市場だけに限ったことではありません。
生き抜くためには、資本、資金の有効な活用が不可欠です。人、物、金の生かし方が大事です。
ボンクラ経営者では生き残っていけませんね。
時代遅れではダメです。