故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.121 「繭玉飾り」のお話。

2017年01月25日 | 日記

先日、久しぶりに新潟市中央区清五郎にある「新潟市食育・花育センター」に立ち寄ってみた。最初に入口を真っ直ぐ歩き、天井の高い温室のような「情報館」に入った。


「情報館」の窓際には“ポインセチア”や“シクラメン”の鉢植えが色鮮やかに並んでいた。また、このホールの4か所に五穀豊穣と商売繁盛を祈る、新潟県(越後)の縁起物のひとつである「繭玉飾り」が飾られていた。


この「繭玉飾り」とは、柳などの枝に球形の餅を付け、鯛・米俵・おかめ・小判・千両箱・宝船などの縁起物をつり下げたもので、正月の飾り物である。


中でも“提灯(ちょうちん)”は「先が明るくなる」ように枝の先に、そして“蕪(かぶ)”は「根がはる」ように枝の後ろに飾るという。

ホールの4か所に「繭玉飾り」が飾られていた。

米俵、宝船、鶴、お多福、鯛などの縁起物が飾られていた。