小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

同級生

2010-11-04 15:05:45 | Weblog

 私の同級生で大親友のひとりが、数年前から海外転勤になっていたが、このほど戻ってくるという!
 虫の知らせか、久しぶりにメールしたら返事がきて分かった。
 さっきまで気分も血圧も停滞していたのだが、嬉しくなってしまい、気分高揚。
 困った時にいつも助けてくれて寄り添ってくれていた友人だから、帰ってくるという知らせだけで、なんだか元気になってしまった。
 同級生、とか、センパイ、後輩とか。そういう青春時代を共にした年齢の近い関係も、いい。



皆、自分のことばかり?

2010-11-04 11:46:50 | Weblog
 皆、とは言わない。
 が、自分のことしか考えていない人が多すぎる。

 そうなってくると、社会のために、とか、周囲の人間のために、と頑張る人が、本当にそのうち、バカらしくなって、その頑張りをやめてしまう。そうなれば、もう、最後の望みもなくなるだろう。この日本は、再生できなくなる。「再生」だ。もう、すでに、この社会が崩壊しているという前提で私は語っている。

 先日の日経ビジネスオンラインは、私の書いてきたオンラインの記事のなかでは異例のコメントの多さだった。
 関心を持ち、あるいは共感してもらい、あるいは反感からのコメントもあっただろう。

 心配なのは、悪い意味で感情的になる人が少なくないこと。
 冷静な「論」ならいいが、感情に揺さぶられる内容の記事には反応するが、もっと大事な制度とか地方の現状とか、そういう記事への反応が薄いのが、とても心配になってきた。私はいつも同じスタンスで問題意識をもったことに対して同じように記事を書いているのだが、反応が分かれる。。。
 

 個人こそが国を変えられる。その、個々の気付きこそが最大のパワーなのだから、もっと、視野を広く社会に向かわなければ。

 子は授かりものだ。作る、ものでもなく、欲しいと思ったからといってできるものではない。

 それを大人の都合、いや、調整能力のない企業や上司の都合に合わせようとするから、少子化にもなるし、本当に欲しいと思った時にタイムアウト。不妊などに苦しむようになるのではないか。そうした社会損失の大きさをいいかげんに気付くべきだ。妊娠する部下が邪魔だという上司は無能で、そういう会社に企業の存続性はないことに気付いて欲しいと思う。いつなくなるか分からないような、ギリギリのあやうい企業、そんな企業しかない日本。そんなことのために自分を犠牲にする必要はないと、若い男女に気付いて欲しい。

 あなたの働いているその会社、20年後、30年後、定年後のころ、まだあると思いますか?
 自分に何かあったら、守ってくれますか?

 NOと思ったら、少し、抵抗してもいいんじゃないか?
 そういうための流動化なら賛成だ。が、現実にはそうもいかないことの方が多い。
 辞めちゃえ、辞めちゃえ、そんな会社!と思わなくもない。
 それで、辞めると思って、その会社にいる間に吸収できうる全てを学びつくして転職すればいいのだ。そう思えば、嫌な上司は最高の上司に変わる。ということも多いはず。覚悟があれば、何も怖くなくなることもある。

 できるものなら、こんな日本、こんな会社、捨ててどこかに行きたい。と思う若手は多いはずだ。
 しかし、そう簡単にはいかないから、再生の道に向け頑張るしかない。
 変な上司がいた場合は、必ず、その人が変になる原因がどこかにある。それを個々に探って、個々にアプローチしていくと、意外と解決策が見つかることもある。

 私は講演等では話すが、納得いかないことが職場で起こった時、やり方はいろいろあるのだから、諦めないで少し戦って欲しいと思う。
 出世を気にする上司に対しては「あなたのことを名指しで労働組合に相談して問題にしてもらう」と名言するとか、いろいろ、効き目のある方法はあるのだから。

 権限のある人や責任ある立場の人が自分のことばかり考えている時は、徹底的に戦う。
 それが私のスタンスだ。









日経ビジネスオンライン連載23

2010-11-01 02:55:17 | Weblog
 
 日経ビジネスオンラインの連載第23回目が本日から掲載されています。
 児童虐待や子の殺人ニュースが多いですが、統計に現れているだけでもけっこうな数になっていて、潜在的な問題を見ないと・・・・。



「守るべき弱者はどこにいる?」

2010年11月1日(月)
「妊娠解雇」が「児童虐待」の引き金になった
派遣社員で働く30代女性のケース

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101028/216850/

だんだん、顔や頭を引っぱたくようになっていく。泣き止まない息子の顔にクッションをかぶせてしまったこともあった。ハッと我に返り、「ごめん...