管楽器も、他の弦楽器もそうですが、
ヴァイオリンは、試験やコンクールや演奏会の時に、伴奏が必要です。
無伴奏曲を選ばない限り、伴奏者さんをお願いすることになります。
友達や親しい先輩に伴奏をお願いした場合の謝礼は、
焼肉屋さんに一緒に行ってご馳走したり、菓子折りを渡すことで済みます。
学生や院生であっても、親しいわけではなく、先生の紹介であったりした場合は、
商品券を渡すことになるでしょうか。
上の娘の場合、高校生の頃からお願いしているKさんには、
院生になられた頃からは、商品券に菓子折りを付けてお渡ししていました。
本番の場所が大学以外であれば、交通費も別に。
K先生の発表会では、K先生ご自身がリサイタルやCD作成でご一緒している
プロの伴奏者さんにお願いすることになるので、伴奏代がはっきり決まっています。
もちろんそれなりの金額です。
今年度から、Kさんは教員になられました。
教員になると、規定の伴奏代というものがあるので、
それに合わせなければならなくなります。
先日、その金額を伺いましたが、やはりそれなりのものでした。
これまで少ない伴奏代で、ずっと質の高い伴奏をしていただいて来ましたが、
これからはきちんとした対価をお支払いすることになります。
それは当然のことなのですが、うぅぅ、我が家にとってはきつい・・・
逆の場合もあります。
ヴァイオリンが伴奏することはほとんどないですが、
作曲専攻や指揮専攻の学生に頼まれて演奏することは多々あります。
その場合は、娘の方が謝礼を頂く側になります。
学生同士であれば、持ちつ持たれつの世界ですから、
特別謝礼は必要ないように思うのですが、そうではないようです。
作曲専攻や指揮専攻の学生は、先生からそれはそれは強く指導されていることが
あるようです。
礼儀と感謝の心、でしょうか。
同級生であっても、演奏を依頼する時は敬語だそうです。
合わせ練習の時にも、こうしてほしいと要望を出す時もすべて敬語。
腰を低くし、常に感謝するよう、徹底的に教え込まれているようです。
娘にしてみれば、普通にしゃべってくれていいのに、かえってやりにくい、
と思うそうです。
謝礼は、最近多いのは、クオカード。
菓子折り、商品券もあります。
先日、「遅くなって申し訳ありません。」と頂いたのは、
こちらの菓子折り(ベルンのミルフィーユ)と商品券です。
弦楽四重奏だったので、同じものを4人に渡したことになります。
作曲専攻や指揮専攻のご両親は、さらに大変そうです。
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