今更感だいぶありますが、夏のユースオーケスト
ラ東京公演の感想を書いていなかったことに気付
いたので、記しておこうと思います。
1日目のヴァイオリンソリスト、ユーチン・ツェ
ンの演奏は、それはそれは艶やかな美しい音色で
すっかり魅了されてしまいました。
端正な佇まいそのままに演奏も穏やかで真面目な
印象。
自分の音楽を強く押し出すというよりは、作曲家
の意図を忠実に表現するような。
と言いつつ、バーバーのコンチェルトはほとんど
初聴きなので、よくわかりません😅
音があまりに美しいので、調べてみたら、ガルネ
リでした。

2日目のピアノソリスト、アンナ・ツィプラエワ
の演奏。
この方、めちゃくちゃ上手いです。
そんなことは当たり前なのですが、テクニックが
完璧、多種多様な音を自由自在に操り、湧き出る
豊かな表現力、茶目っ気さえも感じてしまう余裕
ある演奏で、実にかっこ良かった!
アンコールは2曲も演奏してくれたのですが、あ
んなに素晴らしい子犬のワルツを聴いたのは初め
てでした。
口ぱっかーんでした。


