「本番が怖すぎる。最近の本番の緊張感ハンパな
い。頭が真っ白になって、暗譜が飛ぶ寸前までく
る。飛んでも全然おかしくない。本当にギリギ
リ。」
本番が近付いている上の娘ですが、先日そう訴え
てきました。
大学3年生辺りからかな?、その辺りから本番の
緊張がそれまでと比べものにならないほど非常に
強いものになってしまい、一瞬頭が真っ白になっ
てしまうことが時々あるそうです。
それでもなんとか暗譜が飛ぶギリギリで踏みとど
まって、事無きを得るそうなのですが、その恐ろ
しさたるや生きた心地がしないのだとか。
「あんな思いはもう絶対にしたくない!と思っ
て、自信が持てるまで練習を重ねるんだけど、
それでもやっぱりダメ。」
「卒業実技試験の時も、自分史上最長最高の練習
をしたのにそれでも無理だった。」
それまでは本番に強いタイプだったので、突然そ
んな状況に陥るようになって、本人もまごついて
いる様子。
自分なりに原因を分析していたようなのですが、
先日この答えに思い至りました。
「やっぱりさ、耳と指と頭だけじゃなく、目でも
覚えていなきゃダメだと思うんだよね。」
手作りクッキー。

私が作ったものではないですよー
オーガニックのお店で購入。
どちらも主張が強すぎない優しいお味でした。

