グロット。
この石段を下って行くと、

目の前に切り立った崖が現れ(写真では崖の上部
が見切れていますが、高くそびえ立っていまし
た)、崖の下には洞窟、そしてすぐ目の前には、
岩などによって細まった通り道から荒々しい波が
押し寄せていました。

人が10人も乗れば、身動きできなくなりそうな狭
く急な岩場。
真ん中の岩に立っている2人はライフセーバーと
ダイバーで、ダイビング目的でない場合は手前の
岩から右手の少し高くなった岩までしか行けませ
ん。
波が引いた時は、こんな⬇︎感じで、

波が押し寄せるとこんな⬇︎感じになります。

実際には、波の轟きと共にかなり激しく波が打ち
付けて来て、なかなかスリルがあります。
その荒々しさに対して、真逆な静けさを湛える洞
窟。
同じ海と繋がっているとは思えない、静謐な空
間。
なんとも神秘的な色を放っています。
イタリアの青の洞窟ならぬ紺の洞窟とでも言いた
い感じ。


この神秘的な色を放つ空間に入り込めるダイバー
が羨ましかった!
帰りの急な上り階段はかなりキツかった💦

