発表会話、続きます。
門下生37人が参加した日曜日の発表会。
K先生が教授、あるいは講師を務められている3つの音大の大学生を中心に、
大学院生、高校生が大半を占めていました。
ほとんどの門下生がコンチェルト1楽章分を弾くので、
1人当たり、10分から15分を要します。
当然のこととはいえ、
K先生は37人全員の演奏を聴かれるわけで、
休憩が入るものの、7時間もの長丁場となる。
大変だ・・・
全員の演奏終了後には、ご自身も演奏。
そして、各門下生への講評もあります。
娘の課題は、
「高音のビブラートが乏しい」
「オーケストラのパートをもっと理解しないといけない」
というものでした。
どちらも本人納得の課題。
オーケストラに関しては、
楽譜を買う時に、スコアも一緒に買うよう先生から指示されていて、
ヴァイオリンソロとオーケストラとの絡みは、
スコアを確認しながら勉強しているつもり。
とはいえ、やはりどうしてもヴァイオリンの練習に時間を取られて、
勉強が足りていないのが現状。
だから、本番で、途中数え間違えて、早く出てしまったりしました。
伴奏者さんがプロでいらっしゃるから、
何事もなかったように音楽が流れましたけど。
勉強しなければならないことは山ほどあるし、
減ることはない。
逆にどんどん増えていきます。
日本で生まれ育ち、小さい頃から英才教育を受けてきた子達に比べて、
パリや上海で、フランス式、ロシア式の教育を受けてきた娘は、
これまでの練習量が圧倒的に少ないし、いろいろ遅れています。
ロシア人の先生は、そんなに急いで大人の曲をやる必要がないと言っていらした。
日本は違う。
小学生でも、弾ける子には弾かせる。
娘は、今通っている音大付属高校を受験するまで、
いわゆる学生用のコンチェルトはいくつもこなしてきたけど、
超絶技巧を含む正真正銘のコンチェルトには挑戦させてもらえなかった。
ようやく許されたコンチェルトが、音大付属高校の受験課題曲だったというわけです。
本当に遅い。
でも、ロシア人の先生が、音程に特に厳しく目を光らせながら、
基礎をしっかり固めてくださっていたおかげで、
無事受験をクリアすることができました。
そして今は、超絶技巧を何よりも得意とされるK先生に師事し、
毎回、身の丈以上の難曲を与えられて、
四苦八苦しながらなんとか制限時間内に仕上げているといった感じ。
その繰り返しです。
遅れている分、一つ曲を終えると、大きく前進します。
今回の発表会で弾いた曲は、9月の実技試験でもう一度挑戦します。
どれだけ進歩した演奏ができるか楽しみです。
あ、でも、実技試験は聴けないんだった。
残念。
発表会を無事終え、次なる曲はもうとっくに決まっています。
月曜日から、早速練習を開始しました。
ヴィエニアフスキーのポロネーズ1番。
制限時間は、7月末に予定されているK先生のサマーセミナー。
そこでまたプチ発表会が行われます。
発表会は、先生のお住まいがある二子玉川にて行われました。
帰りに、La Terre saison のシュークリームを買いました。

シュークリーム好きの私。
これはかなりかなりかなり美味しかった!
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