すっかり秋めいた気候のもと、今年もやってきました高校生活最後の大会、選手権大会予選がここ埼玉でも本日幕を開けました。久しぶりの武南の観戦をすごく楽しみにしていました。なにしろプリンスリーグの最終節(7月13日)を観戦してからですから本当にご無沙汰です。おそらく夏にこの大会に標準を合わせ過酷な練習・合宿がが繰り返されてきたと思います。その成果を発揮する予選リーグの初戦の相手は、因縁深き国際学院。先取点を許す危ない試合展開でしたがなんとか踏ん張ることができました。
あぶないあぶない・・・
◆埼玉県高校サッカー選手権2次予選リーグ第1日 | ||||||
日時:平成20年10月 5日(日) 14:30 会場:浦和東高校グラウンド | ||||||
武南高校 |
2 |
0 |
前半 |
1 |
1 |
国際学院高校 |
2 |
後半 |
0 |
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得点 |
前半17分 |
14井上大壽(国際) |
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後半14分 |
2馬場敦大(武南) |
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後半19分 |
6石井源大(武南) |
<<武南start>> 10岡部 13藤井 8甲田 9谷川 6石井 16細谷 4斉藤 2馬場 15石田 21南原 1丸山 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 交替 後半25分 9谷川→ 7清水(武南)
序盤。
ボールポゼッションは武南が6割強方支配していたと思う。
前半は主に左サイドを基点に国際サイドに攻め込んでいた。
特に甲田と斉藤のコンビネーションが素晴らしく、効果的な斉藤のオーバラップで決定的なクロスを演出する。
しかし、運動量豊富な国際学院の頑張りの前にペナルティエリアまでは割らしてくれない。
逆に絶対に許してはいけない先取点を与えてしまう。
前半17分
国際学院 武南DFのなんでもないボディチェックがファールを与えてしまう。
ゴール左45度のフリーキック。ニアに構えていた井上大壽のヘッドにドンピシャ。
ゴール中央上に豪快なヘッドがGKの指を掠めネットを揺らす。
その後、武南も反撃に移るがこれといったチャンスもないままに前半を終える。
後半。
武南の選手の動きが明らかに変わってきた。
中盤でボールを奪われても、がむしゃらに取り返しにいく泥臭いプレーが出てきた。
最後までボールを追い続ける諦めない気迫溢れるプレー。
後半も甲田の観客を魅了する溜息がでるようなテクニックが随所で見られる。
運動量では、藤井、岡部、甲田、馬場が特に目立って頑張っていたと思います。
後半14分
武南 ゴール中央から甲田が突破を試みる。
ペナルティエリアやや外で相手ディフェンスのファールを受けFKのチャンスを得る。
これを、馬場敦大が目の覚めるシュートがサイドネットに突き刺さりやっと同点に。
後半19分
武南、カウンターから右サイド馬場からの決定的なスルーパスが岡部に通る。
ゴールに突進する岡部に国際DFは堪らず倒してしまいPKを奪取。
このPKを石井源大が長い間合いをとってから慎重に豪快に右サイドに決める。
半終了間際には、粘る国際学院にゴール前フリーで打たれたシュートがポストに助けられるという幸運にも恵まれた。
今思い返しても、「どうして外したんだろう」と不思議でならないくらいのごっつあんゴールだったのだ。
何はともあれ、予選リーグ最大の難関と思われた国際学院戦を勝ち点3で乗り切ったのは非常に大きい。
決勝トーナメント進出に向け、「一抜け」に大きく前進しました。
しかし、油断大敵。
今一度ふんどしを締め直して完璧な試合内容で勝ち進んでいってもらいたい。
今日は気迫の勝利だったと思う。
◆対戦成績表
Group-F | 武 南 | 滑川総合 | 花咲徳栄 | 国際学院 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 |
武 南 | 10/12 14:30 | 10/11 14:30 | ○ 2-1 | 3 | 2 | 1 | +1 | 2 | |
滑川総合 | 浦和東G | ● 0-2 | 10/11 12:30 | 0 | 0 | 2 | -2 | 4 | |
花咲徳栄 | 浦和東G | ○ 2-0 | 10/12 14:30 | 3 | 2 | 0 | +2 | 1 | |
国際学院 | ● 1-2 | 正智深谷G | 正智深谷G | 0 | 1 | 2 | -1 | 3 |
◆スケジュール 第1日 2008.10. 5(日) 14:30 浦和東高校G 武南 2-1 国際学院 第2日 2008.10.11(土) 14:30 浦和東高校G 武南 vs 花咲徳栄 第3日 2008.10.12(日) 14:30 浦和東高校G 武南 vs 滑川総合