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トリノ五輪 ~雑感~

2006-02-26 16:34:33 | オリンピック
◆女子モーグル
  愛子ちゃん、エアは完璧だったけど、ターンに力強さが見られない。
  3D「コークスクリュー720」に力を入れすぎたかな。
  里谷は、ターンはいいんだが エアの着地で涙を飲んだ。

  採点基準もジャンプ(エア)は、エアリアル競技にお任せして、
  ターンとスピードにもっと重きをおいて欲しいのだが。


◆スノーボードハーフパイプ
  国母、童夢、メロと惨敗。
  W杯優勝と言っても、アメリカなどのプロが出場していないなんて、
  トリノが始まって初めて知りました。
  その事を殆ど報道せずに、期待を持たせたマスコミも悪いよ。


◆スキージャンプ
  いつも話題の中心は、人気者の原田。ノーマルヒル失格という大失態。
  おかげで日本チームの士気が上らず惨敗。
  原田が目立っているうちは、日本ジャンプの将来は暗いと思うけど。  


◆スピードスケート
  34歳で4位は素晴らしい岡崎朋美、すんごく、たくましく見えました。
  加藤条治、清水宏保とも実績があるのに結果が出なかったのは、
  やはりメンタルな部分が滑りに影響するのだろうか。

  デービス(米国)
  意外な感じがするが、冬季五輪で初めて黒人選手が金メダルを獲得。
  黒人アスリートといえば、抜群の運動能力を生かした陸上、バスケット、野球でお馴染み。
  ウィンタースポーツ、ゴルフ、そして水泳には殆ど黒人選手はいない。
  残念ながら未だに貧困と人種差別という厳しい現実がある。


◆カーリング
  五輪の時しかお目にかかれないが、今年も感動を与えてくれた女子カーリング。
  全員が北海道出身だが「チーム青森」。
  でも選手が青森県の代表として誇りをもってプレーしているし、
  青森県民もおらが村の代表という気持ちで、一所懸命応援してくれているのが微笑ましい。

  余談だが
    「何かちょっと練習すれば五輪に出られそう」
  と思うのは、やはり素人考えなんだろうか。


◆クロスカントリー
  福田修子、夏見円 今大会注目の美人選手。
  福田はリレーの1走でトップとなる快挙で、ヨーロッパ人を驚かせた。
  夏見がスプリントで接戦になった時、他国の2選手が転倒したのを見て、NHKのアナウンサーが
    「よし、やった」
  と言うのを聞いた時には、 何だかなぁ~ と思ってしまった。


◆エアリアル
  スキー競技で中国初の金。
  優勝した選手は元、中国雑技団出身だという。
  エアリアルならスキー経験があまりなくても関係なさそう。
  しばらくは中国の黄金時代が続く予感。雑技団にはとても敵いそうもない。


◆フィギュアスケート
  荒川静香が金メダル、村主章枝が4位と大健闘。
  荒川は美人で、華やかなので欧米の観客にはウケがいい。
  演技も今回は抜群の出来で、観客のスタンディングオべレーションを受けた。
  村主は昨年の全日本選手権の滑りとは違い、小ぢんまりとしていた。
  ミキティは4回転ジャンプが重い足枷となってしまった。
  それを煽ったマスコミと国民に責任の一端はあり(自分も含めてだけど)


◆アルペンスキー
  「ビッグマウス」の佐々木明。ヨーロッパにはファンクラブまであるそうだ。
  今までの日本人には全くいなかったタイプ。
  世界で俺が一番スキーがうまいと豪語して止まない。
  そんな馬鹿でお調子者のアキラが実は大好き。
  しかし、大回転・回転とも途中棄権。



-----番外編

◆スノーボード女子クロス
  ジャコベリス(米国)
  独走態勢に入り、金が確実になった時 「カッコツケテ」 ジャンプを失敗。
  後ろから来た選手に追い抜かれ銀。
  笑った人も実は 「思い当たる節」 があった人も多かったはず。

    「他人の振りみて、我が振り直せ」

            気を付けねば。