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日本語の不思議な意味と表現力『心が豊かになる日本の美しい言葉の由来』

2022-02-10 07:37:38 | 人生を「生かす」には
言葉の由来というよりも古来からの意味合い(日本人・日本語の感情)を表現している書籍。その中でも日本固有のもので言うならば鳥虫の音を「声」と言う表現、相手を思う「思いやり」表現など、ここには無いが日本語に多い「オノマトペ」の変化は若い人が略語と共に多く使い始めていることに興味深い。
例「ジワる」ジワジワと笑うなど
『心が豊かになる日本の美しい言葉の由来』高橋こうじ
「概要」言葉の由来を知ると、何気ない一語が輝きだす
ー縞:島が模様として縞になった(染物の織物は東南アジア・中国南部・インドから由来)
    異なる色が平行線をなす・南の島からやってきた
ため息:「溜める」の語幹、「吐く息」留めた息を吐く情景や心境が人々の心に深く刻まれた
ー舞う:「踊る」との違い まうはすり足で移動するが踊りは飛び跳ねる上限運動が主
炊き立て:出来立ての「たて」は立つ、直後という意味につながる 美味しく感じる
ー打ち合わせ:全員の心が1つになる・合わせること
ーしおり:枝折ると言う 目印
にせもの:似せものが偽物になる
ー湯:外国語は熱い水という表現 温泉からの由来(水を沸かさない)
ー静か:日本の静かは心の表現につながる
ー「いただきます」と「ご馳走様」は感謝の言葉 ご馳走を用意してくれた人への言葉
イライラ:植物の「イラクサ・刺草」で棘があるもの
凛々しい:ラ行の言葉は漢語か外来語が多い らりるれろは大和言葉には言い難い
ー日向:「なた」方向 「あ」がつくとあなた 「ど」がつくとどなた
ー声:日本は鳥虫の音も「声」という 外国ではChirp Noiseという音と表現する
ーおひとつ:おひとつどうぞ 「お」で気持ちが伝わる
お開き:「お開きにしましょう」そのままの幸福感を外に広げるという意味
ー和える:料理に使うと美味しく聞こえる
ー桃:まみむめもがつく果物は甘みの感覚
ーうやむや:有耶無耶の漢語 「あるかないか」
ーふんわり:「ん」は留めを作る
ー「行ってきます」と「行ってらっしゃい」ここに帰るを確認する言葉、見送る敬語
ーみずみずしい:命・潤い・美しいを省いて使った
ー心なし:錯覚の可能性・「心なし~だ」錯覚をどう扱うべきかというときの言葉
「すみません」と「ごめんなさい」気が済まない に対して謝罪する言葉
ー気配り:心のありよう・平等に接しよう
ー労う:願う 心を慰め 安らかにする 時として失敗した後に使う言葉



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