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スポーツから得る「男の強さ」とは『勇気の季節』

2021-07-28 07:45:25 | ミステリー小説から見えるもの
男子は誰もが「強い男」に成りたいと思う。だが強いと言う意味は喧嘩のためのボクシングそのものではなく「我慢強く、いざという時誰かを守る時の技」だと悟った事で人生哲学を学んだ。素晴らしい発見と学びはどんなスポーツでもあるし「忍耐強さと守るべきものを知る事」は人生の成長に大きく影響したとさえ思える。
『目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない、自分に期待することではじめて物事は可能になる』マイケル・ジョーダン
『勇気の季節』ロバート・B・パーカー
「概要」15歳のテリーは母親と二人暮らし。同い年のガールフレンド、アビーとの仲は良好なものの、なかなか大人の関係に進展しないのが悩ましい。テリーがアビー以外で目下夢中なのは、黒人トレーナー、ジョージに教わるボクシングだ。まだ始めたばかりだけれど、ジョージのように強くなることを夢見てトレーニングに励んでいる。そんなある日、テリーと同じハイスクールに通うジェイソンという少年が浜辺で死体となって見つかった。学校はそれをステロイドの乱用からくる自殺だと説明した。だが、おとなしくてスポーツもしないジェイソンがそんなものを使っていたとは信じられない。テリーとアビー、そして仲間たちは学校と町にはびこる陰謀を探りはじめた…スペンサー・シリーズの巨匠が少年のまなざしを通じて熱く温かく描く、愛と友情、そして勇気の物語。
父親のいない同じ男の子同士(テリーとジェイソン)の友情が事件の解決していく。父親がいないことでテリーは「強い男」以上に多くの人生哲学をボクシングのトレーナー、ジョージから学んだ。 それは「我慢強く、腹を据えること」、それにボクシングは喧嘩に強くなるためではなく「いざと言うときの防衛、誰かを守る為」と知った事だと思う。



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