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70歳からの遊び心を持った人生『老後論』

2024-02-25 17:05:58 | 人生を「生かす」には
@70歳以降の人生におけるテリー伊藤氏の見解は、「おばさん力」を見習い、図々しく人目を気にせず、好奇心を持ちポジティブに楽しく遊び心を忘れず過ごすことを提唱している。また、キレそうになった時には少し我慢することや新たな発想「自由研究」を掲げてやり抜いてみることが人生に悔いを残さない一つの方法だと述べている。これは、年齢を重ねた人々が自由に新しいことにチャレンジし、楽しみながら生活することの重要性を強調しているものだ。
『老後論』テリー伊藤
「概要」団塊の世代よ、“アイツやっとクタバッタか……”という生き方をしてほしい それなりにいい思いもしてきて、これ以上何を求めるというのか。年をとっても幸せでいたいと考えるのは保身の始まり。
老いの現実を受け入れて、最後の直線を自分らしく走るヒントが詰まった一冊! 先輩たちの生き様を見て、どんな環境に置かれても人は堂々と生きることが必要だと思い知りました。たしかに70歳はまだ若造かもしれませんし、いつか80、90になったときの自分自身に「お前のあのときの本ってぬるいな」と言うかもしれません。でも今、70の感性を信じて思いの丈を込めました。
ー70代を過ぎると病気を含めた肉体的な衰えの壁が訪れ、その時にどういう精神力でいられるか
「どう生きれば良いのか」を教わる
・長嶋茂雄:「ゆっくり歩く」気遣い
・大林宣彦:「ゆっくり歩く」周りの景色が違って見える
・石原慎太郎:「ちょっと見に行こうかな」堂々とゆっくり歩く姿
ー老人のアドバンテージ
老いてわかる感性(若い時と違った感性がある)を大事に
「おばさん力」(図太く人目も気にせずやりたいことをやる)を身につけ背伸びしない
・マンネリから堂々と手抜きをしてみる(何度でもやってみる)
格好悪いことを恐れなくなる(言葉・行動)ポジティブに考える方が人生楽しい
ー第2の人生なんて作らなくていい
関心(好奇心)あることに楽しく打ち込めることを探し、遊び心を忘れないこと
・同世代のライバルを意識して負けないようにする(俳優・タレント)
・自分のキャッチコピーをつけて演出する
・自分の強みを知ることで達人を目指す
・気分が盛り上がる企画をたて自らがプロデュースする
・老人ホームは人に振り回される環境の方が良い
・物事に鈍感になり細かいことを(音・言葉・造作・仕草)気にしないこと=老人の武器
ー孤独や死なんて当たり前
・年老いた不安なんて取るに足らない(世間の災害・被害・事件等を思い浮かべる)老人の病気
自分のボケを心配する前に家族がボケた時どうするかが大事(妻・夫への取説)
ー老いれば心は成熟するか
・やり残したしたことがないように、後悔しないようにバランス感覚を持って
・「謙虚は美徳」自分の隠してまで生きようとしない・「話す力」より「聞く力」をつける
「キレやすい」はカッとなった時、その後6秒をやり過ごす(アンガーマネージメント)
・死ぬ前の宿題「自由研究」を創作してみる
・時代とともに感性が変わることを知ること(若者と年寄りの味覚差・変化)
・ブレない人生を貫く


窃盗・詐欺事件等が激増する要因、前年比17%増の70万3351件

2024-02-25 12:20:23 |  社会の歪みと偏見
『2023年の刑法犯認知件数は70万3351件だった。自転車盗や傷害などの街頭犯罪が24万3987件に上り、前年から2割増えた』警視庁データ。富に詐欺まがいの事件が多発しており、大阪は7年連続の一位となる犯罪の多発地域となっていることに驚愕する。やはり地域的に中小企業が多く、賃金が上がらない不景気のせい(無経済政策効果)ではないのかと疑問を持つのは誤った見方だろうか。



起業者への感動実話映画『Bank Of Dave』⭐️4.5

2024-02-25 07:45:48 | 映画から見える世の中の動き
@この映画は規制概念を打ち破り新たなことに立ち向かおうとする起業家の姿だ。どこにでもいるような頑固者が新たなことを捻り潰そうと、既得権を行使する権力者の愚かな行動に対する映画だ。日本にも多くの政治家上りの権力者が既得権を守るために中小含め起業家を潰す姿はよく聞く。権力者たちは自らの不正には目を瞑り、法的な手が回らないようにするのも上手い。それは「金と権力」があるからだ。
映画にある銀行の資本金集めのアイデアには感服する。小さな街の地元で著名なアーティストのコンサートを企画、チケットが資金源になり盛大なイベントにしたのだ。多くの人々が助けあう心に感動する実話の映画だ。
『Bank of Dave』2023年作
バーンリーという小さな街の労働者階級から自力で億万長者になった男が、150年ぶりに英国でコミュニティ銀行を設立するために如何に奮闘したかを描いた実話物語である。最も貧相な町になり、人気者のデイブ・フィッシュウィック(ロリー・キニア)は、顧客や地元企業に割引金利でお金を貸し始め、地元の企業に資金を提供する小さな地元銀行を設立しようとするがロンドンの金融機関関係者が許可しようとしない。