@人の出逢いと別れ次第で人の運命は大きく変わる。姉はその最悪の選択から帰らぬ人となり、残された家族も悲しにみ包まれてしまう。だが、その姉の良き日の人生を綴った小説と更に姉が残した1通の手紙、卒業挨拶文は遺された家族と元恋人に生きる力を与えたのは感動的だ。 今後も、別れに遺すもの、本人の筆跡と心境を謳う手紙は遺された家族にとってはやはりとても貴重なものとなる。
『ラストレター』
亡くなった姉と間違えられた妹が当時の初恋の男性と文通することになる。男性は姉の妹だと知っていたが、次の小説の題材にと昔の「恋人」(姉)の史跡を辿るようになる。 そして偶然にも姉の娘達(二人姉妹)と会う事で娘達も過去の疑問が分かり始める。